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学校説明会レポート(2012年度)

※説明会には編集員および協力員(保護者)が参加しました。

東京学芸大学附属小金井小学校 
学校説明会 2011年9月23日(金・祝) 9:30〜

9:30、10:30、11:30〜と各30分間ずつ行われる第1回目の会に参加。
受付開始は30分前ということだったが、その前から待つ参加者の列ができていた。
学校案内・募集要項は、志願者1名につき1部配布。出願資格のない保護者には配布なし。
志願者の氏名・生年月日等を記入した受付カードと引き換え。
また、未成年者および小さな子どもを連れての入場は不可となっており、子連れで来校していた何組かの参加者は会場には入れず、外から説明を聞いていた。
上履き、靴袋、筆記用具持参。

■配布物
平成24年度学校案内・募集要項、入学願書、調査票、入学検定振込依頼書、入学願書提出用封筒、調査票返信用封筒等

【説明会の内容】
■飯田校長先生よりあいさつ

本校の教育目標は
・ 明るく思いやりのある子
・ 強くたくましい子
・ 深く考える子
小さな子どもでも分かりやすく書かれているので簡単すぎると思うかもしれない。
しかし3つの教育目標には深い意味が込められている。
強いリーダーシップの持てる大人になってほしいという願いを込めて、日々教育にいそしんでいる。

明るく思いやりのある子、強くたくましい子を育てる具体的な教育活動として、3年生から始まる山や海での校外宿泊生活(豊島修練会)がある。
親元から離れることによって自立心が芽生え、集団生活をすることを通じて自制心を養う。
林間学校で6年生では蓼科山に登り、臨海学校で5年生では500m、6年生では1kmの遠泳がある。上手くできる子は苦手な子を助けながら山に登ったり、泳いだりする。このような経験は社会に出てから助け合って、自分の能力を発揮してリーダーシップを取ることにつながるものと信じている。

本校はこのようなところなので、よくご理解のうえ、入学していただけたら幸い。

■学校紹介DVD
学校概要
教育目標
附属小学校の3つの使命(教育実習を行う・教育実践研究を行う・普通初等教育を行う)
校外宿泊生活について
小金井小学校の1年(入学式・宿泊生活・教育実習・運動会・展覧会・6年生を送る会・卒業式など)

■本校の特色と新1年生の募集について 副校長セキタ先生より
<本校の特色>
豊かな自然環境、教育熱心な教員をはじめ、さまざまな面で充実した教育環境を提供できると考えている。
教員養成大学の附属学校であるため、大学生や大学教員が毎日のように来校している。その点では、これから入学するお子さんたちにも、より良い教育のために一役かっていただくことになる。

本校は平成16年度から国立大学法人の附属学校として学校を運営。現在の一番の問題は資金面にある。そのため、本校ではなでしこ育成会という教育後援会の組織から寄付を受けている。
本校にご入学いただくと、皆様方にもなでしこ育成会に入会し、ご協力をお願いしている。

本校の主な特色は次の3点。
・ 教員養成を目的とした東京学芸大学の学生が教育実習を行うためにやって来る。
・ 日々の教育を通して、教育実践研究を行っている。
・ 3年生から6年生までの間に、合計23泊29日の校外宿泊生活がある。
 校外宿泊生活はセカンドスクールではなく、本校の教育目標を達成するために必要な
 極めて重要な行事と考えている。
 校外宿泊生活においては、保護者のご協力もお願いしている。

本校と附属小金井中学校との関係は、小中一貫校ではない。
7割程度の卒業生が附属小金井中学校へ入学しているが、基本的には別の学校。
6年生には他の中学校も進学先のひとつとして考えてもらっている。自分に合った進学先を選択し、合格に向けて努力している。

教育経費については、制服・制帽やランドセルの指定、また宿泊生活・行事など、特色ある教育を行っているため、公立の小学校とは違い一定の教育経費がかかる。
給食については給食室で作ったものを提供。給食費も賄っていただくことになる。

<入学調査について>
本校がお子さんに合った学校であるか、保護者のお考えに合った学校であるかを吟味していただきたいと考えている。

平成24年度の新1年生の募集児童数は105名。その中には、附属幼稚園からの合格者も含まれる。
出願資格は、本校が指定した通学区域内に願書提出時に保護者とともに居住している者。
通学区域は交通事情等により、毎年改定している。
その他の手続き、日程、注意事項については、募集要項の通り。

【所感】
30分という限られた時間のなかで、学校の特色となる附属小学校の使命や校外宿泊生活を中心に説明が行われていた。宿泊生活は教育目標を達成するために必要な大切な行事として捉えているとのことで、とても力を入れていることが伝わってきた。分かりやすい表現で掲げられた3つの教育目標に、実はとても深い意味が込められている。宿泊生活以外の学校生活では具体的にどのように取り組んでいるのかを、もう少し盛り込んでくれたらありがたいという気持ちが残った。
(編集員I)


東京学芸大学附属竹早小学校 
学校説明会
2011年9月10日(土) 14:00〜

当日9:30〜、11:30〜、14:00〜と計3回行なわれる説明会の最終の時間帯に参加。
小学校のランチルームにて開催。
20分前に開場となり、到着順から前に詰めて床に体育座り。
700名ほど収容できるという室内は、定刻にはほぼ満員となった。
カジュアルな服装の方が多く、紺色ワンピースやスーツ姿は2〜3割程度。
上履き、靴袋などの持参については、事前に学校HPにて指示あり。

■配布資料
なし

【説明会の内容】

■学校長からのあいさつ エビハラヨシノリ先生より
東京学芸大学には、幼稚園1・小学校4・中学校3・高等学校1・国際中等教育学校1・特別支援学校1、あわせて11の附属学校・園がある。
創立は1900年と、非常に歴史のある学校。

本校は一般の公立小学校と同様に義務教育機関として初等教育をほどこすことを任務としているが、教員養成大学の附属学校であるという立場柄、別の2つの使命がある。
1つが、教育学部の学生に教育実習の場として与え、学生の指導をすること。
もう1つが、初等教育の実践的・実験的研究を推進すること。
この2つの点が公立小学校と異なることを、理解していただきたい。

新入生の受け入れについては、本校を志願するお子さん全員に入学していただきたいところだが、例年志願者が募集人員を大幅に上回っている状況にあり、やむを得ず選抜を実施している。

竹早小の子どもたちは、非常にのびのびと素直に育っている印象。
教員一人ひとりが、子どもたちの自主性や人間性を大事にして教育を行っていることが功を奏しているためと考えている。
また、子どもたち同士がたいへん仲がよい。同学年、同クラスは当然ながら、異学年も非常に仲が良い。縦割り班活動を豊富に取り入れているためではないかと思っている。

このあと、各担当より話があるので、進学の参考にいていただきたい。

■東京学芸大学副学長理事 ハセガワタダシ先生より
国立大学附属小学校の役割は教員養成の実習校であることに加え、地域のモデル校としての教育を行っていく使命がある。
そのためには優れた教育を行っていくことが求められるが、公立学校と同じような環境で教育を行うという制限もある。
今年度から学習指導要領が改定され、小学校の教育が大きく変わった。今回の改訂の特色は、今まで改定のたびに縮小されてきた授業時間数が増加したこと。国際的な学習到達度調査において常に1位あるいは2位を占めていた日本の生徒の成績が、大幅に後退したためである。
また、基礎基本を重視してきめ細かい教育を行うとともに学校教育上の課題に適切に対応していくために、1年生の学級定員を35人以下にするという公立義務教育諸学校の学級編成および教職員定数の標準に関する法律が4月22日に施行され、4月1日に遡り改定された。
そのため、来年度からは学級定員を法律に従った35名以下にせざるを得なくなり、従来よりも入学定員を10名減らさなければならないことになった。定員を減らすことに対して不満があることは察するが、ご理解をいただきたい。

■本校の概要 副校長 田中一晃先生より
パワーポイントと画像を使って説明。
<性格と任務について>
教員養成を目的とする東京学芸大学の附属学校である本校は、大学と協力して先導的・開発的な教育研究を実験的に行なう、学生の教育実習の場を提供するという、独自の使命を担っている。この2点が一般の公立学校と大きく異なる点。
研究面では日本の教育のよりよい改善を目指し、使命感をもって日々活発に研究を行っている。
本校独自のカリキュラムで個性的な教育を行っている。
これらの点を、本校を志願するお子さんと保護者の方には正しく理解いただき、入学後には積極的にご協力を賜りたい。
また、竹早らしい独自の教育を推進していくために、今年中に文部科学省に対して教育特区としての教育課程特例校 の申請をする予定。

教育実習は、1年間で約2ヵ月間。期間中は各学級に数名の学生が配属され、学生が子どもたちと直接関わり、授業を担当する。
このような教育研究、教育実習は、プラス面だけではなく、子ども達へのマイナス影響も考えていかなければならない。教育内容に実験的な試みが多くなり、授業時間が不規則になりがちであり、教員の出張も少なくない。計算上では、小学校で過ごす6年間のうち、約1年間が教育実習の期間となり、学校全体がどうしても落ち着きを欠くことになる。
このようなことが、子どもにとっては大きな負担となる。教職員は十分に配慮していくが、ご家庭の理解と協力が必要不可欠。

私共のめざすところは、世間で言う進学校ではない。また、一般の公立学校と同一なものではなく、附属学校に課せられた教育研究を行う実験校としての使命、教員実習校としての使命を積極的に果たそうとしていることを、しっかりとご理解いただかなければならない。

竹早小は同一敷地内の幼稚園と中学校の連携を大切して、研究を推進している。
そのため竹早地区の3校・園には、連絡進学の制度がある。小学校入学者の約半数は竹早園舎(附属幼稚園)の出身者、卒業後も小学校からの推薦があれば竹早中学校へ進学することができる。

本校は1学年2クラス編成。これまでは1クラス40名で全校児童数は480名であったが、来年度より1クラス35名、6年後には全校児童数420名となる。比較的小さな規模ということもあり、伝統的に「家庭的な雰囲気」を大切にしている。

校訓は「誠」。この精神は創立当初より子ども達、職員に受け継がれている。
我々は自分らしく、明るくのびのびと活動する子どもを育て、一人ひとりの子どもの人格を大切にし、誠意をもって日々の教育にあたっている。
教育目標は「自ら学びともに手をとり合い、生活を切り拓く子の育成」。

知・徳・体の調和のとれた育成を重視しているため、過度に点数にとらわれたり、競争をあおる教育を否定。
「はじめに子どもありき」で「あわてず、急がず、じっくりとその子らしく」をモットーにしている。
通知表はなく、その代わりに「生活の記録」で子ども自身による自己評価で、振り返る力、自学自習の力、生きる力を培っていく。

授業の指導は原則として1年生はすべて学級担任が受け持つ。
音楽・図工は2年生、理科は4年生、家庭科は5年生から専科教員が指導。
外国語教育について、現在は3・4年生はアメリカ人講師、5・6年生は日本人講師が担任とチームを組み、国際理解を深める場として英語を指導している。

<特色ある学校生活・行事について>
異年生交流を重要視し、1年生から6年生までがひとつのグループになり1年間助け合って生活する。
竹早小の子ども達は、学年学級と縦割り斑の2つのグループに所属することになる。
縦割り斑では毎日の清掃活動のほか、毎月1回程度給食を共にし、春は遠足、秋はゲーム集会などが行なわれている。1年生の1年間は、特に6年生が温かく面倒をみてくれる。

毎年7月中旬、3年〜6年は奥日光へ林間学園に出かける。学年ごとに登山はハイク、縦割り班でミニハイクなど、充実した3泊4日の生活を楽しむ。他にも、春に4年生、秋に5年生、冬に6年生が学年で奥日光林間学園に出かけ、季節に応じたプログラムを楽しむ。卒業するまでの6年間に、奥日光で18泊の生活をし、四季折々を満喫し、仲間との絆を深めている。

夏休みには水泳教室、11月にはクラスごとの学習発表の場として竹早祭を開催。

小学校で一般的に行なわれているクラブ活動の時間を、本校では「たけのこタイム」とし、5年生以上の子ども達がそれぞれのクラブで2週間に1度100分間の活動をしている。
各クラブの指導者・インストラクターとして大学教員、学生、その分野の専門家、業者、保護者、卒業生などがお手伝いしてくれている。

<施設について>
校舎は2000年に建て替えられており、耐震、アスベスト等について問題はなし。
中学校とは廊下でつながっている小中一体型校舎。今年度、保護者の皆さまの多大なるご協力で空調設備が完備された。
教室と廊下を仕切る壁がない、オープンスペース。配置は学年単位のブロックとなっており、学年単位での活動がしやすくなっている。
*クラス単位での発表ができるステージが設けられた音楽室、理科室、図工室、たけのこルーム、通常3年〜6年まで給食をいただくランチルーム、図書室等のスライド紹介あり。

昼食は、基本的に献立のほとんどを校内で調理する給食。全学年週に1回は弁当。
ライトコートと呼ばれる中庭は、子ども達の憩いの場となっている。教室は各学年とも、このライトコートを取り囲む配置。
プールは25メートルが4コース。ほかに水深60センチほどの、低学年や幼稚園児用のスペースがあるユニークな構造になっている。
校庭は余裕を持ってテニスコート6面を取れるスペース。都心にある学校としては広い校庭と言える。校庭と図書室は中学校と共有。

<安全に対する考え方と具体的な対策について>
子どもの健康と安全を最優先に考え、保護者はもちろん、警察署・消防署の協力をいただきながら、どこよりも安全な学校をめざしている。
教員は毎年、医師や看護師、救急救命士から心肺蘇生の実技指導を受けている。
校内にはAED設置。
定期的な各種非難訓練の実施。夏には4〜6年生を対象にした着衣泳、9月に一斉登下校、11月にいのちの日の集会、12月に不審者進入時模擬訓練等を実施。
子ども達の在校中は児童出入りは正門のみ。正門には警備員を配置し、学校関係者以外が無断に出入りできないようにしている。すべての門に防犯カメラの設置、職員室・事務室に直接通報できる非常110番を設置。
家庭との緊急連絡には電話、メール、ファクスによる一斉連絡システムを導入。

<本校を進学先と考えているご家庭へ>
本校に課せられた使命が実験・実習校であることを正しく理解していただいたうえで、志願を検討してほしい。

国立大学とその附属学校は数年前に国立行政法人となったが、さまざまな面で非常に厳しくなってきている。教職員数の面では余裕がない。財政的にも恵まれた状況ではない。このような悪条件のなかでもよりよい教育を実現をしていくため、保護者のご協力とご支援を積極的に求めていく。公立学校に比べて保護者の負担が大きくなることを理解いただきたい。

遠距離通学は、子どもによっては深刻な負担になることもあるため、学校としては通学時間が1時間を超えることはかなり厳しいと考えている。
通学時間については、子どもの立場になって、真剣に考えていただきたい。
入学してGWまでは、原則として保護者の方に送迎をお願いしている。

本校は皆さんが選んで入る学校。本日の説明会を参考にしていただき、本校をお子様の進学先と選択される際には、くれぐれも皆さんの責任において検討してくださるようにお願いをしたい。
竹早小学校の教育をもっと知りたいという方へ、本日は本校が出版した著書を特別価格で販売。
「できることから、はじめよう!」
長年の連携教育から見えてきた、幼稚園期から小学期の接続期の望ましいあり方を、実践を中心にまとめたもの。子育てのヒントになる1冊。定価2300円+税→2200円
「ゆめの学校(1)〜(3)」
本校教育の考え方と、実際に展開されている教育活動を具体的に紹介。定価2500円+税→2000円

9月1日から平成23年度の第一学年児童募集を公示している。
本校を志願する場合は、募集要項をよく読み、間違えのないように準備するように。
本校の入学考査は公平公正を大原則にしているため、立ち入った質問に答えることはできず、個人的な要望に応えることもできないことを、了承いただきたい。

【感想】
進学を希望するにあたっては、教育実験校、教員実習校であることの理解と協力ができることが大前提であるという点を繰り返し伝えていたことが印象的。子どもの性格、親の価値観ともにマッチしていない学校選びは間違った選択となるということを、改めて考えさせられる機会となった。
一人ひとりと丁寧に向き合い、子どもの発想や興味を大切にしているとのこと。ただし授業の具体的な取り組み等についての内容にはふれていなかった。縦割り班の活動により、学年を超えた交流が盛んであることは、現代っ子にとっては貴重な体験になると感じた。
(編集員I)

 

トキワ松学園小学校 
第2回学校説明会  2011年9月10日(土)11:00〜

当日は8時45分より授業参観を開催。
・受付    8:00〜
・第一校時  8:45〜9:30
・第二校時  10:00〜10:45
各学年が教室やホール、体育館などで行なわれている授業を在校生の保護者とともに自由に参観できた。

