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学校説明会レポート(2013年度)

※説明会には編集員および協力員(保護者)が参加しました。

東京学芸大学附属世田谷小学校

学校説明会
2012年10月2日(火)10:30〜11:30(開場10:00)

校内児童館(講堂)にて開催。
当初10月1日(月)に予定していたが、台風接近の恐れがあったため1日延期しての開催となった。延期の告知はHPにて(筆者は9月29日に確認)。

参加者は1000名ほどいた模様。正門前の道路沿いには、入場を待つ長い行列ができていた。
入場制限はなかったものの、席につけず立ったまま説明を聞くことになる人もあり。
スーツ・ワンピースで来校する保護者が多かったが、スカート&ニット、パンツ&ジャケットという比較的ラフな姿での参加者も2割程度はいるように見受けられた。
乳幼児を連れた参加者が多数。通学区域が限られているため会場で挨拶を交わしているお母さん方も多かった。
10:30からは女子の説明会で、男子は同日13:30より開催。
内容は同じとのこと。受付には男子用の願書も用意されていた。
上履き、下足袋、筆記用具を持参。
定刻より5分ほど遅れて開始。

【配布物】
学校案内、平成23年度入学志願者募集要項、児童募集に伴う個人情報の取り扱いについて、入学願書、入学検定料振込依頼書
*入学願書は志願者の男女によって色(白、ピンク)が違うので注意

【説明会の内容】
■坂井俊樹校長先生より

本校は東京学芸大学の4つある附属学校の一つという位置づけになる。
東京学芸大学は教員を養成する大学で、他の公立学校や私立学校と比べると異なる性格を持っている。

本校の主な使命・役割の一つは、大学3年生を中心にした教育実習を行っていること。受入数は140〜150名と、他の学校では考えられない人数である。学校の年間行事でも、教育実習を一つの柱としている。
二つ目は、大学の附属学校ということで、多くの実践研究が行われている。他の附属学校や公立学校に発信する教育研究を実施。
三つ目は、義務教育段階としての初等普通教育(公教育)を行う。

しかし、この学校の底に流れる考え方はすべて共通している。
それは、子どもたち一人ひとりの個性・学びを大事にすること。
これを実践し、徹底的に推進することを、一つの課題としている。
授業においては、それぞれの個性を大事にし、相手の立場になって考え、尊重しながら学びあうまでに高めていく場(学びあう場)としていきたい。

本校は学芸大学附属小学校であり、隣接して附属世田谷中学校、上馬には附属高校がある。
しかし、連絡進学という一面もあるが、決して私立学校のように一貫して進学がつながっていることはないので、その点は十分にご理解いただきたい。
我々は小学校のなかで、さまざまな進路を選択する児童の意思を尊重している。

我々の教育実践としては、知識の伝達よりも、子どもたちが学びあうという点をとても大事にしている。
そのため、知識を教えてもらうことに関して乏しいのではないかと思われるかもしれない。しかし我々は、常に子どもの視点ということを念頭に置いている。学校の理念として変わらないものであり、この点も十分にご理解いただきたい。

体験的活動を積極的に取り入れ、行事も子どもの視点で行っている。
行事も、子どもたちが学び、成長する場として捉えている。

本校はこのような特色を持つ。
先生方も、この理念に共鳴し、非常に積極的に教育活動を行っている。
入学された場合、6年間という非常に長く、しかも人間としての成長にとても大切な時期を過ごすことになる。
本校の教育理念をご理解のうえで、出願を検討いただきたい。

■藤田副校長先生より
冒頭に5年ほど前にオンエアされたNHK「みんなの童謡・赤い帽子白い帽子」を上映。
赤白帽は、この学校から生まれたとのこと。

学校説明会の開催は、今年で12回目。
入学を希望される皆様に、少しでも本校のことを正確に知ってもらいたいという目的で行っている。

<附属小学校の使命>
1) 初等普通教育(公教育)を行う
2) 先進的教育理論を試行・実行する
3) 教育実習を行う
4) 地域社会と連携し、教育の拠点となる
このような使命に立っている学校であるということを、ご理解いただきたい。

