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取材特集 川村小学校  
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川村小学校

 
 

英語教育とアフタースクール・セミナー(A・S)

今年創立90年を迎えた川村学園。時代とともにたゆまず歩み、感謝の心と社会奉仕の精神を備えた女性の育成に力を注いできました。

川村小学校では、「感謝の心」を大切にして心と体と頭をきたえ、未来に輝いて生きる女性の育成をめざしています。

授業では基礎学力の定着を徹底し、さらに応用力の向上を図ります。画一的教育を排し、創意ある授業を実践。21世紀の社会に求められる力を養っています。
その一つとして、川村小学校では英語教育を重視。将来英語で積極的にコミュニケーションできるよう、6年間で基礎をしっかりと身につけさせます。

また学校では、放課後にアフタースクール・セミナー(A・S)を展開。子どもの個性や創造性を伸ばし、豊かな教養、健やかな体を培うためのサポートを行っています。

今回、英語の授業とアフタースクール・セミナーを取材しました。

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英語教育

英語の授業は1年生より週2時間実施。うち1時間はネイティブ教員と日本人教員とのティームティーチングを行っています。
日本人は英語の専科教員です。
授業は基本的にすべて英語で進め、低学年は歌やゲームなどを通して英語のリズムや音声に慣れ親しみます。

学年が進むにつれ、早口言葉や物語を音読したりして多くの英語に触れ、聞いて理解する力、自分の考えを表現する力を養います。
「読む」「書く」技能も段階を追って高めていきます。

4年生から希望者対象に英検指導も開始しています。
隔週土曜日放課後に講座を開講。級別の講座で、中高生といっしょに学びます。

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小学校6年生の英語の授業

〜早口言葉の練習からスタート

ネイティブ教員と日本人教員とのティームティーチングによる授業は基本的に英語で進められ、文法の説明は日本語で行われます。
授業の始めは早口言葉の練習。黒板に書かれた例文を、ネイティブの先生に習って全員で声に出して読みます。リズミカルに速いテンポで、先生と子どもたち全員が交互に繰り返し読んでいきます。
cuts the cake
counts cookies

かなり早いテンポですが、みんな慣れていて上手。発音もきれいです。これが授業のウォーミングアップにもなります。

〜ペアゲームで意味を当てる

次に隣の友だちとペアになってゲーム。机の上に開いたテキストには、いろいろな絵が描かれています。ネイティブの先生がどれか一つを選び短く説明するので、それを聞き取って自分たちのテキストの絵を指さします。先に見つけたほうが勝ち。

子どもたちは驚くほど意欲的で楽しそう。みんなでワイワイと取り組みます。「ゲーム」と「言語」の組み合わせにより、聞いて理解する力が自然に身についていくことがわかります。
このゲームを何度か繰り返してから、次の学習へと進みます。

〜ティームティーチングによる会話・物語の音読

今度は先生二人による会話と、ネイティブの先生による物語の音読。どちらも言葉を区切ってゆっくりと話し、子どもたちはそれを聞き取ります。
「何の物語ですか。日本語で答えていいですよ」と英語で質問されると、「はだかの王様」と数人の子どもが答えます。先生はうなずき、
「はだかの王様について、だれか日本語で話してください」
先生の質問に、子どもたちは積極的に答えます。

閉じていた教科書を開き、みんなで「はだかの王様」を音読します。教科書は挿絵が多く、その間に英文が書かれていて読みやすく、ストーリーも追いやすくなっています。

次に、先生は指名したり、挙手させたりしながら、一文一文を子どもに訳させます。英文には否定文も出てきますが、子どもたちはすべての英文を訳すことができました。

〜haveの学習

ネイティブの先生が教えている間に、日本人の先生が英文を板書します。
先に行われたティームティーチングによる会話の一文や、「はだかの王様」からいくつかの英文が書き出され“have”“has”に下線が引かれています。
I have a small worm.
It has a white body.
I have a new robe.
Our king has a new robe.
He has a nice robe.

日本人の先生が“have”について教えます。意味と文法を、的を絞ってゆっくりとわかりやすく説明。文法については、“have”と“has”で形が変わること、発音をしっかりと分けておくことを教え「中学になるとまた習います」と付け加えました。
日本人の先生が教える間、ネイティブの先生は補助にまわり、個々の子どもをサポートします。

〜ノートをとる時間も確保

子どもたちは英語専用の横ケイの入ったノートに板書を写します。ノートをとる時間は十分に与えられます。「教科書に書き込んでもいいのですよ。自分の好きなようにね」と日本人の先生。
やがて日本人の先生は「ノートを書いている人は、まだそのまま書いていいですよ。終わった人はクイズに答えましょう」