学校説明会は1号館3階のホールにて開催。
開始時間まで、学校の様子を紹介するDVDを放映。
スクリーンの両脇には、冬・夏の制服、生活着が展示されていた。
200脚ほど用意された椅子は、開始時間にはほぼ満席。
参加者の服装はスーツ・紺系のワンピースが多かったが、ブラウスにスカートやパンツ姿の人もおられた。

■配布物
授業参観要項、本日の時程、トキワ松学園小学校同窓会会報、学校訪問者カード、本校の教科指導について、安全面について
受験要項は玄関受付にて1部1000円で販売

【説明会の内容】
■飯田靖夫校長先生よりあいさつ

今年の夏も暑い日が続いたが、トキワ松の子ども達は大きな事故や病気もなく、全員元気に過ごしている。現在は、10月8日の親子運動会にむけて練習に励んでいる。
本日は参観日で、日頃の成果を自信をもって家族の方々に観ていただいていた。

<本校の教育方針>
子ども達一人ひとりの自分らしさ・個性を尊重し、伸ばす教育に力を注いでいる。
子どもたちそれぞれが持つ多くの夢が実現するよう、全教員が一人ひとりに合った教育を実践し、成長をサポートしている。
また21世紀をたくましく生きる力をつける教育をあらゆる場面で展開。
何事にも意欲を持って取り組むことができること、他の人に思いやりの心を持つことができることを大きな狙いとして教育を実践している。

<小学校の教育目標>
・健康な身体をつくる
・豊かな優しい心を育てる
・基礎学力をしっかり身につける
そのなかで健康、感謝、親切、努力という目標を掲げ、それぞれの学年の教育活動や生活の場でやさしく噛み砕き、きめ細かく指導。

<本校が入学を望むお子様・保護者について>
(お子様に対して)
ご家庭において、しつけやマナー的な教育を十分に行なっていただいていると思うので、安心している。
入学後、元気に明るく楽しい学校生活が送れるように願いながら、子ども達には以下の3点を折に触れて話すようにしている。
・友達をたくさん作り、仲良く遊べる子に
・人の話をよく聞き、よく考え、自分の考えを言える子に
・一つしかない命を大切にしながら、他の人の命、動植物の命をも含め、あらゆるものの命を大切にできる子に
<保護者の皆さまへのお願い>
大切に育てられたお子様がより心豊かに成長するよう、全教員が全力投球で教育を行なっている。しかし子どもの成長は、保護者の皆さまのご支援・ご協力があってこそ果たせるもの。学校、教師とスクラムを組み、子育てのパートナーとして協力していただける方を強く希望している。
本校は1クラス23人の小さなクラス編成。23人は入学してから兄弟のように学校生活を始め、大きく成長していく。保護者の皆さまには、わが子を可愛がるのと同じように23人全員を温かく見守っていただきたい。わが子の成長は、他の子の成長のなかで叶うもの。学校としては、全員の親になった気持ちで子ども達に接し、担任と一緒に子ども達を育てていけるような方を願っている。

■トキワ松の4教科
<算数科主任 田村和也先生>

算数の学習を通して子どもに身につけさせた5つの力
・算数の基礎力
・問題意識を持つ力
・考える、探求する力
・表下、説明する力
・前に習ったことや自分が身につけたことを上手に使う力

これらの力を身につけることで、生涯役に立つ「物事の考え方」を身につけ、「物事の本質を見抜くこと」ができるようになると考えている。
例えば、台形。面積を求める公式はあるが、台形に線を引いて三角形や四角形に区切ると前に習った計算を利用しても面積を求めることができる。
385+188の答えを求めるときに、585-12(200をたして、たしすぎた12をひく)でも答えは出る。
工夫して楽しみながら解いていくことが、物事の本質を見抜く力となっていく。
授業では、子どもに考えさせ、発見させていく学習をしている。
算数の嫌いな子に足りないのは、考えた経験。教えてもらってできればよいだけではなく、どうしたら解決するのかを働きかけた経験が豊富であるほど算数は大好きになれる。
考えることが面白いと思える学習を展開することを、常に心がけている。

<国語科主任 藤本博子先生>
文部科学省が示している学習指導要領の内容をふまえ、国語の力を豊かにするために必要なことを検討しカリキュラムを作成し「読むこと」「書くこと」「話す、聞くこと」の3本柱で学習を進めている。
(読むことについて)
文学的文章の読み取りを重視。文章を読み取り、登場人物の心境を理解することは子どもの心を豊かにすると考えている。具体的には、少人数学級の利点を活かし、文章の内容と自分の経験を結びつけ、思いや考えをまとめて発表しあう場を多く設けている。
読書指導にも力を入れている。全学年週に1回読書の授業があり、年に2回朝の読書週間を実施。同時に、保護者のご協力による「読み聞かせ・お話し会」をクラス単位で実施。各学年で必読図書を10冊ほど用意し、良書への出会いの機会も設けている。
(書くことについて)
作文は教科書以外でも、遠足、運動会などの共通体験の行事、普段の生活の1コマを題材にして取り組んでいる。そのなかで自分にしか書けない、自分の感じ方を活かした自分らしい文章を書ききれるように指導。特に5・6年生では表現方法を磨くことに重点を置き、例えば「嬉しい」という言葉を使わずに嬉しいことを表現するなど。
全学年の児童全員の作文が載った文集も作り、1年間の取り組みのまとめとしている。
詩や俳句も日頃から積極的に書くようにしている。特に俳句は、毎年多くのコンクールに投稿して賞をいただき、子ども達の励みになっている。NHKの俳句王国という番組のエンディングに「小さな子規さん見ぃ〜つけた」というコーナーがあり、そこにトキワ松の子どもたちが2週にわたって紹介される予定。1回目10月3日、2回目10月10日21:30〜21:55(再放送は10月10日と17日13:05〜13:30)。
硬筆コンクール、毛筆コンクールにも取り組み、字の丁寧さを指導。
漢字に関しては、文部科学省では読みは当該学年、書きは次の学年までの定着とされているが、本校では読み・書きとも当該学年で定着できるように指導。学年最後に漢字の進級テストあり。
(話すこと・聞くことについて)
全学年で話を聞くことについて重視。聞く態度が身につくと、学力の向上や心の成長につながる。具体的には目を見て聞く・最後まで聞く・相手の意思を受け止めながら聞くということに気を配りながら指導。また「聞く・話す」の切り替えが上手にできるようになることも指導している。
話すことについては、少人数学級の利点として、授業中の発言機会が必然的に多い。本年度から全校集会のなかで6年生の個人発表の機会を取り入れた。
伝統的な言語文化にふれるということに関しては、百人一首を全学年で取り組み、5・6年生は国立劇場で歌舞伎教室を行い、子ども達の目で日本の伝統文化にふれるようにしている。

<社会科主任 小野雅子先生>
社会科は3年生から始まる教科。1・2年生では生活科があり、その流れを汲んでいる。生活科のなかで社会科の橋渡しとなるような授業としては、家庭や地域、学校など身近な環境の人々とのつながり、その人たちの仕事について学んでいる。
社会科の教科に発展すると、生活科で学んだ領域を段階的に広げ、地域学習から国全体、世界の国々について学んでいく。
3年生:学校周辺の地域(碑文谷や目黒区など)の町の様子と人々の暮らしについて
4年生:人々の暮らしを守る仕事・東京都および都道府県について(歴史・文化含む)
5年生:国の産業と国土の様子について
6年生:日本の歴史と政治、国際理解について
トキワ松の社会科のモットーは、自ら進んで調べ、友達と学びあうこと。社会科教育は以下の3本柱で構成されている。
(学校での授業)
社会科は社会に出て役立つ知識と技能を身につけ、社会に貢献するための社会感覚を身につける教科。教室での授業では、特に次の3つの力を育てるために力を入れている。
・情報を読み取り、資料を活用する力
・自分の考えや調べたことを他者へ表現できる力
・友達と協力して学びあう力
日頃から地図帳や各種グラフ、新聞記事などのさまざまな資料を授業のなかに教材として取り入れ、調べた内容は新聞やパネルにして回りの人に発表。一人ひとりの意見が発表できることは少人数学級のメリット。
(社会科見学)
毎年同じところに行くというより、その年によって子どもたちにより良い見学先を調べて出かけている。
教科の特性上、身体を動かして実際に見たり聞いたり触れたりして考えたこと、また回りの子ども達と話し合いながら学ぶことが重要であり、それが本当に記憶に残る知識となる。
少人数学級のフットワークの良さを生かし、社会科見学・体験学習を多く取り入れている。
大型バスを使うこともあるが、ICカードで公共の乗り物を乗り換えながら移動することもある。
3年生の見学では、本校の冬の制帽を作る工場に行くことができた。北区にある工場のため、途中で寄るところも含め往復で11回も乗り換えをする見学となった。1年生から当たり前のように被っていた制帽が、こんなに人の手が加わっていることを間近に見て感じている様子だった。その後、浅草で雷おこしの製作体験、水上バスでスカイツリーを間近に眺めながら浜松町に出て、都立大学へ戻ってくるという、たいへん長い旅となった。
(基礎知識の定着)
社会科の学習を進めるうえ、日本社会に生きるうえで必要だと考え、進級テストを実施。
3年生:東京都23区を漢字で書ける・場所が分かる
4年生:都道府県名と県庁所在地名
5年生:国土の様子として、山脈・平野・川・台地の名称
6年生:社会科の4年間のまとめとなるテスト

<理科主任 右田清先生>
理科は3年生から始まる教科、1・2年では生活科の授業に盛り込まれている。
以下のことに気をつけながら、理科の勉強を教えている。
・感動を伴う教育
知識は忘れるが、感動は永遠に忘れない
・理科は身のまわりから出発
いろいろな物に目を向けさせる
・本校の特徴である少人数制、モジュール制を最大限に利用
一つの班が2〜3人、自分が常に必要とされる
理科の授業にとってモジュール制は大歓迎
・親子で過ごす時間は子どもの宝
感動は親子で共有することによって、喜びが無限に広がる
・本物志向
本物を見せる、触れさせる
実験、観察は理科の基本
・命の重要性
飼育、園芸はやさしい心を育てる
ピーマンやトマトが苦手な子でも自分で育てた野菜は愛おしくて食べている

■本校の安全対策について 増渕誠先生
子どもたちに安全テキストを配布し、常に携帯している。
携帯電話は許可制で携帯し、非常時の連絡手段としても利用。
交通安全指導や不審者対応など、碑文谷警察署と連携。
1995年阪神淡路大震災後の新しい建築基準で校舎は建築されている。
緊急時の連絡システムは、今回の震災を踏まえ、5種類の連絡手段を用意(メール・携帯電話・固定電話で連絡を回すEMCシステム、EMCのホームページ、本校のホームページ、ニッポン放送の学校安否情報、NTT災害伝言ダイアル)。
緊急地震速報は自動的に全校放送されるシステムを導入。
小中高合同避難訓練のほか、小学校単独の訓練も実施(命にかかわる授業として取り組んでいる)。
今後の対応として、少ない息でも鳴らせるホイッスルを全校児童へ配布。登下校途中の安全確保についても検討中(どこに身を寄せるのかを各家庭で想定し、学校でも把握)。

■進学指導・入学考査等について 教頭 栗林明弘先生
<進学指導について>

本校では5年生から進学指導をとっている。
男子は全員受験、女子の進路については、系列の中学に進学することが原則。ただし6年間の生活を通して、その子に一番合った進路を選択してあげたいという考え方のもと保護者と良く話し合ったうえで決めている。
具体的には5年生から国語・算数の時間を週2時間ほど多くとり、応用的な力を身につける。進学用のサブテキストも授業のなかや自主学習で利用。5年生2学期から月例の業者テストを授業のなかで実施し、実践的な力をつける。これらは併設の中学に進学する女子も同じカリキュラムで行い、応用的な力をつけさせている。ただし6年の2学期からは、一部男女別の授業もあり。
進路指導に関しては、進路のための特別な個人面談を実施。進路の選択は学力だけではなく、担任から見たトータルな目で一人ひとりに合った指導を行なっている。

<入学考査について>
願書受付:10月3日(月)〜
考査日程:11月1日(火)・2日(水)
それぞれ午前・午後の部があるので、いずれか1コマを選択
面接:保護者のみ、事前面接
10月15日(土)午前
10月22日(土)午前・午後
原則両親での面接だが、仕事などで都合がつかない場合は1人でも可能

<考査内容について>
入学考査は、複数の教員が複数の目で、いろいろな観点から、丁寧にみていく。また、できなくても一生懸命に取り組む姿勢、先生の話を聞き、活かしていく力があるかなども大事にしていく。
集団性に関しては、自由遊びのなかでいくつかの観点をもって観る。

<入学考査にむけて>
先生や友達の話をしっかり聞くことを身につけてほしい。さらにそれを受けて自分なりに考え、良いところを活かそうとする姿勢を大事にしてほしい。
あきらめない努力の姿勢を身につけてほしい。
早くやって雑になるよりも、丁寧に確実にやる姿勢。
友達と力を合わせてやろうとする姿勢、また遊びのなかでルールを作ってみんなと楽しめるようにする姿勢を大事にしてもらいたい。

説明会終了後、校内の見学ができた。
各教室では担任や専科の先生が、質問などに丁寧に応じてくださっていた。
10月8日(土)の青葉台グランドにて行われる親子運動会の見学は可能。
幼児の出場種目もあり(午前中)。

【所感】
授業参観では6年の算数(円の面積)、4年の理科(星座早見盤)、3年の国語(俳句に親しむ)の授業を見学。発表の時間をたっぷり取ったり、出された意見について考えたりと、どれも子どもをどんどん夢中にさせていく授業内容。廊下や教室に展示された自由研究は、図やグラフを上手に使い、目で分かりやすいうえに文章のまとめ方も大人顔負けという作品が多数あった。学校の特色がメインであった第一回目の説明会に対し、今回は4教科の具体的な取り組みや入学考査に関しても詳しい説明が盛り込まれていた。両方の会に参加する価値はあり!
(編集員I)

桐朋学園小学校  

第5回説明会  2011年9月8日(木)10:00〜11:30

小学校講堂にて開催。
講堂の収容人数に限りがあるため、昨年度から学校説明会は往復はがきでの予約制としているが、最終となる今回のみ予約不要。ただし、今回は平日開催のため説明会終了後の校舎内見学はなし(第1回〜4回までは土曜開催のため、校舎見学の時間を設けていた)。
講堂に入りきれない場合は第2会場を設けるとのことだったが、収容できた模様。
スリッパおよび靴を入れる袋持参。

■配布資料
学校案内、児童募集要項、入学願書、選考結果通知書、記入上の注意、受験料振込用紙、校内案内図

【説明会の内容】
司会:教務主任 後藤先生

■片岡校長先生のお話
<桐朋の歴史と教育方針について>
桐朋学園小学校は、1959年(昭和34年)、児童100人、先生4人の小さな学校として出発。
創立以来大切にしている言葉は「一人ひとりの子どもの心のすみずみにまで行きわたる教育を」。
そこに小学校教育の本質があると確信しており、心をこめて児童と向き合うひたむきさ、全教員が全児童を知るという家庭的な温かさが、今日まで十分に保たれている。
精神的な基盤の上に半世紀にわたる議論を積み重ね、その言葉の意味するものを具体的なカリキュラムの形で実現してきた。

<生活科授業について>
本校で最も特色のあるカリキュラムは、1991年度に新設された生活科である。
本校の生活科は、1979年から生活科導入についての話し合いが始められ、1986年度には先行して2年生のクッキー作り、4年生の羊の毛からの織物作りなどをスタートした。
具体的な事物を通して直接体験することにより、生きていく上で必要な知識や技能を身に付けさせると同時に、情緒を培い、生きる力や考える力を育てる。
また広い視野から自然や社会についての知識を深め、人間はどう生きるかということについてより深く考える姿勢を育てることを目標にカリキュラムを練り上げている。
6学年を通して各学年にカリキュラムが設定されている。
*4年生の羊毛の織物作り(羊の毛刈り体験の場面)、5年生の土器作り(野焼きの場面)をつづった生徒の日記を紹介
桐朋学園の日常のなかに、ドキドキするような体験があり、友達と共に成し遂げる達成感がある。また、インターネットなどから得た情報とは異なる本物の体験ができる。本校の謳う「心のすみずみにまで行きわたる教育」は、このような具体的なカリキュラムのかたちで実践されている。

<緑豊かな教育環境>
街なかにありながら、今も森の中の学校の姿をとどめている。グランドに立つクヌギの樹は、かつて一帯が武蔵野の雑木林が広がっていた証。
校舎の西側には、武蔵野雑木林の姿を今に留めた「みや林」が広がっている。運動会や音楽会など、大きな行事が近づいてくる時期になると、休み時間にみや林で遊ぶ子ども達が増えてくる。
この林がどれだけ子どもに安らぎを与え、子ども達の感性に働きかけているか、言葉にはできない大きなものがあると思う。この環境はずっと守っていきたいと考えている。

