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東京女学館小学校

 
 

東京女学館小学校の教育

〜国際社会で活躍する女性リーダーの育成をめざして〜

今年創立125周年を迎えた東京女学館。明治21年の創立以来、女子一貫教育のトップランナーとして歴史を刻んできました。日本女性への近代教育をめざした建学の精神は今日に受け継がれ、小学校では「国際社会で活躍する女性リーダーの育成」を目標に、21世紀に応じた教育を行っています。
その教育の特徴について、三原 徹 校長先生にお話をお伺いしました。

 

三原 徹 校長先生
三原 徹 校長先生
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教育目標について

東京女学館では、創立110周年の節目となった2000年に大きな教育改革を行い、伝統の継承とともに学校としてさらに発展するための新たな方向性を打ち出しました。
そのとき定めた教育目標が、「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」です。小学校から高校まで、この目標のもとに一貫した教育を行っています。
またこの目標を受け、小学校として「国際社会で活躍する女性リーダーの育成」を掲げています。

国際化の進んだ現代社会では、海外はもとより国内においても外国人と接する機会が多くなっています。近い将来、外国人とともに仕事をするという環境も広がるでしょう。異文化に触れる機会も増えます。どこの地で生活するかにかかわらず、だれもがオープンマインドでなくてはなりません。

こうした21世紀社会を生きる子どもたちの可能性を広げる意味で、「国際社会で活躍する女性リーダーの育成」を掲げ、そのための「よい子のめあて」として、児童向けに次の5つのめあてを定めています。

いつも明るく元気な子
よく考えくふうする子
心ゆたかなやさしい子
すすんで働きせきにんをもつ子
物をたいせつにする子

東京女学館小学校校舎
   
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インクルーシブリーダーシップに注目

「国際社会で活躍する女性リーダー」とはどのような女性か。女学館では「インクルーシブ(包括的)リーダーシップ」を備えた女性と考えます。
インクルーシブリーダーシップとは、課題をみんなで共有しながら解決する力のこと。周囲に気配りができ、自分の役割を責任をもって果たせる。そうしたインクルーシブリーダーシップこそ、日本女性に求められるものではないでしょうか。

本校の毎日の生活は、子どもが自分たちで考え、自分たちで分担し行動するのが基本です。行事や児童会活動、クラブ活動など、すべて子ども主体で行います。運動会は高学年が中心となって運営される。下級生もそれを見て学ぶ。女子校だから力仕事でもなんでも自分たちでやる。こうした生活のなかで、インクルーシブリーダーシップが養われます。

高学年になると、校外学習などでみんなを代表してあいさつする子をその場で指名しても、きちんとあいさつできます。日ごろからあいさつ係(日直)など全員がこなしているから、だれでもみんなの前で話すことができる。
児童委員(学級委員)や飼育委員、体育委員などの児童会活動も、基本的に立候補で委員を決めます。活発で自主的な活動がインクルーシブリーダーシップにつながっていきます。
みんなで協力しながら自分の役割をまっとうすることの大切さを学ばせたい。インクルーシブリーダーシップを備えた女性はリーダーにもなれるし、それを支える立場にもなれる。社会でも家庭でも大切な能力です。
授業風景
   
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東京女学館小学校の3つの教育「すずかけ」「つばさ」「国際理解」

教育の3つの柱として「すずかけ」「つばさ」「国際理解」があります。これも2000年の教育改革によって生まれたものです。本校の教育目標を具現化する教育プログラムとして、“日本人としてのアイデンティティ”“豊かな体験”“英語教育”――この3つの柱を掲げ、独自のプログラムを立ち上げました。

〜「すずかけ」で日本文化を学ぶ〜

「すずかけ」は日本の伝統文化を学ぶ授業です。日本の伝統的な作法や立ち居振る舞いを身につけ、師や目上の人を敬う心を養います。

「すずかけ」という名前は、校庭の高台に立つ樹齢100年を超えるすずかけの大木にちなんだものです。大正12年の関東大震災で虎の門の校舎が全焼し、御料地であった広尾の地に移転したとき、すでにこの樹は植わっていました。本校の歩みをずっと見守ってくれているすずかけこそ、日本の伝統文化を学ぶ授業の名にふさわしいと思います。