ネイティブの先生が教室内にある物について“have”を使って表すので、それを当てます。ちょっと難しいクイズ。正解を答えた子どもを、先生は大いに誉めました。

45分の授業時間もあとわずか。残りの時間で教科書の会話文をみんなで音読。長めの会話文ですが、よく読めていました。

〜質が高くメリハリある授業・子どもの意欲も高い

授業はメリハリがあり、話す・聞く・音読・書く、それぞれの学習が45分のなかでバランスよく行われます。教える内容は精選され、質の高い授業でした。子どもの活動を多く取り入れながら、集中をとぎらせることなく進められていたのも印象的です。

高学年の英語は中学での英語学習を意識した指導が行われており、学習レベルもかなり進んでいることがわかります。ノートを取る時間も十分確保されていました。

子どもたちの学ぶ意欲も高く、真面目に授業に取り組んでいます。語学習得に最も大切と言われる積極性や活発さが、授業態度にはっきりと現れていました。

もう一つ印象に残ったのは教室の形です。黒板に対して縦長のスペースの教室が一般的ですが、川村小学校では、黒板に向かって横長の教室です。理由を学校に聞いてみると、「すべての子どもたちができるだけ黒板に近いように横長にした」とのこと。その分黒板がよく見えるし、授業に集中しやすくなります。先生の目も後ろまで行き届きやすくなります。

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英語科専科教諭のお話

英語の授業は1年生より週2時間実施。うち1時間はネイティブ教員と日本人教員とのティームティーチングを行っています。日本人は英語の専科教員です。小さな子どもが言葉を習得するのと同じように、「話す・聞く・読む・書く」すべての言語活動を行います。「言語」として総合的に学んでほしいので、「会話」だけを別の授業で教えることはしません。

現在6年生は、中学2〜3年生レベルの英語を学んでいるところです。否定文はもちろん、比較級も教えています。過去形も学んでいます。

文法は中学に入ってから学ぶので、小学校では英語を自然に話せるように指導します。すると否定文や過去形の表現も自然に学べます。
高学年は日本語に訳す練習もします。英文を読んで意味を考えるのではなく、英語を耳から入れて、意味をつかめるようにする。これも小さな子の言語習得のやり方と同じですね。本校の児童はリスニング力が大きく養われます。

発話も早口言葉などでトレーニングし、英語での発表も行います。夏休みの旅行や修学旅行の思い出を英語で発表しています。

子どもたちは英語が大好きです。授業はゲームの要素を入れ、アクティビティーを多く取り入れながら学んでいく。それによって楽しく、自然に理解することができます。
たとえば比較級では「東京タワーとスカイツリーはどっちが高い?」といったクイズを出し、子どもたちが黒板に書き込んだりします。みんな楽しそうに乗ってきますよ。

英語の習得は、基本的に学年に関係ありません。本校では先取り教育ではなく、子どもの状況を見ながら自然に身につけさせていく。それが英語教育の方針です。

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アフタースクール・セミナー(A・S)

〜歴史ある文化教室が再出発

川村学園では、戦後から子ども対象の「川村文化教室」を開いてきました。茶道、華道、図工、英語、国語など、まさに現在のアフタースクールの先駆けともいえる子どものための教養・学習講座です。

「川村文化教室」は一時中断を経て、現在A・Sとしてさらに充実して再出発。
各年齢の発達段階を考慮し、楽しく学べるよう内容に工夫を凝らしています。放課後、校内でそのまま受講でき安全・安心です。専門の講師が本格的に教え、受講料も外部教室に比べて低額であるため、ご家庭に好評です。

〜講座・曜日など

講座
図画工作・体操・水泳・英語・華道・茶道

対象学年
講座ごとに設定。たとえば図画工作は1年生・2年生は学年別、3〜6年生は合同。体操と水泳は1〜3年生対象で、3学年合同。講座ごとに募集人数を定めています。

曜日
火曜〜金曜まで毎日実施。曜日によって科目が異なるため、いろいろな講座を受けることができます。

時間
放課後2:20開始。1〜3年生は基本的に3:20終了。4〜6年生は3:20開始、4:20終了。

受講料(月額・教材費込)
華道 9,000円
茶道 7,200円
それ以外の科目は5,600円〜6,300円
受講料は3期に分けて納入。

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A・S等 放課後の活動について

〜利用状況

近年、両親とも仕事を持っている家庭が増加する傾向にあり、本校でもそうしたご家庭が一般的になりつつあります。そのためだけではないかもしれませんがA・Sのニーズも高く、多くの子どもが参加しています。
人気の科目は体育系。水泳は本校の25m温水プールで行います。プールは床が可動式。プール監視員が2名常駐です。赤外線サウナ、ドライヤー専用室などが完備しています。

図画工作も人気があります。本校では窯を持っており、A・Sでは陶芸も行っています。
また華道を習っている子どもは、生けたお花を持ち帰り、家でも生けて見せたりするので、ご家庭の方に喜ばれています。