桐朋創立75周年(2016年)をめどにして、小・中・高校の新校舎建築のプロジェクトを進めていた。当初の計画では今年7月から第一弾を着手する予定となっていたが、大震災の影響を考慮して、計画を1年間先送りすることとなった。
児童生徒のご家庭にご負担をおかけすることのないように、慎重に計画を進めている。

■小学部長 磯辺先生のお話
本校では、人間形成の基礎を築く小学校生活の6年間で学ぶべきことをしっかりと教え、自ら考え、他者を理解し尊重しながら自分で判断して行動できる子どもたちを育てようとしている。
学んだ知識が本当の知恵となって生きる力に結びつく小学校教育でなくてはならないと考えている。

*写真をもとに、1日の学校の様子、登下校の様子、3年生から計5回行なわれる宿泊行事、生活科の学習内容、学年間の交流などについて紹介

学習面では基礎の力を十分に蓄えることを考えて、各学年で授業を進めている。繰り返しを大切にしながら、6年間の継続で基本的な知識、技術を習得。
本校の特色として1年生の2学期から日記を指導。自分の言葉で自分が見たこと、感じたことを表現する。適切な言葉を探す繰り返しは、確実に書く力、表現力とともに物事を深く見る力、考察力をつけていく。
漢字の学習は1日1文字を6年生まで継続。

算数について、4年生までは自主教材を使用。問題を繰り返し学習し、確実に習得できるようにしている。
高学年は十分な基礎学力の上に問題集などを使用し、粘り強く手応えのある問題にも向き合っていけるように指導。

学年によって違いはあるが、多少の図工、音楽、読書、体育、理科、習字は専科教員による授業を行っている。
専科の教員によって幅広い知識を提供することができ、同時に、1人の児童に多くの教員の目が注がれるようになっている。

昨年度から外国語教育を開始。5、6年生で週1時間、英語の授業が行われている。開始に至るまで、数年かかって検討した。
カリキュラムは、本校の中学・高校の英語科教員の協力を得て、独自に作ったもの。英語を媒介としてコミュニケーションする力を育てることを目的とし、教科名をECとした。

■教務主任 後藤先生のお話
<安全対策の考え方・対応について>
本校では非常用に4食分の食事、ミネラルウォーター、毛布などを備蓄。
地域別にグループを作り、定期的に集団下校をしている。
電車が運転見合わせになった場合、高学年が自分の地区の低学年の子どもたちを見る体制が作られている。
携帯電話の所持は認めていない。安易に機械に頼るより、保護者と教員が連絡を密にすることで子どもたちが安心して学校生活を送れるように努めている。

<今年度の児童募集について>
出願日時:10月5日(水)、6日(木)午前9時から午後1時まで(時間厳守)
提出書類:入学願書・受験票・副票、選考結果通知書、受験料納入証明書
      *今年度より、入学願書に自宅以外の連絡先を記入する欄を設けている
       ので、こちらも記入のこと。確実につながる電話番号を記入。複数記入可能。
提出場所:桐朋中学・高等学校の玄関ホールの入学願書受付窓口
      *出願順に手続きのための受付番号をつけるが、受験番号(誕生日順)とは
       異なるので注意。また、受付番号が早いと受験番号が早くなることはない
       ので、朝早く並ぶ必要はなし。都合のよい時間に来校するように。
       ただし終了時間は厳守
選考日:11月5日(土)・6日(日)・7日(月)・8日(火)のうちの2日間
     (5日・6日のどちらか1日および7日・8日のどちらか1日)
     11月2日(水)の午後2時から3時までの間に、中学高校玄関ホールで受験要領
     と受験票を渡すので、受験料納入証明書持参のうえ来校(考査日時は受験要
     領に記載)
考査方法:言語・作業・行動など総合的なもので、ペーパーテストに類するものはなし。
      保護者面接も行なわない
      *控え室のスペースを多く確保できないため、考査当日の付き添いは1人で
       お願いしたい
合格発表:11月10日(木) 朝発送の速達簡易書留郵便で通知

<通学区域について>
普通の通学方法で50分以内に通えるところを通学範囲としている。
目安:JR中央線の場合、東は中野駅、西は高尾駅まで(学校から駅までの徒歩時間、乗り換え時間を含んで50分と考える)。
明らかに50分を超える地域でも出願でき、考査は受けられるが、合否判定では甚だ不利になることを念頭において、出願を検討してもらいたい。

<来年4月までに転居予定のある方について>
入学願書の「入学時の住所について」欄で、転居の予定ありの番号にマルをつけること。
選考結果通知書にもマルの記入箇所があるので記入。
転居予定のある合格者には、書類郵送の際に誓約書を同封するので、入学手続き時に署名・捺印のうえ持参のこと。
(誓約書の内容:2012年1月末日までに本校が定める通学地域内の住所を学校に届け、入学時までに転居を済ませる)
*本校入学のためだけに、例えば母親と子どもだけが通学地域内に転居をすることは、くれぐれも避けてほしい。子どもの土台形成の大切な時期のため、家族全員で過ごすことを優先してもらいたい
*通学地域・転居等の相談がある方は、電話で個々に対応

説明会終了後、地域・転居以外で質問がある人は、磯部先生が一人ひとり順番に受付。

【所感】
木登りができるイチョウの木、グランド中央にそびえる樹齢120年のクヌギの木、そしてかつて一帯に広がっていた雑木林を残したみや林。自然に恵まれた環境のなかで、子ども達が目を輝かせながら生きる力をつけていく様子が伝わってくる説明会であった。基礎学力をつける繰り返しの授業、そして本物にふれることができる生活科の授業、先生が一人ひとりに目を注ぎ、愛情を持って教育を実践している印象。創立以来続いている卒業制作も、どれもスケールの大きく、発想豊かな作品ばかり。玄関から講堂までの経路にも多くいの作品が展示されていて、目を楽しませてくれた。校長先生が紹介された生活科授業をつづった日記では、ドキドキする臨場感が伝わってくる表現力に感心してしまった。本物を体験した成果の現れであると感じさせられた。
(編集員I)

聖心女子学院初等科 

第2回学校説明会 2011年9月3日(土) 10:10〜 
ソフィア・バラ・ホールにて開催。

■ 配布物
聖心女子学院ガイドブック、聖心女子学院初等科・中等科・高等科パンフレット

【説明会の内容】
司会:教頭 中塩先生

■ 学校紹介映像上映
職員が製作した初等科の生活紹介映像。
入学式、運動会、1年生の算数・国語・図工・英語・宗教の授業、みこころのお祝い日、4年生からのクラブ活動、2年生の自然教育園での学習(年4回)、4〜6年生の校外学習、奉仕活動(もゆる)、水泳指導、12月のクリスマスウィッシング、2月の学習発表会などの様子を紹介。

■ 初等科1年生の発表
入学して5ヶ月たった1年生3人が、ステージに登場。
学校や家でわくわくした出来事を先生に伝えた文章を発表。
3人の発表したタイトルは以下の通り。
「たのしかったドッジボール大会」
「くいしんぼうなダンゴ虫」
「あさがお」

■ 校長 シスター大山江理子先生のお話
9月になると11月の入学試験に向けて現実的な時期となってくる。
毎年9月の学校説明会では、手続きの具体的な説明もお話している。

聖心女子学院は、児童・生徒の成長を長いスパンで促し、開花させていくことを目標として、小・中・高を通しての教育を従来より行ってきた。
2008年の学校創立100周年を機に、小・中・高の連携をいっそう深め、12年間の一貫教育をよりよく活かせるために、新たな取り組みを進めている。
12年間を4年ごとに区切り、3つのステージとして児童・生徒の発達段階にふさわしい教育内容を展開し始めている。
ファーストステージの基礎基本の習得、セカンドステージの定着・習熟の伸張、サードステージの応用・発展の深化。これは学習における姿勢だけではなく、人としての生き方の成長に取り組む姿勢にも当てはまるプロセス。
学ぶことと生活することは、切り離せないもの。これらが働きあい、相乗効果を生み出す、子どもの成長にとってはどちらも欠かせないと考えている。
その土台には心の働き、子どもの内面性を大切にする考え方がある。
丁寧な生活、友達との豊かな関わり、学校生活での活発な遊びや活動。
これらが楽しく真剣な学校生活を支え、同時に知性の発達やその場の必要を考えて行動する姿勢を形作っていく。

1年生はまず、学校生活の仕方を一つひとつ身につけ、生活が整うと落ち着いて学ぶことができるようになる。
また自分のことができるようになると、人のために働くことも身に付ける。
何が周りの人のために必要なやるべきことなのか、自分で考えて行動することが求められていく。
このような生活の仕方を学年が上がるとともに深まっていくと、社会に出てのボランティア活動や学年全体のリーダーシップを取ることを、学習と同様に大切なこととして日々実行していくことになる。

まもなく中・高等科では、本校の文化祭「みこころ祭」の準備となる。
行事においては協力して活動すること。上級生ではリーダーシップも求められる。
生徒たち、特に高等科3年生は、頭の中を計画的に切替えて学習と行事にむけての活動に励んでいる。
このような姿も、初等科からの積み重ねの成果。

初等科の学習では、1年生から4年生のファーストステージで基礎を学び、基本的な学習姿勢を身に付けるが、これはセカンドステージ・サードステージでの飛躍のための大切な土台。
基礎・基本の習得といっても、聖心では教科書の内容を学ぶだけに留まらない。発展的な学習として思考力、表現力を高め活用する力をつけ、多様な見方・考え方、新しい見方・考え方を育てる。

算数・国語は重要な教科と位置づけ、特に力を入れて指導。そのため、教科書の学習内容を深める発展学習のための教材作りを進めている。算数では計算力をつける訓練をし、国語では書く力・読む力・言葉を正しく使える力について、それぞれ系統立てて指導。

本校では物事を深く味わい、振り返り、一つひとつの出来事を丁寧に受け止めて、自分の考えとして書く作業をする。
初等科では長い休みの前に各学年で集会を開催。そこでは児童一人ひとりが学習や生活の仕方を振り返り文章に書いたものを発表する。7月に行われた集会では、1年生もしっかりとした文章で発表していた。

家庭での学習習慣をつけることも、学力を伸ばすためには欠かせない。ご家庭の協力をいただき、1年生の15分から始めて学年が進むごとに15分延ばす指導をしている。
学びの定着は、学んだことが自分のものになること。定着は活用力としても表れるが、自分らしく学び続けることができる・深めていけるという継続的な力となることが長期的に見て大切。そのために、家庭での学習習慣を初等科の間に確立することは欠かせない。

初等科では学級担任が国語・算数・社会などを担当し、児童の学習と生活に多角的にじっくり関わることを大切にしている。
しかし、セカンドステージとなる5・6年の算数では、1学級を2つに分割した少人数指導を導入。中・高等科の数学講師も授業に加わるという小・中連携も行っている。
一方、専門性の高い教科として、体育・音楽・図工・宗教・英語では、1年生から教科担任制を取り入れている。
また、高学年の理科は専科教師によって実験や観察を多く取り入れた授業を行っている。理科が好きな児童も多く、サードステージにおいての進路選択で毎年医療系、理系をめざす生徒が出てくることにつながっているとも言える。
今後、セカンドステージにおける教科担任制の取り組みをさらに工夫。

英語は本校の大きな特色。1年生から本校独自のカリキュラムで学ぶ。
ネイティブスピーカーの先生の授業も行い、英語に慣れ、楽しく学ぶ。
文法を体系的に学ぶのは、中等科から。初等科では、英語が身体に自然に入っていくように、聞くこと・発音することから始めている。
5年生になると学習発表会で日頃の成果を英語劇で現し、6年生はアメリカやアイルランドにある聖心の姉妹校の児童と文通をしている。
このような初等科での積み重ねのうえに、中等科で1年生からブログレス21を教科書として学び始めると、しっかりとした素地ができているため非常にスムーズに学習が進められている。
聖心の英語は、使える英語の育成をめざし、高いレベルの読む・書く・話す・聞くの4つのスキルを獲得していく。
高等科3年生になると高度な英語力を身に付けることができ、GTECという英語力テストでは、全体の2/3ほどが社会に出て求められる英語力のレベルに達し、海外の大学への留学可能な英語力レベルに到達する生徒も多数見られる。

初等科の学習では総合的な学習の時間に行う、調べ学習にも力を入れている。
4年生から段階的に調べ学習と研究作品作りに取り組む。インターネットを利用したり、新聞や本から得た知識、実験、フィールドワークでの見学などで研究を進め、5年生で個人研究、6年生で卒業研究として、各自が選んだテーマで作品を進め、発表会を行っている。
このような体験は、中・高等科での教科のレポート作成、プレゼンテーションの訓練と相まって、より高度な研究力・発表力を培っている。

社会や世界へ関心を持ち、視野を広げることも、聖心の教育では大切にしている要素。
社会科だけに限らず、世界にはいろいろな生活をしている人がいることを自分の生活の結びつけた感覚として学びとってほしいと願っている。
それは、子どもたちの奉仕の心。人に尽くす、人のためになにか自分ができることをするという心構えに結びついていく。
ハイチデーという募金活動の日を年に3回設けているが、この日はお弁当をおにぎりだけにして、おかず代や日頃の貯金を寄付して世界のいろいろな国の人のために役立てている。
また、世界の現状に対する関心や意識を持つことも大事なこととしている。
今の自分たちの生活に感謝し、困難な人々のことを知り、他人事とは思わない、世界の一員としての連帯感を持つことができるように導く。これも学びと行動・姿勢から結びついたもの。

このような学習と生活の結びつきは、本校の教育方針「知性を磨き、実行力を養う」の表れ。
そして教育方針のもう一つの要素「魂を育てる」は宗教教育、とりわけ祈りに表れる。
本校の建学の精神は、創立者聖マグダレナ・ソフィアの言葉をとって、イエスのみこころのもと、礼拝の精神を挙げている。
祈りは公立小学校にはない、本校の大きな特色で、聖心の子どもたちの知性と実行力を支えているもの。
子どもたちの毎日の生活は、朝礼の祈りに始まり、お弁当の時の祈り、終礼の祈りで締めくくられる。毎週月曜には聖堂に全校集まる祈りの朝礼も行われている。その他の宗教行事も祈りをもってお祝いする。
子どもたちの祈りは自然なもので、ご家庭の宗教に関わりなく子どもたちの良いところ、純粋なところが素直に出てくる。子どもたちは、祈りを通して感謝する心や神様に見守られているという感覚を培っていく。
子どもたちの祈りは生活に密着したもの。そして自分のための願いことではなく、人のために祈ること、悲しいことがあった友達のことを思って祈り、さらに世界のなかで災害や戦争があった国々のためにも祈る。
祈りは心を広げ、視野を広げる。新聞で見たこと、授業で学んだことも祈りに入ってくる。
祈りの学習もどこかでつながっていると、少しずつ感じていくようになる。

また、祈りは保護者の方々の支えでもある。
親として思うようにならない時に、祈りが力になる。
子育ては親の自分育てという言葉があり、「育児」は「育自」とおっしゃる人もいる。
子どもを育てるためには、育てる立場の者が子どもと一緒に育つ気持ちを持つことが大切。
聖心では、学校と保護者が共に祈りを支えとして子どもの育ちを見守っていく。

安全対策・危機管理について。
本校では地震・災害時の保護者との連絡には、メール一斉配信システムを利用している。
学校には3日分の備蓄食料を児童・生徒全員分備え、交通が不通になった場合は学校に安全に留まる体制作りもしている。

最後に、入学試験が近づいてくる時期となったが、保護者の方にはぜひ大らかな心でいてもらいたいと願っている。
お子さんの一つひとつの結果にこだわらず、努力を大きな心で受け止め、長い目で変化を見てあげられるように。
お子さんがご家族の愛を感じられることが一番。
そして、お子さん一人ひとりに合った学校を神様が用意してくださっていると信じている。

■ 副校長 廣瀬先生のお話
<初等科の教育について>

学習指導要領の変更により、ゆとり教育から確かな学力に方向転換となり、算数や理科が増え、国語力や思考力を強化することとなったが、聖心ではもとよりその強化を行ってきた。
初等科では、従来から国語科だけではなく、各教科で確かな学力を身につけるために、語彙力・論述力・思考力・活用力・学ぶ力の育成を大切にしている。

語彙力をつけるためには、例えば言葉の種類を増やすために辞書・図鑑の活用をしているため、1年生から国語辞典を個人持ちとしている。
具体物や体験を通して言葉のイメージを膨らませている。
同時に、読書も大切にしている。親子読書、図書館の充実を図り、いろいろなジャンルの本をたくさん読むことで語彙を増やし、論理力をつける素地を形成。

論述力向上のためには表現力、作文力、プレゼンテーション能力を総合的に伸ばすために作文指導を大切にし、作文発表会、研究発表会を実施するなど、みんなの前で発表する機会を多く設けている。