華道

着付け

「すずかけ」では茶道、華道、日本舞踊、着付け、邦楽(筝)、礼法(箸の使い方)、百人一首、座禅、昔の遊び、テーブルマナーなど多様なプログラムを、子どもたちは毎学年学びます。「昔の遊び」では、女学館を卒業した大先輩からあやとりやお手玉などを教えてもらいます。「座禅」は鎌倉の建長寺で体験します。6年生になると、自分で焼いた楽焼の茶碗を用いて、父母を呼んでお茶会を開くほど上達します。

子どものようすはふだんの授業とは全く違いますね。特別な緊張感でピシッと受けます。立ち居振る舞いも自然に身につけます。
「すずかけ」は道徳教育にも通じますが、道徳を理屈として頭で学ぶのではなく、心で学ぶことができます。


 

「すずかけ」での学びは、国際社会に生きるうえでも必ず役立つことでしょう。自国の文化や伝統への認識を持ち、外国の人たちに紹介できる人になってほしいと思います。


茶道

座禅


〜「つばさ」で自ら考え、自ら学ぶ〜

広い世界に向かって大きく羽ばたこう――そうした願いを込めて「つばさ」と命名しました。
この授業は体験学習と情報教育という2本の柱から成ります。教科の枠を超えて総合的に学び、自ら考え、自ら課題を解決する力を養います。

1・2年合同遠足

体験学習は遠足や社会見学、宿泊など充実しています。1〜2年生はいっしょに遠足に行き、縦割りグループで活動。2年生は1年生の面倒をみる責任があります。4〜5年生は日光へ3泊4日、5〜6年生はクラブ合宿として軽井沢へ……縦割りで交流しながら、つねに上の学年が下の学年を思いやります。

活動の内容を決めるのも子どもたちです。1〜2年生は遠足で葛西臨海公園へ行きますが、そこで何をするかはグループごとに話し合います。遊び道具も自分たちで好きなものを持ってきていい。
4〜5年生の日光での体験学習も、学校でいくつかのプログラムを用意しますが、どれを選ぶかは各々個人で決めます。


情報教育として、1年生からコンピュータリテラシーの基礎を学びます。コンピュータ教室で一人1台のパソコンを使い、情報専門の講師と担任とでティームティーチングによる授業を行います。

情報教育は教科と関連づけて学んでいきます。たとえば社会科の調べ学習と結びつけて情報の授業を行います。情報検索・収集・分析などを学び、自ら課題を解決するうえでコンピュータの活用力を養います。

コンピュータ教室

 

〜「国際理解」で豊かな国際性・語学力を養う〜

国際社会で活躍できる力を育成することが「国際理解」の授業のねらいです。
英語は1年生からクラスを2分割し、ネイティブの教員と日本人の教員が交互に担当します。時間数は1年生は週1時間、2年生以降は週2時間です。

ペルー大使館訪問

2年生は渋谷区にあるブリティッシュスクールと交流します。4年生はタイ大使館やペルー大使館を訪問し、国の文化や産業などについて、また大使館の役割について大使から話を聞きます。
5〜6年生は希望者を対象に国内・海外研修を実施しています。国内研修としては、夏休みに「千葉県立君津亀山青少年の家」にて君津イングリッシュキャンプを行います。毎年多くの児童が参加しますよ。

君津イングリッシュキャンプでは、日本語を話せない外国人の大学生と、日本語を話せる外国人学生、そして日本人の大学生を招いていっしょに寝泊まりするという、本校独自のユニークな英語学習を行います。子どもたちは楽しみながら英語漬けの生活を送り、英語への関心・意欲を高めています。


夏休みのオーストラリア・タスマニア研修も楽しく有意義な語学研修です。ホームステイしながらタスマニアの名門女子校の小学校6年生の子どもたちと交流し、授業もいっしょに受けます。
12日間のうちホームステイが4泊5日、ほかの日は調理もできるコンドミニアムに宿泊します。
現地に着いたら町探検です。部屋ごとのグループでスーパーに行き、食材を買ってコンドミニアムで自分たちで料理するなど、やはり子ども主体で、自ら体験し、楽しく生き生きと学ぶことを重視しています。