本校ではA・Sのほかにも、さまざまな活動を行っています。子どもたちはより一層学校生活が充実しています。

〜A・S以外にも放課後の活動が豊富

月曜日は学校開放日です。放課後4:00まで学校を開放し、楽しく有意義な活動を行っています。参加は自由です。
授業の終了時間が早い低学年は、まず勉強の時間を設け、宿題などをやります。そのあとは図書室で読書や読み聞かせ。子どもたちは図書室が大好きです。フリールームで自由に遊ぶこともできます。

続いては全学年合同。中・高学年の授業が終わり、低学年と合流します。外遊びや体育館での活動、図書室で読書、DVD鑑賞……みんな好きなことをして楽しみます。

木曜日は必修クラブの日。4年生以上が参加します。種類も豊富で、アウトドアスポーツ、インドアスポーツ、英語、科学、パソコン、美術、演劇、マンガ・イラスト、書道など15クラブが活動しています。

水曜日は川村中学校・高等学校の部活に参加できる日です。4年生以上の子どもが中高生の先輩といっしょに活動できます。

このほか有志による鶴友会ブラスバンド・バトン隊・合唱隊も活動しています。

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A・S 華道・茶道を取材しました

〜華道

華道・茶道も人気があり、多くの児童が参加しています。
華道は草月流で、3年生教室と、4〜6年生合同教室を展開。今回は3年生教室を見せてもらいました。
3年生は季節感あるフラワーアレンジメントを中心に、植物に慣れ親しみます。

ちょうど1学期の最後の教室。これまで季節ごとのさまざまな花を生けてきました。今日はまとめの日として、季節の花を自由に生けるという課題が出されています。
黒板には今日の花が書かれています。
カーネーション
アルストロメリア
ヒペリカム
ナルコユリ

子どもたちはそれぞれハサミを手に、生き生きと夢中で取り組んでいます。ハサミの使い方も慣れ、上手に水切りします。
一人の児童に「ハサミの使い方が上手ですね」と声をかけると、
「3年生で初めてやったの。1、2年生はやらない」
とハキハキと答えてくれました。

2名の講師が子ども一人ひとりにアドバイスをして回ります。「ほとんどの子どもが初めて華道を経験します。みんな熱心ですよ」と先生は教室全体を眺めながら言います。そこにはバランスを見ながら自分のセンスで美しく花を生ける子どもたちの姿がありました。

〜茶道

茶道は裏千家で、華道と同じく3年生教室と、4〜6年生合同教室を展開。作法室で行われる3年生教室を見せてもらいました。

稽古は「礼」にはじまり、茶道の基本を学ぶ「小習(こならい)」など段階を追って裏千家の作法を教えます。床の間に掛け物と花を飾り、季節のお菓子をいただくなど、日本文化を学ぶ機会にもなっています。

この日の教室では、子どもたちはお客さまを迎えお茶を点てる人と、お茶をいただくお客さまの両方に分かれて学びます。



まずお菓子を運び、次にお茶をふるまいます。先生から畳の歩き方やあいさつを教わりながら、お菓子、お茶それぞれあいさつの口上を述べ、お客さまもそれに答えます。

緊張感のなかで真剣に稽古をする子どもたち。背筋を伸ばして正座する姿は美しく、和室での作法の基本が身についています。

 

お客さま役の子どもは和菓子を懐紙に載せ、菓子切りで上手に切って口へ運びます。今日は練り切りの「朝露」。初夏の和菓子です。
「お味はいかがですか」と一人の子どもにそっと聞いてみると、
「おいしいです」と大人のように上品な口調で答えます。
となりの子どもが「お菓子は季節によって変わります」と教えてくれました。
一方、お茶の点て方を習う子どもたちも、先生に質問するなど熱心なようすが見られました。




和服姿の2人の講師は川村学園のOG。大先輩は次のように話します。「子どもたちには、床の間に飾ってあるお花の見方や和菓子のことなど日本の文化も教えます。今は家庭でもあまり和菓子を食べませんね。教室では目白の老舗から取り寄せた季節の和菓子をいただきます」

教室が終わったとき、子どもに感想を聞いてみました。みんな初めて茶道を習う子どもたちです。
「楽しい!」
「家ではできないことを学べます」
「私のうちではお茶の道具があるので、自分でやってみました」
子どもたちは活発に答えてくれました。

小さなころから華道・茶道という日本の伝統文化に触れることで、教養や立ち居振る舞い、豊かな感性など、人として大切なものが養われます。「教科以外の学び」の意義を、子どもたちの姿から改めて知らされました。川村小学校ではそうした教育を大事にしていることも、取材からよく伝わってきました。

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取材協力
川村小学校
〒171-0031 東京都豊島区目白2-22-3 地図
TEL  03-3984-8321(代) 03-3984-7707(入試広報室)  
FAX  03-3984-9131
URL  http://www.kawamura.ac.jp/syougaku/syou_index.html

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