思考力をつけるためには、すべての教科で考えさせることを重視するとともに、授業のなかで自ら考えるための教材作りや考える時間の確保を大切にしている。

活用力を身に付けるためには、学習した内容を他教科の学習やより進んだ学習に応用することや、日常生活に実用することを重視。
また、資料を見てまとめたり、自分の考えを書く学習を大切にしている。

学ぶ力を身につけるためには、各教科のなかで自ら課題を決めて調べていくことや、問題が起きた時に解決していくことを重視し、体験的な学習活動を行っている。

<募集等について>
募集要項は初等科のホームページにも掲載しているので、あわせてご覧いただきたい。

入学願書と受験票に貼付する写真は、デジタルカメラ撮影のものでもよい。
同一の写真を貼ること。のりが剥がれることもあるので、写真裏面に必ず志願者名を書くこと。

振込依頼書は志願者氏名のみでよい。

面接日は、志願者・保護者とも天候にかかわりなく上履きは不要。
11月1日の試験日は、志願者のみ上履き持参のこと。

入学願書については詳しく拝見させていただく。
記入漏れのないように、正確に記入すること。
書き方はホームページ参照。
裏に志願者名を書く欄があるので、忘れないように。

通学時間は、原則1時間以内としている。
1年生の足で自宅から学校の門までの所要時間。
1時間以上になると、低学年の児童には負担が大きい。
また、災害時にすぐ迎えに来てもらえる時間として、1時間を限度としている。
入学前、入学後に転居予定がある場合は、備考欄に記入。
また、入学前に転居予定の方は、通学経路欄には転居後の経路を記入。

入学後の転勤等については、国内国外問わず一旦退学となる。
復学は定員に空きがある場合のみ可能。
席を空けて待つ制度にはなっていない。
転入・編入試験を実施する場合は、国語・算数および面接。
海外に転出して現地の聖心に入学を希望される場合は、校長の推薦状が可能。

健康診断について、聴力など何もないときは、異常なしでよい。
受診はかかりつけ医でよい。

面接について、日にちの変更は受け付けていない。
当日は原則両親と一緒だが、不可能な場合は当日申し出ること。

願書に海外居住歴の欄があるが、あくまでも入学後に参考にするためのもの。
記載があるなし受験に有利不利ということはない。

<学校が求める子ども像について>
・ 心身ともに健康で子どもらしさのある子ども
・ 身の回りのことを自分できちんと一人でできる子ども
・ 人の話をきちんと聞ける子ども
・ 集中力と根気のある子ども
・ 友達を大切にする気持ちのある子ども
・ わがままを我慢できる子ども

<普段からやっておく大切なこと>
・ 実際に身体を動かしてのいろいろな体験
・ 心の安定のために親の愛を実感して心満たせておくこと
・ 他人を大切にすること(まず親が実践)
・ たくさん褒めてあげること(甘やかすこととは違う)
・ 規律正しい態度の習慣
・ どんなときにも挨拶をすること
・ 間違えた時は素直な心で謝ることができること

【所感】
小・中・高を4年ごとのステージに分け、いっそう充実した一貫教育の体制づくりを進めており、建設される新校舎が完成すると、5・6年は中等部と同じ棟に移るとのこと。学習と生活の結びつきを考慮した、さまざまな取り組みが低学年から実施され、12年間でしっかりと力をつけていく。一貫教育のメリットを最大限に活かせるカリキュラムをさらに進化させていこうとしている学校側の熱意が伝わってくる内容となっていた。
ワクワクした思いを素直に表現した、1年生の発表には会場から大きな拍手。大勢の人の前でも大きな声で発表している姿には、感心するばかりであった。
(編集員I)

青山学院初等部 学校説明会
2011年9月2日(金)13:30〜15:30

■配布物
学校説明会次第・学校説明会資料・初等部校舎案内・青山学院総合案内

青山学院講堂にて開催。
開会前に、節電対策として冷房温度を高めに設定しているため、上着などを脱ぎリラックスして説明を聞いてほしいとのこと。
また本日から願書頒布を初等部の事務室にて開始するとのアナウンスがあった。

■説明会の内容
1. 礼拝(宗教主任 小澤淳一先生)

説教は青山学院がスクールモットーとしている「地の塩 世の光」について。
塩は毎日使わない日はなく、他の食材の味を際立たせる。また、清める存在でもある。そして光は、明るさ・暖かさをもたらし、すべての悪事を明るみにするもの。つまり、自分を目立たせるのではなく、周囲の人や社会を際立たせ、清める存在の人間をめざし、現実を正しく判断する力を養っていく。
青山学院では知恵をもった豊かな人格を世に送りたいと考えている。


2. 学校の沿革と初等部教育の特色(初等部長 島根照夫先生)
<教育を取り巻く今日的状況>

多くの私立学校は、創立者などの教育理念を掲げている。
学校は何をめざして教育をしていくか。
一つは社会でどのように活躍できるか、そしてもう一つは教養ある人間の品質の保証。ここではどこでも活躍できる幅広い知識をどのように身につけさせるかが重要になる。
近頃、大学と高校の間に深い溝があることが分かりだした。高校までに十分な基礎学力を身につけないまま大学に進学している例がある。
ある大学で今朝新聞を読んできた人を尋ねると誰も手を上げなかったという例があるように、読むことが基本と考える時代から読まなくても済む時代になっている。
そこで学校という所は教育を確保する場所であるという原点に立ち戻って考えなければならない。教育プログラムの問題改革、学習成果の曖昧すぎる評価はやめることが必要。


<青山学院初等部の教育理念>
キリスト教教育にもとづく建学の精神により、一貫する青山学院教育方針に基づいて、神から与えられた賜物を活かし、感謝の心をもって祈り、神と人に仕える人間を育てる。そのために初等部では5つのおやくそくを作り、生活のなかで活かせるようにしている。

  1. しんせつにします
  2. しょうじきにします
  3. れいぎただしくします
  4. よくかんがえてします
  5. じぶんのことはじぶんでします

すべてにおいて、○○しなさいではなく、○○しますと、自ら口にしている言葉。ここに深い考えがあり、初等部教育の原点がある。

<初等部の沿革>
青山学院は、1874年に米国のメソジスト監督教会の宣教師たちによって始められた3つの学校を源としている。
これらが後に現在の青山の地に移り、青山学院の基を作り、今日に至っている。
その間、初等教育部門は1899年の文部省訓令第12号で一旦閉鎖され、1937年に青山学院緑山小学校として再生。1946年に青山学院初等部と改称され、1964年、青山学院創立90周年を機に現在の地へ移る。
2003年から始まった新校舎への新築工事も終了し、桜・梅・桃組に杏組も加わり1クラス32人学級が実現。新しい一歩を踏み出している。

<初等部の特色>
・基礎基本の学力の保障
・宿泊行事(生きる力の習得)
・宗教教育
通信簿はなく、成長の記録を基に成長の評価をしている。今何ができていて、何ができていないか、そのためにはどういうことをやっていくか。教育目標を本人、親、担任の3者が納得して設けている。

<安全・安心の取り組み>
避難訓練・防災訓練の実施。
児童の安全な登下校を確保するため、登下校確認システム(ハイレコシステム)を導入。
方面別に班をつくる一斉下校の機会を設けている。

<後援会活動について>
ファミリーフェア、本の読み聞かせ、水泳ボランティア、給食ボランティア、芝ボランティア、行事ドクターなどの、さまざまな場面で保護者の方に協力をいただいている。
学校の先生だけでは教育は十分ではない。普段から連携をとりながらお子様の教育を見つめていく。

<終わりに>
入学してからの思い違いがないよう、青山学院初等部をお選びいただく際には次のことを考慮されるとよいと思う。
初等部の学校教育は、家庭の協力が大切であり、教育現場を見ていただく機会がとても多い。そのために時間を費やすことができること。
緊急事態や災害時はお迎えが原則。学校の判断に従えること。

3. 初等部の教育内容(教務主任 小野裕司先生)
2006年に完成した現校舎は、子どもの発達段階による生活の違いを考慮し、低学年棟と高学年棟に分かれ、2つの校舎を特別教室が結んでいる。

学習面はすべての教科において基礎・基本を大切にしている。
例えば国語であれば詩の暗唱。6年間で100編ほど暗唱していくなかで、声の出し方、歯切れの良い発音、間の取り方を学んでいく。
体育では、水泳を基礎・基本としている。都会の学校で校庭があまり広くないことを逆に活かし、プールを水のある体育館と考え、1年を通して水のなかで運動している。
青山学院では、あくまでも基礎・基本を繰り返し行うことが、これからの学習の土台になると考えている。

そして、活用・判断・発展・思考力については、働くことを学ぶ時間として総合活動と呼ばれる活動をおこなっている。

特徴的な7つの行事を映像にて紹介
・入学式
・1年生なかよしキャンプ(宿泊)
・ファミリーフェア
・5年生海の生活(長崎県平戸・2km遠泳)
・ページェント(クリスマス礼拝)
・3〜6年生雪の学校
・6年生洋上小学校

宿泊行事は1年生から各学年で実施。
実施する側も送り出す保護者もエネルギーが必要となるが、それだけの価値があると考えている。
大勢の友達とうまくやらねばならないという社会性や、衣食住の管理、親元を離れても自分を見失わない心を自然に身につけてくれる。また思考力の発展にもつながり、学習面においても活用できる。
宿泊行事は6年間で30泊以上になる。

4.初等部教育を受けて(後援会長 木村誠二)
ご本人、奥様ともに初等部卒業生。初等部、中等部に通うお子さんを持つ。

<児童の表現力と日記>
詩の暗唱、学習発表会、文集など、子どもたちの表現力をつける取り組みが盛ん。
日記は365日書く。経験したこと、考えたこと、できごとなどを綴る。6年間で50〜100冊にはなり、児童と保護者にとっては一生の宝物になる。

<保護者の関わりについて>
学内のことは先生に任せるのではなく、先生と家庭は両輪。保護者は積極的に学校内に入っていく。保護者は届けを出せばいつでも参観でき、面談もできる。ボランティアは、すすんで。給食の介助や図書の貸し出し、水泳教室のサポート、草刈(校庭や遊び場の芝が美しい!)など。読み聞かせのボランティアとしては現在17人が活動している。主体的なボランティア活動をしていることが特徴。

5.入試の概要(教頭 中村貞雄先生)
募集人員は男女各44名(青山学院幼稚園からの内部進学者は含まず)。
願書販売は9月2日(金)から10月3日(月)。初等部事務室にて。
平日9:00〜16:00、土曜9:00〜12:00
願書受付期間は10月1日(土)から3日(月)(消印有効)。願書は郵送のみ。
受験番号は男女別生年月日順に並べ替えるので、期間内に出せばよい。
入学試験は11月1日(火)から5日(土)のうち2日間登校。
テスト日が分かるのは10月20日(木)入試日程説明会時。
どのような理由があってもテスト日の変更は行わない。
試験内容は適性検査A(1時間の個別テスト)、適性検査B(2時間半の集団テスト)。
動きやすい服装で。
保護者面接は、両親面接が基本。男子4月生まれから順に10月中旬から開始。
原則として指定された面接日にて実施。

6)その他
今後の見学できる行事
初等部運動会9月24日(土)9:00〜15:30頃

このあと、自由に学校見学。

【所感】
大型の台風が接近しているにも関わらず、多くの保護者が参加していた。都心とは思えない緑豊かなキャンパスは、晴れた日はさぞかし気持ちがよいだろうにと、生憎の天気を残念に思う。校庭の芝生は、保護者のボランティアにより美しく手入れされていた。
2006年に完成した校舎は施設設備が十分に整い、吹き抜けや窓が多くて、明るく開放的。基礎・基本を大切にした学習と総合活動、豊富な宿泊行事により、将来の土台作りをしっかりと行っている学校側の姿勢が伝わってくる説明会だった。
(編集員I)

 

慶應義塾幼稚舎 
第4回学校説明会 2011年7月9日(土)14:00〜15:00
幼稚舎の自尊館(講堂)で開催。
夫婦での参加者が4割近く。
服装はスーツ、ワンピース姿が多かったが、カジュアルな装いの人も見受けられた。

■配布物
幼稚舎教育・入学試験について(8ページ)

【説明会の内容】

■幼稚舎の教育方針について 加藤三明舎長より

<学校選択について>
私立学校にはそれぞれに建学の精神があり、それに則った教育が特色となっている。
慶応義塾は福沢諭吉の思想を教育方針としている。
慶応義塾には3つの中学校があり、どこも福沢精神の体現化を目標としているが、それぞれに異なる校風を持っている。
目的は同じでも、それぞれがよしとして考えてきた方法が違うということ。
このように目的が同じでも違いが出るのであるから、目的が異なれば学校のあり方は大きく違ってくる。
私立学校では、全ての人が満足できる学校は存在しないと考えている。
各学校の方針や教育内容をよく調べ、ご家庭(保護者)の考えと合致した学校を選んでいくべき。
昨年の幼稚舎の受験倍率は、男子12.2倍、女子16.2倍とたいへん高くなっているが、人気校だから・慶応大学に行けるからなどという理由ではなく、できれば幼稚舎の教育理念に共感していただいた方に受験を検討していただきたいと思っている。

<幼稚舎の教育理念について>
一言で言うと、人生を楽しむ人、社会を肯定的に見る人になってほしいと願っている。
人生を楽しむというのは、ただ面白おかしく過ごすという意味ではない。日々辛い努力を重ねることや辛いことに辛抱することも大事。しかし、大局的に自分の仕事を楽しむことが必要。
福沢諭吉が記した慶応義塾の目的に「社会の先導者たらんことを欲す」という言葉がある。
私も幼稚舎の卒業生はそれぞれの分野でリーダーになってほしいと思うが、はじめからリーダーになることをめざすのは幼稚舎の教育スタイルではない。
リーダーになることを目標にすると、いつも他人を気にしていなければならなくなり、ある時は他人を引きずり落としたり、汚いことをしがちになるのではないか。
そうではなく、仕事に喜びを感じ、自分の好きなことをやっているうちに、いい仕事ができる。その結果としてリーダーになる。楽しいからこそ、他人から見れば辛い努力もそう思わずにできるのではないか。リーダーになるよりは、年老いた時に自分の人生は良かったと思えることを大切にしたい。
福沢諭吉の生き方は「知りたい、見てみたい、やってみたい」を凝縮した人生。
幼稚舎の教育理念は、福沢が自らの人生を振り返った「福翁自伝」を読んでいただければ、すぐに理解いただけると思う。
与えられた課題をただこなしていくだけではなく、自ら問題を探し出し、解決していく能動的な人間。それが人生を楽しめる人。
幼稚舎では、自分から勉強する意欲を育てていきたい。
そのためには、教員がアカデミックな好奇心に溢れ、面白いことを子どもたちに伝えたいという気持ちを持ち続けることが大切。子どもたちの何人かが興味を持ち、自発的に学習を始めてくれれば成功。そのため、ペーパーテストに対する学力をつけてほしいと願う親御さんにとって、幼稚舎は満足な学校ではないかもしれない。
また、自発的な子どもを育てたい。何でも良いので、一つ興味があるもの、得意なものを見つけて欲しいと願っている。
幼稚舎では多くの行事を用意しているが、その行事の内容を身につけてほしい、全部の行事に関わってほしいというよりは、そのなかで一つでも興味があり、得意なものを見つけ、自分に対して自信を持ち、最終的にはその自信から物事に働きかけていく姿勢を身につけてほしいと考えている。

<幼稚舎の特徴>
6ヵ年担任持ち上がり制と教科別専科制。
外部の方はこの制度に批判的な方も多くいらっしゃるが、我々はこの制度をよしとして採用している。
担任は児童一人ひとりをよく理解し、6年間という長い目で発達と成長を見守る。
担任にとっては責任の重い仕事ではあるが、たいへんやりがいのある仕事でもある。
社会人になってから幼稚舎の卒業生同士はこぞって「担任は誰だった」というのが合言葉のように交わされているらしい。
クラスによって学習の進度、扱う教材、学習内容も異なることもある。
また、クラスによって、決められたルールもさまざま(トランプを持ってきてよい・雨の日のみ漫画を持ってきてよい、などなど)。担任と子どもたちが話し合って決めている。
幼稚舎は1学年4クラスであるため、合計で24クラスとなるが、24の学校があるとも言われている。
6年間クラス替えがないため、かけがえのない友情を育むことができ、児童と教師の真の信頼関係を築くことができる。その結果、いろいろなことを肯定的に捉えられるようになると考えている。
ただし、この制度では、接する教員が限定されてしまう。これを補うため取り入れているのが、教科別専科制。
担任が受け持つ授業は、国語・社会・算数・総合・体育の一部・運動時間などで、そのほかの科目は、それぞれ専門の教育を受けた教員が指導に当たっている。今年度は23名の選任専科教員、19名の非常勤講師が在籍。
一人の担任が長い目で見ることに重点を置いた担任持ち上がり制、いろいろな角度から複数の目で見ることができることに重点を置いた教科別専科制によって、幼稚舎の教育は成り立っている。