タスマニア研修


タスマニア研修

オーストラリア・タスマニア研修はホームステイの受け入れ人数が20人程度なので、参加者を絞らなくてはなりません。最終的に校長面接によって、1学期の早い時期に選定します。
参加が決まった児童は1学期かけて準備します。まず現地の学校で自己紹介するためのスピーチ原稿をつくる。家族のことや、自分の名前に使われている漢字の由来を調べたり、自分の学校のこと、日本の歴史・文化を調べたり……自分を振り返り、自分の国について考える。さらにそれを英文にし、暗記します。書道も教えるから、その練習もやる。


この海外研修も本校が独自に開発したプログラム。私たちの心のこもった手作りの海外研修です。参加した子どもは大きな自信をつけて帰ってきます。ホームステイ先の子どもとも仲良しになり、高校生になっても付き合いが続いていますよ。
今後は3・4年生も1日英語研修などができないか、検討しているところです。

タスマニア研修

   
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東京女学館小学校の校風

本校の子どもたちは元気です。運動会では「力いっぱいがんばろう」というスローガンを掲げていますが、これは物事を最後までやり遂げようという意識を育てるためです。子どもたちは生き生きと最後まで取り組みます。

文明開化の時代に創立した女学館は、西洋婦人と対等につきあえる女性の育成をめざしました。そこに新時代を生きる日本女性の姿を見出したのです。
子どもたちの姿を見ると、本校の建学の精神が今に受け継がれていることがわかります。

授業風景


運動会練習

学習への取り組みも積極的です。子どもたちは授業を楽しんで受けています。先生はいつも「間違えてもいい。恥ずかしくない」と教え、思いついたことを恐れず発言できる環境があります。秋に授業公開日を設けているので、ぜひご覧になっていただきたいですね。のびやかなクラスの雰囲気を感じてもらえると思います。

 

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クラス編成・専科制授業

1クラス40人、1学年2クラス編成です。40人はみんなが仲良くできる規模として適切と考えます。女学館の教育目標に沿って児童を募集しているので、元気で穏やかな、コミュニケーション力のある子どもが集まっています。勉強嫌いな子もいません。だから40人でもまとまりがあります。
クラス内では班行動が多く、だれとでも友だちになれるようメンバーも固定しません。教科ごと、給食ごとなどに度々入れ替えます。 クラス替えは3年生と5年生のときに行います。

授業は専科制を取り入れており、高学年では担任は社会科のみ教え、ほかの教科は専科の教員が担当します。中学年は国語・算数・社会は担任が、ほかは専科教員が教えます。低学年は国語・算数・生活が担任、ほかは専科教員が教えます。

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育てたい児童像・求める児童像

育てたい児童像とは、まさに「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性」です。国際社会で活躍する女性になり、男性と同じように活躍してほしい。また、結婚していい家庭を築ける女性になってほしいと思います。

求める児童像については、先にお話しした通り本校の子どもは元気で、穏やかさも備えています。これは学校が子どもに求める資質として大事にしているものです。入試の保護者面接で、家庭の方針やお子さんの育て方などについて尋ねますが、そのとき気をつけるのが本校の教育目標との一致です。
「高い品性を備えた女性」となるのにふさわしい資質とは、コミュニケーション力や思いやり、穏やかさなど。こうした資質をもった子どもを求めています。

また、授業を受けることのできる基本的な力も大切です。集中力があり、人の話が聞けること。今自分が何をしているのか、理解できること。
こうした力をつけるために、日ごろから親が子どもの話を、わが子の目を見てきちんと聞いてあげることが大事です。

最後に、本校が「よい子のめあて」として掲げる5つのめあてを、求める児童像にあてはめて受け止めていただけたらと思います。

東京女学館は、教育目標と教育実践がぴったりと一致している学校です。その意味で、本校の教育は理解しやすいと思います。どうぞご夫婦でわが子をどんな大人に育てたいか、よく話し合い、志望校をお選びください。

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取材協力
東京女学館小学校
〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-7-16 地図
TEL  03-3400-0987  FAX  03-3400-1018
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