<受験に対する心構え>
我々は、子どものありのままの姿を見て判断したいと考えている。
与えられた課題ができる・できないではなく、人間としてあらゆる面を見ようと思っている。
5歳の子どもには、やがて一人前となるためにどういうことをやってあげたらよいのかを考えてあげるべきだと思う。
自分の持っている価値観をどうやってわが子に伝えていくかが、大切なことになってくるのではないだろうか。
本来は5歳の子どもに強いるのはどうかと思っているようなことを、受験のためにさせるというのはいかがなものかと思う。
受験というものを考えず、世間の風潮に惑わされずに、それぞれのご家庭で5歳の子どもに何をさせてあげるべきかを考えていただきたい。
まだまだ人生のほんの始まりの時期。小学校受験を最終目標だと思わないように。
小学校受験のためにお子様をスポイルしないでほしいというのが、私の願い。

 

■幼稚舎の施設・学校生活について 近藤主事より

スライドを用いながら紹介。

入学式・卒業式にさげる掛け軸
「今日子供たる身の独立自尊法は唯父母の教訓に従いて進退すべきのみ」
講堂に入るロビーに掲げてある
「人間戯来戯去」
ともに福沢諭吉の書いた書。

校舎入口にある、影絵作家藤代清治氏による
「光陰の中の巣立つ仔馬たち」は、幼稚舎の宝。

昭和23年から年に5〜6回発行している文集「仔馬」。最新号は337号。
卒業生である岡本太朗氏の原画を表紙にしたこともある。

<歴史>
明治7年 和田塾始まる
明治31年 幼稚舎として再出発(三田)
昭和11年 天現寺に移転

<幼稚舎のめざしていること>
・丈夫な体と強い心を作る
・自分の得意なものを発見する(幼稚舎時代のうちに見つけられなくてもよい)
・適度に競争させる
「先ず獣身を成して後人心を養え」
身体と頭と心のバランスのとれた教育をめざしている。

<幼稚舎の1年>
入学式後に一斉健康診断
春の国際交流(日本→英国)
遠足(5月)
野球早慶戦応援
良書展示会
着衣水泳(5・6年)
夏の国際交流(4〜6年・米国)
水泳大会
作品展(9月)
高原学校(5年)
運動会(10月)
秋の国際交流(英国→日本)
音楽会(12月)
落ち葉炊き(1年・2学期末)
朝の駆け足(3学期)
書初め
新春かるた会
四校ジョイコンサート
学習発表会
修学旅行(3月・学年で行き先を決める)
卒業式
熊の湯スキー合宿(5年)
音威子府雪上合宿(5年) など

クラブ活動、児童活動の様子

 

■説明会終了後、希望者は定められた順路に従って校内見学

【所感】
教育理念でもある「独立自尊(=自分で問題を見つけ出し、自分で解決できる力)」をつけさせるため、たくさんの行事が用意されている。その1年間を、多くの画像を用いて紹介。また、各教科の授業風景などについても紹介され、学校生活の様子をうかがい知ることができた。
私立学校がもつ特色は、それぞれが長所でもあり、短所でもある。有名校だから選ぶという方法ではなく、家庭の教育方針と合致した学校を選んでいただきたいという加藤舎長の言葉が印象的だった。
幼稚舎の歴史や教育内容、行事、施設などの詳細は、2011年9月9日(金)より幼稚舎事務室で頒布される募集要項に同封されているとのこと(説明会資料より)。
(編集員I)

 

桐朋小学校 
第3回学校説明会 2011年7月9日(土)10:00〜12:00

9月までに全4回開催される予定で、今回は第3回目。
説明内容は、どの回も同様とのこと。
会場の収容人数に制限があるため今年度から予約制となった
(学校HPの予約画面にて手続き)。
土曜日であることもあり、親子での参加者も3割程度と多め。
説明会終了後には、希望者を対象にグループに分かれて教員と回る校内見学も実施された。

配布物
学校案内、入学案内(募集要項)、説明・メモ(よくある質問等)、入学願書、願書記入の仕方、受考票、選考料振込用紙、選考結果通知用封筒、説明会参加者カード兼アンケート、調布市内在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成の継続および市内私立小中学校に対する児童・生徒の安全確保のための援助要望書

【説明会の内容】
司会進行:武藤あゆみ先生

■校長 武藤昭先生のお話

3月に起きた東日本大震災から4ヶ月が経とうとしている。
本校はすでに耐震工事を終了し、安全に学校生活を送れるようになってはいるが、改めて防災の対策、放射線の対策・対応などに現在力を注いでいる。

梅雨時の大変蒸し暑いなかではありながらも、桐朋小学校の子ども達はとても元気に暮らしている。サッカー、竹馬などで遊び、また子どもがグランドにいない隙を見て水をまこうとするものなら、どこからか一斉に集まってきてシャワーを浴びるようにビショビショになるという場面もある。

子どもたちは1日、1日、新しいことに挑戦しながら、自分を高めている。
その反面、これは日本全体で言えることだと思うが、今の子どもたちは自己肯定感が低い。原因の一つとして、幼い頃に子どもらしい生活が失われてきているからなのかもしれない。子どもは、失敗を繰り返しながら学んでいき、成長する。ところが、幼い頃から、間違ってはいけないということを教えられたり、早いことがよい、早く早くという部分を求められる生活を送っているように感じられる。
自分を出すことを忘れている子どもに育っていないだろうか。
桐朋小学校は、このような現実と向き合いながら、教育を創っていく学校であろうとしている。

小学校時代は、人間の発達の基礎を育てる時期。
桐朋小学校は、長い生涯をいきていくための「根っこ」を育む。
授業や活動のなかで、人と人が結び合い、響きあうことを大事にしている。
主体性を育てることを教育の核にすえる。
また、学校だけが教育を実践するのではなく、ご家庭とともに手を取り合いながらというスタイルも大事にしている。

 

■初等部運営委員長 服部勇司先生より

<桐朋学園の構成について>
大きく3つの部門に分かれている。
1)男子部門:国立キャンパス
 桐朋学園小学校(共学)、桐朋中学校(男子)、桐朋高等学校(男子)
2)女子部門:仙川キャンパス
 桐朋幼稚園、桐朋小学校(共学)、
 桐朋女子中・高等学校(女子)・桐朋学園芸術短期大学(共学)
3)音楽部門
 桐朋音楽大学付属高校(共学)、桐朋音楽大学(共学)

桐朋小学校・桐朋学園小学校ともに、女子は桐朋女子中学校、男子は桐朋中学校への推薦入学制度がある。

<桐朋小学校の構成>
児童数は432名。
1〜2年生は1クラス24名の3クラス、3〜6年は1クラス36名の2クラス構成。
美術、音楽、理科、体育には専科教員がおり、美術と音楽については全学年・専科教員が担当。
スクールカウンセラーは学園で3名。そのうち小学校担当が2名。
週に2回、子どもたちと直接遊ぶようなカウンセリング活動、保護者の方とのカウンセリングを行っている。

<施設案内>
・プール(温水・低学年向けに30cm〜120cmの可動床プールもあり。主に1学期に
 集中して授業を行なっている)
・体育館
・自然広場(水が流れ、メダカやヤゴが生息)、木登りをしてよい木(根元には枯れ草を
 敷いている)
・図書室(蔵書20000冊。貸出はバーコードで管理され、卒業時にどれだけの本を
 借りたのかがわかる。カーペット敷きのコーナーもある)
・そうだんしつ(カウンセラールーム)
・教室(低学年は机や椅子が低め)、多目的室(パソコン設置)

<防犯・安全対策について>
・地区別懇談会(地域のなかで防犯・マナーを考えていく場)
・守衛、交通指導員の配置
・IDカード
・防犯カメラ
・インターフォン(すべての教室と職員室との連絡)

<学校外施設>
・八ヶ岳高原寮
 甲斐大泉にある学園の寮。200人が宿泊可能。4〜6年生が合宿活動を行なう。
 風呂も廊下もすべて自分たちで掃除をして、大切に使われている。

<教育内容について>
原点に子どもをということを、大切に考えている。
教科教育・総合活動・自治活動の3領域を柱としている。

■国語
日本語をしみこませる。
特に低学年では、言葉の響きやリズム感に親しむことを大切にしている。
■社会
「現場主義」を重視。
例えば、5年生で自動車工場見学に行く前には、それぞれのパーツをどのようにしたら早く組み立てられるかをグループごとに考える。2年生のパン工場見学の前には、自分たちで作ってみることから始めるなど。
自身の経験をふまえた上で工場に行き、そこで働く人たちのことを深く感じ、子ども達の興味・関心を広げていく。
■算数
わかる実感を大切にする。
自主編成のテキストを使用。具体物(タイル)を使い、繰り上がり・繰り下がりなどの数を理解する。
■理科
実験・観察を重視。
1・2年は「理科」ではなく「総合」の中で直接体験を通して学ぶ。3年から教科となり、4年からは専科教員が担当。
■音楽
仲間とともに歌う、奏でる。
低学年でも1年に40曲ぐらいを歌っている。
1年から専科教員が担当。心を合わせて音作りに向かっていく主体性の発達を大切にしている。
■美術
手わざを大切にする。
■体育
五感を使う“からだ育て”。
体育の授業は“からだ育て”の中核。
音楽に合わせて体を動かす民舞なども取り入れている。
■外国語活動
5・6年を対象に2010年度からスタート。
少人数でのコミュニケーションの授業や、広く世界の人々のくらしや文化を学ぶ授業などを行なっている。
■総合活動
総合活動は桐朋小学校の大きな特徴。30年前から、総合の時間を大切にしている。
・作る(凧など)
・畑で作物を栽培し、収穫し、調理し、味わう(大根、よもぎ団子など)
・様々な人の実際の言葉を聴く
 (広島に行き被爆者の方の体験を聞く・福祉施設訪問など)
・演ずる(劇をつくる。証明、音響まで担当) など
■自治活動
主体性を育む。
学級会、児童会、運動会の係活動、委員会、子供集会など

<行事>
・運動会(AM日常の体育学習の発表、PM対抗競技)
・八ヶ岳合宿(仲間とともに生活の場をつくりあげる。自然のなかの活動、自主的な
 活動。4年生から毎年違う季節に実施)
・音楽会、美術展は隔年に実施。2012年は美術展。

<顔が見える学校>
・低学年は24名クラスを実現。
・ゆるやかな専科・担任制(5・6年生の学習は、専科の担当者が担任にもなり、
 担任が隣のクラスの授業もみる。1学年72人の生徒を、彼らに関わっている教員が
 みんなでみていく)
・少人数授業(3・4年生では算数の授業に学習補助員を週3時間配置)
・5・6年は放課後勉強室、少人数による基礎の時間を実施

<考査について>
・募集人員は、第1学年72名(ただし本学園幼稚園からの進学者約40名を含む)
・考査期日は第1次考査11月5日(土)、第2次考査11月7日(月)
・考査当日の受付時間については、願書手続き完了の後、別に指示をする
・選考結果発表は第1次11月6日(日)午後2時〜3時(本校にて)、
 第2次11月8日(火)郵送通知
・考査当日は、上履き(児童・保護者とも。児童は運動靴)、上履き入れを持参のこと。
・考査当日に欠席した方は棄権とみなす。麻疹・インフルエンザ等の学校感染症
 にかかった場合、考査を受けることはできない

<願書等について>
・願書受付は10月4日(火)午前10時〜午後3時、10月5日(木)午前10時〜12時。
 近隣に迷惑なので、早朝から並ぶことはしないでほしい。
・選考料振込依頼書は受取人が「桐朋学園女子部門」となっているが、
 間違いではないので、そのまま使用する。
・選考結果通知返送封筒の住所は、現住所と異なっていても構わない。
 通知が確実に受け取れる住所を書く。
 氏名は保護者の名前(封筒は1次合格者のみ使用)。

<通学条件について>
・子どもの健康・安全を考え、片道40分以内としている。
 電車は各駅停車、歩きは子どもの足で歩く時間を基準にして40分。
・利用交通機関は2つまで、乗り換えは1回だけ。
・個々のケースについて、学校側からは答えない。
・上記の条件は卒業まで変わらない。
・転居予定者は1月13日(金)までに通学範囲内の転居先を決定し、
 3月30日(金)までに転居を完了するように。

説明会終了後、希望者のみグループに分かれて校内見学

 

【所感】
校長先生のお話では、子どもが書いた日記も盛り込まれ、学校での生き生きとした様子や、学校全体・全教職員が子ども達一人ひとりを育てていこうとする思いが伝わってきた。小学校の6年間は、生涯を生きていくための“根っこ”を育む時期。多くの日本の子どもの現実と向き合いながら、教育活動をすすめている姿勢を強く感じることができた。
キャンパス内に自然広場や畑など動植物と身近にふれあえるスペースがあり、子どもたちは、きっとそこからも大切なものを学んでいくことだろう。
(編集員I)

 

成蹊小学校
説明会 2011年6月24日(金)14:00〜15:30
武蔵野市民文化会館にて開催(最寄り駅:JR三鷹駅)。
女性参加者の服装は、紺の半袖ワンピース、紺スーツがほとんど。
男性1人の参加も比較的多かった。
昨年同様、当日午前中にオープンスクールを実施。その後、会場へ移動してきた人というが多かった様子。説明会のみの参加者には、会場で資料が配布された。

■配布物
2012年度新1年生学校説明会資料、成蹊小学校学校案内2012、成蹊学園案内、オープンスクール感想カード
そのほか、小学校発行誌「すもも」19号・20号、17号・18号のセットを各1000円で販売

【説明会の内容】
司会は大場教頭先生

■加藤専務理事より挨拶 14:00〜

成蹊学園は創立以来、個性を持った自立的な人間の創造をめざしている。
画一的な人間を育てたくはない。

1)一人ひとりが持っている個性を引き出し、大きく伸ばす
そのために・・・
2)子どもの個性を引き出すための、優れた教師集団を用意
個性豊かな、心優しい教師たちに全幅の信頼を寄せていただきたい。
3)安全への配慮
定期的に放射線量を計測、現在は震災前の水準に戻っている。
契約農家と話し合いをし、安全な食材を提供。
震災の経験を踏まえて、万全な体制を構築。万が一、再び前回のような事態が起きたとしても学園が全責任をもってお子様の安全を保障したい。

■金納善明学校長のお話 14:10〜

<成蹊小学校の伝統的な教育方針>
成蹊学園を理解していただくために、最もふさわしいものは校歌であると考えている(説明会資料の1ページ目に掲載)。
歌詞のなかに、成蹊学園のこころが、しっかりと描かれている。
1927年に発表以来、小・中・高・大学と80年間以上歌い継がれている。
これこそが、成蹊学園のこころであり、伝統。
「聞けよ吾等が心力歌の生命」
「昨日の吾を超えし輝き尊し」
「一つに集う族吾等の園」
校歌には、成蹊学園の教育理念、建学の精神が込められている。

成蹊小学校は、1915年(大正4)に開設。
成蹊という名の由来は、『史記』にある「桃李不言下言成蹊」から採ったもの。
桃や李(スモモ)は何も言わないが、美しいもの・美味しいものを求めて人は集まってくる。その下には自然と道ができる。
人格のある者には、自然と人が慕い・集まってくる。
そうした創立者・中村春二の想いから付けられた校名。

校名の由来は、「実践力を重視した人間教育」という建学の精神につながっている。
自主自立、自奮自励、自学自習。
今から95年前に発せられた創立者の想いは、現在の教育に課せられた課題であるように感じている。

<成蹊小学校の教育の現状>
現在、1年生〜3年生まで学級28名・4クラス、4年生〜6年生は帰国子女を交えた学級32名・4クラスの少人数学級体制。
子どもの顔が見える教育ということで始めている。

現行教育課程の目標は、
「ゆとりある学校生活の中で個性的な子どもを育てる」

個性的な子どもとは・・・
自立:私の考えを持ち、表現できる子ども
連帯:集団の中で自分を生かすことのできる子ども
創造:生活の中で創意工夫できる子ども
2008年に完成した新校舎は、子どもたちが自立する空間、連帯する場、創造を保障するスペースを備える「子どもたちの居場所」として完成。

「信頼される学校」をめざして
学校の危機管理体制、子どもたちの安全対策を強固にする。
・セキュリティ対策の充実
・登下校管理システムの導入
・教員、保護者による下校指導、通学マナー指導の推進
・学園全体パトロール など

新しい時代に即応した学校を築くとともに、成蹊小学校の伝統を継承することも「信頼される学校」の基本であると考えている。
子どもたちを教える、励ます、信じる。
この教育活動は、子どもたちに将来を託すという大きな信頼から生まれるもの。
信頼される学校とは、保護者と教師が手を携えて、子どもたちに未来を託す学校。

みちのべの 椎の一本 葉かげなお
    まばらなれども 椎の一本
              中村春二
今は葉っぱもまばらな小さな小枝をつけた1本の頼りない木かもしれないが、これから大きな大きな椎の木に成長する、かけがえのない1本。
創立者が子どもたちに未来を託したこの詩は、卒業式に短冊にして一人ひとりに贈っている。

<入学試験についての考え方>
入学試験で大切にしていることは何か?
9月に頒布する入学願書の1ページ目に「保護者の方々へ」と題し、私共の考えを表明している。
手に入れた際には、ぜひここから読んでいただきたい。
そのなかで、児童検査は次のような考えで行うと、3点挙げている。
1)小学校入学前年の子供としての検査を行う
2)例題を行うなど、丁寧な説明をしたうえで、検査に入る
3)検査では時間を充分に取ってあり、むやみに急がせることはしない
成蹊の入試問題は難しいと言われているため、過去問題などを十分に練習する必要があると思われているかもしれない。しかし、試験の際に最も大切な力は何か。
成蹊小学校の入学試験の学校側の基本姿勢をまとめると・・・
例題をやり、問題を丁寧に説明するから十分な時間を取るのであり、問題の答え方を理解させてから始めるから、むやみに急がせない。
と、解釈していただきたい。
ここから読み取れる受験対策は、普段の親子の対話の積み重ね。
これが子ども聞き取る力を育てていると考えている。
耳からの確かな学びは、生涯の財産になる。

<今後の予定>
入学願書交付は、9月5日から成蹊小学校事務室において1部200円で頒布。
したがって、9月19日に予定している第2回説明会では、出願に関する留意点、あるいは学校側から皆さまへのお願いなどもお話する。

質疑応答の時間を取り、終了。

【所感】
創立の精神、伝統を受け継ぎながら、独自の教育を実践。具体的な教育活動や年間行事、活動などの詳しい話はなかったが(説明会資料には掲載)、学校側の想い、一人ひとりの子どもに目を向ける姿勢が伝わってくる説明会であった。
受験のお話のなかで、普段から親子の対話・目を見て聞く姿勢が、子どもの聞き取る力を育てるとあり、日常の小さな積み重ねが大切であることを改めて実感した。
(編集員I)


目黒星美学園小学校
学校説明会 2011年6月18日(土) 10:00〜

地下2階の体育館にて開催。
受付で来校者カードに記入をして入場。
子連れの参加者が1割程度。入学対象となると思われるお子さんのほか、妹や弟も一緒に連れてきた家庭もあった。

■配布物
学校案内パンフレット、学校説明会と運動会のご案内、平成24年度就学児募集要項

【説明会の内容】
■学校長挨拶 シスター滝口ひとみ

子どもたちは皆、神様から望まれて生まれてきた、かけがえのない存在。
その神様に喜ばれる子どもになれるように、一緒にがんばる。

創立者ドン・ボスコが創り上げた「予防教育法」とは、
子どもたち一人ひとりが持つ能力を引き出し、家庭的な雰囲気のなかで、それを伸ばしていく。内部から成長させていくという教育法。
さまざまな困難に対して、自分たちで対処する力を身につける。
豊かな品性を備えた、明るい誠実な子を育てていきたい。

今年度は1時間を45分授業とし、土曜日も月に2回登校。
1年生から英語、宗教の授業を週2時間としている。
心の育成と学力、その両方を伸ばしていきたい。

■教頭 石川先生のお話
<教育内容について>
「いつも子どもとともに」というアシンテンツァの精神を基に、先生が子ども一人ひとりを理解する。

喜びのある学校(4つの喜び)
○できた喜び・わかった喜び
→次のステップにつながる
○共に活動する喜び
→みんなの喜びは自分の喜び、自分の喜びはみんなの喜び
○与える喜び
→もらうことよりも与える、自分にできることを与える
○神様と人に愛され、愛する喜び
→思いやりと優しさをもって人と関われる

教科指導:40分から45分授業に変更。
特別活動:クラブ活動、委員会、課外活動(オーケストラ、聖歌隊)などがある。
日々の生活は、お祈りで始まり、お祈りで終わる学校生活をしている。

<学年・クラスについて>
学年担任制のシステムをとっている。担任のほかに専科の先生を2名おき、できるだけ多くのめで子どもを見れるようにしている。
1〜4年生までは男女共学。
5年生からは男女別クラス。

<進学について>
女子については、多くの児童が推薦入学制度を利用して小中高一貫教育を受けている。
男子は他校受験。補習などで力をつける。5年生では受験を意識したサマースクールを実施。

<校外学習>
2年生から行っている。
神様が創られた自然のなかで、他者とのつながりを考える。

<入学時の低学年の生活>
安全面を考慮して、ランドセルの代わりにショルダーバックを持たせている。教科書の持ち帰りが大変であるため、家庭用の教科書を準備。
本校は給食はなく、お弁当を持参。

<入試について>
以下の3点から判定している。

  1. 集団生活における適合性
  2. 年齢に相応した発達
  3. 学校と家庭の教育方針が一致しているか

<安全面について>
安全面を考慮して携帯電話を許可している。
子どもたちには防災セットを持たせている。
そのほか安全管理についてはホームページに掲載。

■学校生活の様子(DVD放映)
学園のあゆみ、授業風景、年間行事、課外活動、校外学習の様子などを紹介。

説明会終了後、10:50から始まっている3校時目を自由参観。

【所感】
一人ひとりの子どもとの触れあいを大切にしている姿勢が印象的。先生と生徒がお互いの間に愛情が生まれて信頼しあっていることで、子どもたちそれぞれ持つ才能が開花しているように感じた。自転車での来校者も多く見られ、近隣のご家庭からも注目度が高いことがうかがえた。
次回9月8日(木)は願書頒布を含む説明会とのこと。また、9月17日(土)に行われる運動会の見学も可能。午前中最後に行われる年長児対象協議に参加希望の場合は、当日10:30までに受付まで。
(編集員I)

星美学園小学校
第1回学校説明会 6月17日(金)10:00〜12:00

小学校の多目的ホールにて開催(上履き、靴袋必要)。
校舎入口で名前カードを記入(受験者名、住所、在園名、幼児教室名など)後、会場へ移動。
参加者は400名ほどで、夫婦での参加は1割ほど。
朝から雨でありながら、紺やグレーのスーツ、ワンピース姿の来校者が大半を占めていた。

■配布物
平成23年度学校要覧、平成24年度児童募集要項、学園通信「星美」4月19日号、目指す星美学園小学校の教育、校舎平面図、信頼盤石(山浦玄嗣著)コピー

【説明会の内容】
司会は、竹内幸夫教頭先生。
説明会中に大きな地震があった場合は、学校の避難指示に従うよう協力をお願いしたいとのこと。

■学校長シスター森内直子の挨拶(10:05〜10:40)

本校は1学年3クラス、全校生徒数は747名。
1〜4年生までは男女共学、5・6年生は男子1クラス、女子2クラスとなる。
男子は受験に備えるということからも、男子クラスを設けている。
教職員数は60名(教員47、職員13)構成で、お子さんを預かっている。
登校時間は8時30分だが、子どもたちは7時20分頃には校庭で元気よく遊んでいる。
最終下校は16時だが、低学年は2時50分が下校時間。1年生は、だいたい15時には学校を出られると思う。

星美学園は、イタリアを本部にする扶助者聖母会が経営母体。
創立者ドン・ボスコの教えを伝える学校である。

東日本大震災から3ヶ月と5日が過ぎた。
(犠牲になった方達にむけて黙とう)
今、日本全体が再興しよう、復興しようという気迫に満ちている。
教育とは時代とともに生きる子どもを育てること。そのため、震災と無関係に教育するのではなく、20年後の日本を背負っていける人間を育てることが、今の教育。そこで、
「日本人の底力、信仰心の希望と創造」
という目標を持ち、今を変える時とする。
変える時というのは、チャンスの時・チャレンジの時。
今年度は4月6日からスタートしたが、支えあいの取り組みをしていこうと、献金を呼びかけ、児童とともにどう生きるかということを考えてきている。
今行っていることは、クラスごとに自分たちに何ができるかを考え、被災した方たちと痛みを分かち合おうという取り組み。具体的には、おにぎり献金(お弁当をおにぎりにする日を決め、おかず分を献金)、お手伝い献金、節電タイムなど。

<星美っ子の目指す姿>
「やさしい子・かしこい子・たくましい子」
「やさしい子」宗教心の教育
人は愛されて愛する者になる。
肯定的な声かけ、休み時間は先生も一緒に遊ぶ、福祉教育、教師から祝福のあいさつなどの実践。
「かしこい子」教科の学習
基礎基本をしっかりと身につける(チャレンジタイム)。
専科教員による授業(音楽・図工・体育)。
進学準備のパワーアップ(5・6年)。
英語力アップ(公立が65時間に対し、本校は315時間)。
校外学習(6年生は広島平和学習)など。
「たくましい子」気力・根気・体力を鍛える
朝会前の遊び(サッカー、バスケ、ブラバンなど)。
給食(週2日)は完食。
体育授業、マラソン大会前1ヶ月間の練習、駅からの坂道徒歩通学。
徹底した生活指導など。

<安心・安全について>
1.毎日の安心
児童にICタグを持たせ、登校時、下校時を瞬時にご家庭の携帯に報告。
2.緊急時の対応
一斉メール配信、ホームページにて情報発信。
3.放射線の測定と対策
給食食材の生産地は献立表に明記。
牛乳・ヨーグルトは、従来の関東生産品から北海道牛乳に変更。
使用している井戸水から放射線は検出せず。登下校時のために水筒持参。
プールの水は安全を確認した上で授業を実施。
校外学習の行き先変更。
4.毎日の安全
備蓄倉庫の充実、避難訓練、防犯訓練。
1年生は5月中旬までエリア別に3グループに分けて下校指導。そのほか父母の会による交通見守り、登校時には教職員が立つ。

■主幹教諭シスター小島より、本校の教育の特徴(10:40〜10:55)

<教科の学習>
基礎・基本を徹底するために、それぞれの学習が終わった時点で確認テストを実施。
書く力、表現力を重視した本校独自のカリキュラム
専科教員による専門的な授業
進学にむけての準備(5・6年生)
英語力アップ(1年生から週1時間、2年生以降は週2時間)

<教科外の学習・総合的な学習>
障害者理解・福祉教育
国際理解教育
情報教育
環境教育
宿泊体験学習 →現地で自然・文化・人に触れて本物を体験し、生き抜く力を高める

<宗教(心の)教育>
宗教の授業(週2時間)
朝から帰りまで続く、祈りと聖歌
みことば朝会
担任の言葉かけの中にイエス・キリストの教え

<人とのかかわり方の学び(自主性・協力・連帯意識)>
1年〜6年までの縦割り班
(仲良しキッズ班:毎日の清掃、地区別班:緊急時に備えて。地区別ランチとレクリエーションで顔なじみになり、台風などの緊急時には集団下校)
1年生と6年生とのかかわり
(入学当初からのかかわりから、基本的生活習慣を学ぶ)
委員会活動(4年生以上)
クラブ活動(4年生以上)

<星美学園の教育理念>
家庭的な雰囲気のなかで、人間を育てる教育。
だからこそ、ふりむけばそこに先生がいて、いつも一緒にいながら教育することを目指している。
すべての活動を通して、社会と人々に積極的に貢献できる自立した人間を育成。

さらに、具体的に子どもたち一人ひとりに目を向けるために、重層構造(3クラス4担任制)を取り入れている。
複数の目で、クラスを超えて子どもたちを見ていくシステム(自分のクラスの子というより自分たちの学年の子どもたちという意識)。

■DVDによる学校紹介(10:55〜11:15)
学期ごとの主な行事、日常生活の様子、宿泊フィールドワークの様子などを紹介。
ナレーションは児童が担当。
合間に行事を振り返った子どもたちの感想も盛り込まれていた。

■入試部長星野先生より、平成24年度入試について(11:15〜11:35)
入試判定については、ペーパーテスト・社会性・面接を総合的に見て決めている。

<ペーパーテスト>
知能(思考力)、言語(表現力)を見る。
知能:数量、自然総合、図形、推理、構成、推量・位置の6領域のなかから5領域を出題予定
言語:3領域から出題。毎年出している問題は、話の聞きとり、言葉・語彙
(数量・図形・推理・自然など、昨年度の問題を幾つか紹介)

<社会性>
入学してから集団のなかでかかわりができるかどうかが重要になってくるため、判定の基準としている。
行動観察、集団行動、リーダー性、思いやり、創造性、言動など

<面接>
両親と子の3者による審査・15分程度。
子育てに関する保護者の考え方、家庭での教育の考え方などを見る。
家庭と学校の連携
保護者の協力体制
家庭での子どもの教育についての考え方 など
*子どもは、自分の言葉で自分の思いを表現できるように。

<入試に備えて>
毎日の生活から、以下のことを身につけるように。
よく見る力・・・目で聞く・観察する
しっかり聞く力・・・顔を見ながら話を聞く
よく考える力・・・「なぜ」の疑問を大切に
集中して物事に取り組む力・・・最後までがんばらせる
基本的な生活習慣・・・あいさつ・返事・健康・整理整頓・責任感・思いやり・公共性など

<今後の予定>
第2回説明会は9月17日(土)9時から開催。
平成24年度の入試問題についても話す。
説明会終了後、今回と同様に学校見学可能。
年長対象に、入試に慣れていただくためのミニ入試を予定。
詳細は追ってホームページに掲載。

9月5日〜9月9日学校見学(事前に電話予約)
少人数で、普段の生活を見学できる。

*男子の保護者はここで退席、先に校内見学を始める。
*願書は説明会受付場所にて1部1000円で販売しているとのアナウンスがあった。

■星美学園中学・高等学校長シスター鈴木より学校紹介(11:35〜11:45)

星美学園中学・高等学校は女子校。
建学の精神・教育方針は星美学園として共通。

<目指す女性像>
キリスト教の価値観に基づいて考え、主体的に行動できる
「自立した聡明な女性」
「やさしく誠実な、たくましい女性」
「いつも喜んで社会に貢献できる女性」
を育成していく。
心の教育を大切にしている。

<星美学園の特色>
一人ひとりを大切にする、きめ濃やかな指導。
自然との共存の姿勢を作る。
中3〜高3まで性教育をしっかりと学ぶ。
国際教育とボランティア教育(各国の姉妹校と連携)。

星美学園小学校からの進学は、自己推薦で面接のほかに特別な試験はなし。
ただし遅刻や欠席はあまりにも多い者は許可しないこともある。

中1〜高3まで、6年間を通して進路指導を実施。
神様から与えられた、その人にしかできない使命があるという観点から、進路についても指導。
中学では基礎力をしっかりとつけ、高校では目指す大学にふさわしいコースを選ぶ。

校内見学(11:45〜)
教員の案内により、いくつかのグループに分かれて見学(希望者のみ)。

【所感】
以前から希望の声があったため、今年度から中学・高等学校の説明を加えたとのこと。全体の説明後に行ったため、男子の保護者は先に校内見学となり、その分見学も一度に殺到することなくスムーズに行動できたかと思う。
小学校入試試験の説明のなかでは、昨年の問題が幾つか紹介された。出題の説明をよく理解できないと解けない問いもあるように思えた。聞く力をつけておく必要があると感じた。
校内見学の途中で、クラスで教室移動中の児童たちとすれ違う機会があった。一人ひとりの保護者に、みんなが笑顔で元気に挨拶をしていく姿が微笑ましく思えた。
小学校はキャンパス内の一番奥に位置し、高台の見晴らしの良い立地。グランドも広く、学び舎として恵まれた環境であると感じた。JR赤羽駅からは北改札西口を出てすぐ右折、そのまま道なりに進めば到着するので、迷うことはまずない。歩道も整備されているが、傘を差してすれ違うには若干狭いと思える区間があった。
(編集員I)

宝仙学園小学校 
公開授業・学校説明会6月10日(金)10:00〜12:00

公開授業は各教室・専科教室にて。
説明会は学園多目的ホール(大学4号館)及び講堂にて開催。

受付会場は校舎3階の講堂となっており、記名後に資料とともに説明会会場の整理券が配布される。校舎内は上履きが必要。
参加者は母親のみという方がほとんど。夫婦は全体の1割程度。参観時は友人と何人かで行動している人が多かったように思える。紺系のワンピース、スーツなど、きちんとした服装の人が多数。

■配布物
公開授業及び説明会のご案内、2012年度スクールガイド(入学願書付)、宝仙グラフィックス、宝仙学園小学校Q&A、アンケート、誌上座談会・選ばれる私学(週刊朝日2011年5月10日発売号掲載分)、説明会整理券

■公開授業(10:00〜10:40)
校内案内図と各クラスの授業一覧をもとに、校内を自由に参観することができた。
多くの見学者が教室を出入りするなかでも、子どもたちは授業に集中している様子。
6年生の算数、1年生の図工、2年生の算数の授業などを教室に入って見学してみたが、どのクラスも積極的に手を挙げている姿が印象的だった。
6年生の算数は、面積比・体積比の発展学習。身近な題材を取り上げつつ、中学受験に向けての高いレベルの学習を楽しんで習得いる様子がうかがえた。
各学年の廊下には、学校で普段使われている教材プリントなどが置かれ、自由に持ち帰ることができた。

【学校説明会の内容】
説明会は2つの会場で、11:00から行われた。
大学4号館にある多目的ホールに参加。

■和智紀朗(わちのりお)校長先生の挨拶

本校は敷地が狭く、他の学校に比べると施設は雲泥の差があるが、中身で勝負。
宝仙学園の理事長は、宝仙寺の住職。
仏教精神を基調とした建学の精神があり、思いやりの心、感謝の心、奉仕の心を中心として情操教育を行っている。
あわせて、本校の子どもたちは、国立・私立の中学校へ、全員が受験する進学校であるため、高い学力を身につけさせる努力をしている。

理想とする学校像は、愛情と信頼感あふれる学校。
そのためには、教師が人間性豊かで、高い専門性を備えている必要がある。
そのため本校の教師は、日々研鑽を積んでいる。その姿が、本日の授業を見て感じていただけていたら、大変嬉しいところ。

今年の夏休み中に、耐震工事を行う。
学園として、この数年間進めてきたことで、本年度は小学校と幼稚園が順番にあたるもの。
具体的には、1年生の教室(道路側)に耐震枠を設置、校庭側の壁を耐震壁にするなど、より強固な校舎となる。
そのほかトイレの全面改修、門扉をスライド式に変更する工事なども行う予定。
9月の説明会では、リニューアルした宝仙学園小学校をご覧いただけるので、ぜひ再度お越しいただきたい。

■入試等に関して
入学企画室長・佐藤先生より


<受験できる選考日>
宝仙学園幼稚園に在籍している園児以外の場合、
11月1日(火)の推薦入学選考
11月18日(金)の一般入学選考
以上、2回の受験が可能。

<推薦入学選考について>
願書受付:10月4日(火)、5日(水)
その際、推薦書ならびに知能検査結果表(園・塾で緘封したもの)を願書と一緒に提出するため、準備は早めにしておく必要がある。
推薦制度は、本校を第一志望とする者のみ該当する。
推薦の条件は、知能指数が125以上であること。そのほか受験生の生活面、家庭面、ならびに保護者の学校に対する協力などが推薦に値すること。
入学者人数の比率は、入学式の段階で、内部入学:推薦入学:一般入学が1:1:1。
昨年度の合格倍率は、
推薦:1.4倍(男子1.5倍、女子1.4倍)
一般:2.7倍(男子3.3倍、女子2.1倍)
本校にどうしても入りたいと思われるなら、なるべく推薦入学選考で受験されたほうがよろしいかと思う。もしも良くない結果であっても、もう一度、一般入学選考で受験ができる。試験の傾向も似ており、一般入学選考まで2週間ほど期間があるので、頑張れば相当良い点数が取れるのではないかと思う。

<入学金優遇制度>
宝仙学園が設置する各学校を卒園・卒業または在籍する兄弟姉妹が2人以上いる入学児童は、入学金を半額免除。
あくまでも兄弟姉妹に限る。父母、祖父母は該当しない。
制度を利用する場合は、願書と一緒に申請書を提出。書類は事務室に用意してある。

<入学後の健康診断書について>
書類のなかに偽りがあると、入学を取り消すことがあるので注意。
提出日は、1月27日(金)第1回父母会時。

<食物アレルギーの対応>
本校は給食(月曜〜金曜まで毎日あり)も大切な教育活動の一環と考えているため、自前の弁当は不可。
アレルギーに関しては対応しきれないので、相当反応しやすいお子さんは、違う学校を考えていただいたほうがよいかと思う。

■学校紹介映像
職員が一丸となって制作。ナレーターは6年児童が担当。

<日頃の様子>
毎朝、玄関の観音様に挨拶。
一人ひとりが校長先生と握手をして校内に入る。
朝の会の時には、全員で十の戒めを唱える。

高学年は教科担任制。
5・6年生は週に1度、剣道の時間がある。
昨年から3・4年生で英語の授業を開始。
5・6年生は月に2回、朝の時間にネイティブスピーカーによるイングリッシュ・スタディがある。
国語・算数・理科は、宝仙オリジナルの教科書・問題集を使って勉強。
5年生になると、特別算数・特別国語の時間がある。クラスを習熟度別に分け、少人数で受験に向けた演習問題を行っている。

休み時間は校庭で元気に遊んだり、教室でいろいろな遊びを考えている。
栄養バランスを考えた美味しい給食。
下校時は担任の先生とクラスで並んで帰る。
放課後、希望者は補習を受けることができる。

<宝仙の1年間>
入学式、花まつり、進級遠足、写生会、みたま祭り、夏季学校、運動会、宝仙祭、けん玉大会、卒業式などの年間行事の様子を紹介。
その他、希望者によるテニススクール(夏季)、スキースクール(1月・3月)、イングリッシュキャンプ(3月)などがある。

■入試概要説明

宝仙学園小学校の児童が「高い学力と豊かな情操を育む」という目標を達成するために、私共で入試の際に見させていただく子どもの力は、今持っている知識や理解力だけではなく、入学してからの生活力を含めて考えている。
生活力とは・・・
1.しっかり話を聞く態度
2.友達と協力できる気持ち
3.がまんする心
4.自分のことは自分でやろうとする態度
合格は受験のゴールではなく、小学校生活のスタートだと考えていただきたい。
私たちは、小学校の6年間を学校と協力しあいながら子どもの成長を図っていくパートナーとしての家庭を見つけたいと考えている。

<評価の観点について>
1.保護者面接
家庭の教育方針、学校の指導への協力の確認など。
仏教徒であるか否かは、合否判定に関係なし。ただし学校生活において宗教上の理由で合掌ができないことなどがあれば、本校の入学は考え直したほうがよいかと思う。
2.行動観察
巧緻性(紐を結ぶなど)、日常生活を自分で行う習慣、集団行動の適切さを、テスターが観察。
3.子どもの面接
自分からあいさつできるか、きちんと目を見て返事ができるか、はきはきとした受け答えができるか、きちんとした言葉遣いができるかなど。
面接を待っている間もチェックしている。
4.素質検査(ペーパーテスト)
点数化をして判断。
推薦入試と一般入試を比べた場合、一般入試のほうが合格最低点は高くなる。
指示理解・記憶力(話をきちんと聞ける子かどうか。問題を最後まで聞き、指示をされてから行う)
数理・自然現象(数理は、数を合わせる・分ける、同じ形を見つけるなど。自然現象は鏡など日常にあるものを取り上げる)
言語事項・読みの問題(普段の生活で、どれだけ文字に親しんでいるかを重視。小学生のようにすらすらと読めることを期待しているわけではない。試験で出されるのは、ひらがなのみ)
本を読む・音読することは、とても大切。受験までではなく、合格後も家庭でたくさんの本に親しんでもらいたい。
試験で音読はできないため、受験が近づいてきたら声を出さないで読む練習をしておいたほうがよい。

■次回の公開授業・説明会について
次回は9月9日(金)に予定。
昨年度入試問題抜粋の解説があります。

説明会終了後、希望者は個別相談の受付。

【所感】
多くの見学者が教室を出入りするなかでの公開授業でありながら、子どもたちは高学年になればなるほど授業に集中していた。授業中であることを考慮して、見学する側はグループでの移動は慎んだ方がよいのではないかという気がした。
説明会では、どの先生も要点をまとめてお話してくださっていて、とても分かりやすかった。次回の説明会では入試問題直前情報を交えた話がきけるらしいので、受験を希望する人は足を運んでおくとよさそう。
(編集員I)

雙葉小学校
6月11日(土)13:30〜14:15(13:10開場)
雙葉学園講堂にて。
例年通り参加のためには、要事前申込み(往復はがき)が必要。
申込受付締め切り5月16日(月)消印有効。
上記時間帯は参加者約400名。夫婦揃っての参加はあまり見かけず、女性(母親)7割、男性(父親)3割程度。

■配布物 学校案内リーフレット
■説明会の内容
1.河野久仁子校長先生より沿革・教育方針について

13:30〜13:45
3月11日の東日本大震災時には約330名が小学校に安全に様子を見守ってしばらく待機していたとのことです。
内約100名が学校に宿泊し、水、食糧、毛布などを各児童へ与え、一夜を過ごしたそうです。

昨年小学校が100周年。350年前にニコラ・バレ神父がフランスルーアン近くに学校を創立、「幼きイエス会」修道会を創立。そのバレ神父の考え
(1)子供の素質に従い、それぞれに自然性を大切にする
(2)愛をもって接すること、母親のように行動せよ
20世紀になってこの考えを受け継ぎ、世界に広めた幼きイエス会。
140年前に5人のシスターが横浜におりたち活動を始める。
日本で最初のシスターでもある。
1909年テレーズが遺産を投じ、四谷に雙葉高等女学校を設立。
翌年小学校、幼稚園を設立、キリスト教に基づく教育を行う。
テレーズはバレ神父の教えを守り、「地味で上品な日本女性」そして「良き母になる」ための教育に当たる。
現代はお金があれば何でもできる世の中だが、「徳においては純真に、義務においては堅実に」を校訓とし、祈る心・思いやり・実行力のある子どもを教育目標としている。
学校は競争の場ではなく、本当の人間として育っていく場である。
教員全員がキリストをお手本としてあたっている。
受験の際に考慮してほしいこと
進学率が高いから小学校から入れば受験指導をしてくれるのではないか、との考えは誤解。特別な進学体制はとっていない。基礎学力の向上に徹した教育を行っている。
一貫教育の中で心の育成をしていく全人格教育である。子どもの心身ともに健やかな成長のために学校とともに歩むことを望む。
ミサ、祈りに参加することを了承した家庭であること。宗教についてはわからなくても心配は無用です。放課後の教えや、希望する保護者にはシスターや神父の教えが受けられる。
祈りは自分、人のために心に願うこと。学校で大事にしてきた「親の祈り」(配布のリーフレット内)は親をはじめ、教師、大人すべてに必要なもの。なお、このプリントは入試とは無関係とのこと。

以上、河野校長先生は静かに丁寧にお話しされました。

2.ビデオ映像(教員が撮影したものとのこと)
13:15〜14:00

3.教育課程とQ&A(モリヤ教頭先生より)
9:30〜9:38

雙葉小学校は週5日制の学校。(運動会の練習など年間3〜4日間登校日あり)
各授業の合間の休憩は15分。
教育課程について、1年生から週1時間の宗教。
英語も1年生から外国人・日本人の教師がそれぞれ1時間ずつの2時間。他に1年生〜4年生までは課外授業としての英語を週1時間学ぶので、週3時間の英語の授業となる。
情報はPC使用し、全学年で行う。年間10〜20時間。
国語・算数は担任、理科・社会・音楽・図工・家庭・体育・英語・宗教は教科担任。
全科目とも基礎・基本を第一とする。
総合学習では英語・情報のほか1年生から日光霧降高原学校での総合学習が行われる。

Q&A
(1)姉妹、信者、卒業生の子どもが合格に有利ということはない。
(2)前述の方針を理解し、協力する家庭、年齢相応のしつけ、生活習慣、
  考える力がついている児童を望む。
(3)共働き、単身赴任でも構わないが、必ず、保護者が児童と1名同居し、
  いかなる理由があっても子どもや学校を最優先することが入学の条件。
(4)海外転勤でも復学は可能。
(5)(4)によって、編入試験は行わず。
(6)入試において生まれ月は考慮しない。
(7)通学時間は、徒歩含めて1時間以内が受験の条件。入学後も同様。
(8)入学後の送迎は安全に登下校できるまでは行う。
  なお昨今の危険な治安を考えるとそれ以降も続けてもよい。
(9)セキュリティは警備員の常駐。
  そして平成18年より通報システム、連絡網システムを導入し、
  緊急時にメールや携帯電話へ連絡の対応が可能。
(10)入試当日の服装は、親子とも紺色でなくても構わない。
  その場に応じたものであればよい。
(11)親子面接当日、単身赴任中などの場合は、親一人でも受けられる。

(所感)
今年の説明会は冒頭、東日本大震災の話から始まりました。雙葉学園が安心安全の場であることも伝わりました。
配布の「親の祈り」はじっくり読んでみると、子どもを育てる親として、しみじみそうありたいなと思わせるもので、特に心に留まったフレーズです。「大人の判断や習慣で子どもをしばることのないように子どもが自分で判断し自分で行動していけるよう導く知恵をお与えください。」
入場後、説明会が始まるまでの時間に校内の映像が上映されています。ほかに校内を見学する機会がないので、見逃したくない映像です。意外に活発な女児たちの映像です。
心の教育を強調する一方で時代に即した教育内容(英語教育など)であることに加えて、カトリックの学校では珍しく給食だということや、都心の真ん中で利便性が高いこと、安心安全で洗練された施設設備など、合理性、多様性が感じられました。

立教小学校 学校説明会  2011年6月9日(木)
参加者は約1000名。ご夫婦での参加者は3割程度。
参加者の服装は紺系スーツやワンピース。

■配布資料
学校参観プログラム、小学校案内図、概要・施設紹介、公開授業時間割、学校案内、
総合案内

■当日の予定(プログラムより)
8:00〜 受付開始
8:20〜 参観開始
8:50〜9:30 1校時授業参観 各教室にて
9:40〜10:20 2校時授業参観 各教室にて
10:30〜11:20 説明会 講堂
11:30〜12:30 個別質問 3年、4年の各教室および中央外階段前にて

■説明会内容
司会進行 オシダ事務長

●西村校長先生のお話
【立教小学校の教育の特色】
・人間は生まれたことに意味があり、子供の主体性を引き出すように教師が気をつけ
  心がけている。
1) 教師が常に子どものそばに居る
2) 教師が40人の生徒を良く見ている
3) 教師が生徒の話をよく聞いてあげられる、聞き上手な教師を育てている
4) 生徒に様々な刺激を与え、その反応を信じて待つ
・小学校の6年間は人生の基本となるので、しっかりと学校選びをしてほしい。
・たてわり朝礼では、教師は口出さず生徒に任せ、生徒が自ら発信し、それを見守る。
・夢中になって取り組む子供を育成していく。

●柳本チャプレンのお話
立教のキリスト教教育について
本校は日本聖公会に属し、英国国教会から生まれた教派。
人間の全てを受け入れるのが国教会。
そのため聖公会のキリスト教の信仰に基づいたキリスト教教育を行なっている。
立教小学校は、日常性と宗教性を一致させ、信仰的な生活が一般的で普通であることを目指し実践していく。
キリスト教信仰に基づく愛の教育の実践。
福音とは、学ぶものではなく現実に生きる。
自分を作ってくださった神様に感謝し共に生き、自分は神様に愛されていると実感できる。
神様と一緒に生きる楽しさと喜びを仲間と共に受け入れるのが、愛の教育である。


●田代教頭先生のお話(入試について)
・受験番号は4月2日生まれから1番として4月1日生まれが最後の番号となる
・入学試験日:11月1日(火)と2日(水)の2日間
昨年度同様、第1日目が集団で絵本の読み聞かせ後、テスターから個別質問。
第2日目は知恵を見る作業考査や集団ゲームなどからみる、数量的能力、思考力、作業力。走ることを中心とした運動能力テスト。
今年度も概ねこの方針に従って実施する予定。
従来どおりペーパーテストは行なわない。
学校は社会性を社会性のトレーニングの場である。男子は女子にくらべて幼いところがあるが、のびのびしていて単純さが良いように作用している。
トラブルも多々あるが、社会に対応していく力がついていく。

訓練(受験対策)によって鍛えられた子ではなく、そういったことよりも読み聞かせや自然の中での遊びの体験、お手伝いなどを介して行なわれる豊かな会話といったような日常生活を大切にしているご家庭のお子様が欲しい。
遊びやお手伝いのなかで、勉強(数の数え方、生き物の観察、語彙を増やすなど)していくことが大事。楽しみながら、ゆとりある生活を送ってもらいたい。
人の話をよく聞き、感性豊かに反応できて、けじめや自制心や社会のルールを厳しく指導できるご家庭の子どもを求めている。
震災対策に関しては、震度7に耐えられる耐震構造。備蓄品や自家発電も備えている。
節電に関しては、太陽光なども取り入れている。
放射能対策に関しては、立教学院で対処できる。
給食のアレルギーに関しては、対策が遅れている為、食べられない物がある生徒にはお弁当を持参してもらっている。


●手続き等について
・入試要項配布 9/5(月)〜9/30(金) 9:00〜16:00(土・日・祝を除く) 
 頒布価格1500円 立教小学校売店にて
・出願期間 10/1(土)・2(日)・3(月)の消印の郵便(簡易書留速達)にて受付 
・今後の見学可能な行事 運動会10/8(土) 
 立教小学校グラウンド 8:30〜15:00(予定)
 未就学児童の参加競技11:30頃予定(ハイヒール禁止)

感想
校長先生・教頭先生のお話の中で生徒の日記を紹介し、生徒達の心の動きが表されたエピソードを聞かせてくださり、神様に対する感謝の気持ちを持ち、愛情に満ち、のびのびとした元気な子供たちの様子がよく分かりました。
説明会の最初と最後にチャプレンのお祈りがあり、礼に始まり礼で終わるという立教小学校らしさを感じられる説明会でした。
(編集員S)

早稲田実業学校初等部 
第2回説明会6月4日(土)13:00〜14:30

早稲田大学 大隈講堂にて開催。
2階席まで開放し、全員着座。
同日午前10:00からは、第1回の説明会が同様の内容で行われた。

夫婦での参加が6割程度。
子ども連れは全体の2割程度と、他の説明会と比較すると多い印象。
カジュアルな格好での参加者も全体の2割程度はいた様子。
クールビスが奨励されている世の中でもあり、個人的に説明会には軽装で十分と思える。

■配布資料
2012年度説明会資料(モノクロ4P)、学校案内(カラー20P)

【説明会の内容】
■早稲田実業学校の校長 渡邉重範先生の挨拶
早実の教育理念について(13:00〜13:15)

東日本大震災では当日約300人の生徒を一晩学校でお預かりし、翌日に全員無事に帰宅させることができた。本校では3日分の備蓄をして、災害時に備えている。

早実の3つの特徴の一つ目は、小学校から大学までの早稲田の附属、系属の中で、唯一の小・中・高・大の一貫校であること。初等部6年、中等部・高等部6年という12年を同じキャンパスのなかで過ごし、ゆっくりと自分がどのような道に進んでいくのかを見極めていくことができる。
二つ目は、個性を大切にする教育を行っていること。
三つ目は、基礎力をつけること。

人生の節所は目に見えないが、今、自分が苦しんでいることに真正面から向き合える力をつける。自分がもっとも苦しんでいることが、自分にとって一番価値があること。そういった節所を乗り越えられる人間に育ってもらいたいと願っている。

■初等部校長 多宇邦雄先生のお話
現場(学校)の様子について(13:15〜13:35)
初等部は1年から6年まで、学年に応じて一つずつカリキュラムを積み重ねていく。
1年で学ぶことはしっかりと学んでもらう、その積み重ねが大事。初等部の6年間で基礎力をしっかりと養っておくと、今は大変難関といわれている中等部への進学が保証される。
初等部低学年では自然観察や実物に触れるなどといった、経験に経験を重ねることを重視。
経験は最良の教師。初等部の純真な子どもたちの気持ちのなかに、早実の魂を一つずつ植え込んでいきたい。

学ぶ意欲の強い子どもは輝いている。教員が熱意を持って語りかけていけば、それだけ自分のものとして受け止めてくれる。
早実の教員は、子どもへ語りかける、働きかけのタイミングがとても上手い。うまく子どもに気づかせる・考えさせ・理解させる。また、子どもと真正面から向き合っている教員が多い。
ひとつの目標を達成できたら、ほめてあげることが大事。すると当然子どもは喜び、意欲がわいてくる。意欲が高まったときに、もう一つ高い目標を示してあげる。これが、一つの学びの姿勢。
初等部の6年間では、基礎学力・基礎体力・優しい心を、しっかりと植えつけていきたい。

しつけ、基本的な生活習慣は徹底して行う時期というものは必要で、それは今である。
小さなことができなくて、大きなことはできない。誰もができることに一生懸命に取り組む姿勢も、保護者の皆さんにはぜひ大切にしていただきたい。

規則正しい生活ができる子。
自分のことは自分でやれる子。
誠実に物事に取り組める子。
最後までやりとおす意思の強い子。
こういった子どもは間違いなく、人間としての厚みが出てくる。早実に来てもらいたい子は、このような子どもたち。

今年から学習指導要領が改定となり、なかでも全国的に取り組んでいるのが外国語活動で、本校でも立ち上げている。
また、中・高等部とも連携も一生懸命に進めている。施設面だけではなく、例えば中・高等部の図書委員の生徒が初等部で読み聞かせをする、早稲田大学の学生が教育実習で訪れるなど。そういった環境のなかで、しっかりと初等教育を行っていく。

■教務主任 ホシ先生より
早稲田実業学校初等部のいま(13:35〜13:55)
本校は週5日制・3学期制。
<1年生の成長ぶりについて>
入学式は大隈講堂にて。一貫校の特性を活かし、中・高等部のブラスバンドの演奏で入場。壇上では校長先生からの握手と歓迎の言葉を受ける。
体育館で行う新入生を迎える会では、各学年からの出し物に大喜び。
低学年では「しぜんはっけん」という学習がある。さまざまな体験と体を動かしながら、生きた知恵と友達を、自分のものにしていく。
昨年度から早稲田大学教育学部の初等教育専攻科の実習教育も行っている。
このようにして小さな1年生はたくましく成長し、立派な早実生となっていく。
<早実の1年>
新しい学年になった喜びを胸に春には各学年で遠足を実施。低学年は航空公園などで自然観察や遊びの和を広げる。中高学年は山登りなどで、心と体を鍛える。
春の早慶戦応援では、全校が一丸となり、早稲田を応援。愛校心が生まれる。
授業は1年生から、美術・体育・音楽などの専科授業が始まる。
夏には専門指導員のもと、待ちに待ったプール。
1学期の終わりに、5・6年生は宿泊学習がある。現地ではバター作り、トウモロコシの収穫などといったさまざまな体験がある。その土地の文化や歴史にも触れる。
秋には運動会。広い中・高等部のグランドを使い、全学年のクラス対抗で行われる。
秋には校外学習もある。
4年生からはクラブ活動がある。
1年のしめくくりは学習発表会。ホールの舞台を使って、1年間の学習の成果を発表。

■学習指導部主任 イワキ先生より
学習の様子について(13:50〜14:00)
低学年の学習を中心に説明。
<国語>
本校では、日本語の読み書きを通して日本文化をしっかり身につけさせるため、国語を中心にして学習を進めている。
1年生の文字指導では、ひらがなを丁寧につづる。一文字ずつ丁寧に学ぶ。漢字学習でも、その字の成り立ち、使われ方を、象形文字をスタートにじっくりと学ぶ。
音読練習にも力を入れている。
図書室を利用して読書指導も行っている。本校の児童は本好きな子が多い。学級図書を増やし、朝読書も実施している。
<算数>
低学年には身近な具体物を用いて学ぶ(おりがみ、リボンなど)。
教室に座ってだけではなく、実際に測ったり、数えたりしながら、数や形の概念を獲得していく。
<しぜんはっけん>
本校では自然に対しての働きかけを積極的に行っている。
身の回りで見つけた動植物をクラス全員の前で発表し、一人ひとりの発表を共有。
<地域学習>
国分寺の町を中心に、地域の特徴を肌で感じてもらう。
近隣の公園、野川、遊水地に出かける。国分寺の地を教材とした学習も行っている。
<表現活動>
音楽、美術、体育の授業を通して表現の手段を確実に獲得させる。
<クラブ活動>
4・5・6年で活動を行っている。
<外国語活動>
今年度からスタート。
現在は5・6年生に対して週1時間、ALTを中心に指導。早稲田大学とも連携してプログラムを作成。
<国際理解教育>
3・4年生を対象。早稲田大学国際コミュニティセンター(ICC)からアジアや世界各国の留学生を招き、生活文化の様子を教えてもらうなどといった国際理解を深める教育を行っている。

■生活指導部主任 遠藤先生より
早実初等部生の姿(14:00〜14:15)
<安全指導について>
1年生も始業式の翌日から1人で登下校するため、入学前に親子で十分に登下校の練習をするように。安全面・マナー面を確認しながら、少しずつ初等部生としての自覚を高めてもらいたい。
国分寺駅から本校までの道のりでは、子どもたちの安全を第一に登校指導を行っている。
最も車の往来が多い北口交差点では、先生と子どもたちがしっかりと挨拶を交わし、自分の目で安全を確かめて横断歩道を渡っている。
先生とのコミュニケーションを通して、安全やマナーについて指導を受けることができる。状況に応じた判断能力は、日々の登下校から自ずと養われ、自分の身を守る大きな力になっている。
そのほか、歩道がない狭い道路や信号のない横断歩道、見通しの悪い交差点などにも教職員が立ち、児童の安全を守っている。
また、学期に1回程度、経路別集会を実施。1年〜6年生までが集まり、登下校中の安全を確認。
<学校生活の様子>
・朝の様子
 遊び場は中庭のアスレチックジムが中心。
 雨の日は教室で読書をしたり、友達との会話を楽しむなどして、静かに過ごしている。
 朝学習の時間が始まると、教室に戻って読書や計算ドリルをして心を落ち着かせ、
 1日の学習をスタートさせている。
・中休み・昼休み
 20分間の休み時間には、中庭やグランドといった決められた場所で、子どもたちは
 元気に遊んでいる。
 雨の日は、教室前のオープンスペースなどを利用しながら遊びを工夫して過ごす姿が
 見られる。
 休み時間の遊びは、その後の授業の活力となっている。
・給食
 校内の厨房で調理した給食を、教室でクラス全員が揃って食べる。
 陶器のお皿を使用。マナーが自然と身に付く。
 決められた時間のなかで、好き嫌いなく、食べ残しのないように指導。
・清掃
 昼休み後の10分間が清掃の時間。
 いつもお世話になっている教室を中心に、感謝の気持ちを込めて行っている。
 自分たちが使った所は、自分たちの手できれいにする。

初等部4カ条
1.そとでのマナーは 大丈夫?
2.うちで持物 しっかり確認
3.じぶんからあいさつ いい気持ち
4.つねに装い 美しく
頭文字をとって「そ」「う」「じ」「つ」

■教頭先生より
2012年度入学試験について(14:15〜14:20)
例年同用、募集人員1学年のみ108名。
試験は1次・2次に分かれて実施される。
1次試験:11月1日(火)〜5日(土)のうちの1日
       (本人のみの試験 。 生活・運動・認知・情緒・創造性など)
1次合格発表:11月7日(月)10:00〜11:00国分寺キャンパスに掲示
2次試験:11月8日(火)〜10日(木)のうちの1日
      (本人および保護者。面接)
合格発表:11月12日(土)10:00〜11:00国分寺キャンパスに掲示
入学手続:11月15日(火)

施設見学会:9月3日(土)9:00〜12:00(願書頒布もあり)
願書頒布:9月3日(土)〜9月30日(金)平日8:30〜16:30 初等部事務室にて
願書受付:10月1日(土)〜10月3日(月)郵送受付のみ

質問等は、初等部事務室まで直接問合せを。

【所感】
授業風景や行事を紹介する場面では写真や映像を織り交ぜられ、日々の生活の様子が伝わってくる構成となっていた。特に、しぜんはっけんの授業風景で、クラスメイトの前で自分の発見したことや意見をハキハキと発表する子どもたちの姿が印象的だった。確かな基礎学力とともに、自分が苦しいことに真正面から向き合える強い心を育てていきたいという早実の想いが、学校長・初等部校長のお話から伝わってくる説明会であった。
(編集員I)

学習院初等科 学校説明会及び校舎見学 
2011年5月21日(土) 9:00〜
参加者は約300名ほどで3〜4割程度は夫婦での参加。
今年は事前の申し込み不要。当日、住所・氏名を記入した参加票を提出。
上履き、靴入れ持参。幼児の同伴不可。
第2回は11:00〜12:00、第3回は13:00〜14:00
校舎内見学後、任意のアンケートあり。
■配布物

・初等科学校案内
・学習院広報

■三浦芳雄科長のお話 
今回は学校生活の様子についてお話しします、入試の説明は9月の入試説明会で説明します。
私学独自の指導について、ねらいをどこにおくか、どのような内容で授業を組み立てるか、どのように展開するのかという質問を良く受けるので今回はそういったことをお話します。

短期的・長期的、いずれも学校生活がどのように子供の生活に発展するかを考る。
また、教えるときには初等科のこれまでの蓄積と経験をどう生かすかを考る。
留意点として
1.得意・不得意含め1人1人がどんな資質を持っているのかを的確に把握する
2.日常生活(休み時間・お友だちとの関係)どのような過ごし方をしているのかの把握が
 大切である。
3.感情豊かに接する。感情的になるとなかなか伝わらない。
 子供の気持ちがどういう状態かを考え、感情豊かに接する。

・進学について
普段の学習に真剣に取り組むことで、取り立てて厳しい試験をしなくても中学からの入学者と変わりなくやっていけるように指導。
社会に貢献できてこそ一人前の社会人である。1人前になってほしいと願い、指導している。

・緊急時、災害時の保護者への連絡について
 わかば通信・・・保護者の携帯電話に通信
 さくらメール・・・登下校時の様子が保護者に伝わる
 緊急地震速報システム・・・震度4以上で速報

■学習活動の様子(国語と算数について それぞれの担当の先生より)
「国語」
基礎基本を大切に「正しく話す・正しく聞く・正しく読む・正しく書く」を目標にしている。
「正しく」とはお手本どおり丁寧にしっかりということ。 真実を見分けるための第一歩と考える。
1〜4年は担任、5・6年は専門教師が指導することで、作文・書写などのきめ細かい指導を可能にしている。
教科書中心で、副教材としてオリジナルのテキストを使用する。
文字を正しく美しく書くことを大切に。PCやメールが全盛だが、美しい文字をかくことが大切であると考える。美しい字は正しい姿勢と鉛筆も持ち方から。一文字ずつ丁寧に書く。
漢字は覚えるだけでなく、語彙を豊かにすることを目指す。
独自のテキスト「文法学習」(1年〜6年)で体系的に文法を学ぶ。6年かけて学び、たびたび振り返ることで正しい日本語を身に付ける。
「話し方、書き方」(独自のテキスト)はレポートを書く際に役立つ。
「小ざくら」は日々の暮らしや学校生活の作文の集大成として学年末に発行している。表現することの楽しさを学ぶ。

「算数」
5・6年は専科。1〜4年は担任が受け持つ。
土台となる基礎基本をしっかりじっくり身に付けられるよう指導。
知識の詰め込みはせず、考えを話し合い、課題を解決する学習。
「自分の考えを表現し、友達の考えを理解する」
「最後まであきらめず粘り強く考える」の2点に重点を置いている。
実際の問題と生徒の話し合いを例に挙げての説明。

■1年生の様子の紹介
・入学式では「良い子になります」の誓いの言葉。
・1日、2時間、3時間、4時間と徐々に授業時間をのばす。
・算数はおはじきなどの具体物を使用し確実に数えることから始める。
・国語は線の書き方から始める。
 鉛筆の持ち方、筆圧を身に付け、4月末〜5月のはじめくらいからひらがなを書く。
・図書教育は週1回
・音楽は鍵盤ハーモニカを5月から。
・給食は教室ではなく学年ごとの専用の食堂でとる。
・6年生はかつて自分がやってもらったように1年生と遊んだり面倒をよく見ている。
・プールは可動式で、30センチほどの水位での水遊びから水泳へと徐々にすすんでいく。
・6年生を送る会では1年生が手作りの花を卒業生にプレゼントする。
家庭にお願いしていること。
・年令相当のしつけ
・挨拶・返事がきちんとできる

入試説明会は9月10日(土)に実施される。
会場が四谷の「初等科正堂」から目白の「学習院創立百周年記念会館正堂」に変わりますので、ご注意ください。

説明終了後、校舎内見学
本館の教室、新校舎の教室、新図書館をガラス越しに見学、体育館、音楽室を見学することができた。

感想
「学習活動の様子」の説明は画像を見ながらの説明だったので入学後の授業がイメージできてよかった。
国語では、1年生のテキスト(ひらがなの練習)が紹介されたが、字がとてもきれいなことに驚いた。
説明会で先生が「PCやメールが全盛だが、美しい文字をかくことが大切である」とおっしゃっていたが、本当にその通りで「一文字一文字丁寧に書く」を低学年のうちに身に付けておけば、大人になった時それが大きな財産となっているのではないでしょうか。
数学では、単に問題を解くだけでなく、児童同士で意見を発表しあって授業を進めていく様子をイメージできた。
詰め込むだけでなく「自分で考えるて表現する」「他の人の考えを聞く」という進め方で算数を理解していく授業はとても印象的だった。
(編集員K)

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