<規模と歴史>
教職員の数は50名ちょっと。
児童数は、現在700名を少し欠ける程度。定員はもう少し多い。親御さんの転勤等による転出者が出ている。
施設と沿革は資料参照。
伝統は「自由な校風」。客観的に他の方が見たときの印象。学校の雰囲気、風土はそういうものであるのだと思う。
自立(自律)と共生は、今でも大事にしている。
本校は皇居のすくそばの地からスタートし、現在は世田谷・深沢の地にある。校舎の移転計画などは、今のところなし。

<研究内容>
研究テーマ
「学び続ける共同体としての学校」
テーマは毎年変わる場合もある。
来年2月2日(土)に研究発表会を開催する予定。
対象は教育関係者となっている。
全国から先生方がお見えになる。

<教育目標>
・学校教育目標
「子どもが人やもの、ことの豊かなかかわりを通して、自律性と共存性を高め、相互啓発的な生き方を追及していけるようにする」
総合啓発的という言葉を大切にしている。
今の自分は友達との関係のなかにあるということ。

・学校目標(学校教育目標をかみくだいたもの)
「思いゆたかに 考えふかく ともに生きる子」

<教育計画>
・カリキュラムについて
基本的には文部科学省の学習指導要領に則って編成。
時に研究的な取り組みで、独自の教材を取り入れるなど、少し先を見据えた学習をする機会がある。他の学校と比べて、やっていること・やっていないことが生じる。それをメリットと捉えるか、デメリットと考えるかということがあると思うが、当然私共は良いことと捉えて実行している。

・主な行事
4月 始業の会、入学の会、子どもの学校学級の組織づくり、親子地域版、避難訓練
5月 定期健康診断、PTA青山会総会、運動会
6月 プール開始、4年移動教室
7月 終業の会、5・6年臨海学校(現在は林間学校に切替)、夏休み、PTA水泳スクール
8月 夏休み、PTA海の家
9月 始業の会、教育実習、プール終了
10月 遠足、藤の実フェスタ、教育実習
11月 新1年生発育調査
12月 終業の会、冬休み
1月 始業の会
2月 研究発表会、学習発表会、教育実習
3月 卒業の会、修了の会、春休み

・生活時程
朝は8時20分にスタート
下校は16:15(5・6年生の最終下校時刻)。
低学年の最終下校時刻は多少違ってくる。
1年生の場合、4月入学当初は、11時頃下校(通学指導のため、保護者の付き添いが必要)。

<教育内容>
1) 総合学習活動領域
主に低学年で力を入れている。
できるだけ具体的な活動や体験を取り入れて、自ら学ぶ意欲・態度と能力を育てる。
よりよい人間関係を作る心を育てる。
2) 教科活動領域
各教科で学習すべき内容を、徹底した精選と重点化で構成。
3) 生活実践活動領域
本校の特徴的な領域。
子どもが生活を作りあげていく自律的・実践的な態度を育てることを徹底。
どんな場面でも自分たちでできることは自分たちで作り上げていく経験を重ねていく。

(1年生の学年主任より、1年生の生活について)
本校には下校庭、上校庭という2つの校庭があり、上校庭は1・2年生の教室のすぐ目の前にある。休み時間になるとすぐに飛び出して遊んでいる。
入学当初、1年生の教室には6年生が世話に来てくれる。
登校してきた子どもたちは、自分で荷物を片付け、身支度。
毎日の朝の会では、子どもたちからのお知らせや発表がある。
広い学校中を探検バックを持って探検する。
おたまじゃくしやザリガニのいる池、たくさんの植物など、学校には自然がいっぱい。教室にも持ち帰り、観察をする。今年はみんなで金環日食の観察もした。
メディアルームには16000冊を超える蔵書がある。子どもたちは平均で年間80冊の本を読んでいる。
5月の運動会では、2年生のお相手さんと一緒に堂々と競技をする。
秋の遠足の前に、2年生のお相手さんと近くのスーパーにおやつの買出しに行く。
秋には大学の実習生が来て、1年生も授業を受ける。
この頃には、給食の配膳や教室の掃除なども、自分たちでしっかりできるようになる。
放課後は決められた時間まで、広い校庭でたっぷり遊ぶことができる。

(藤田副校長の話に戻る)
今も実習生の話が出てきたが、教育実習期間の学習の進み具合が心配という声を聞く。
確かに生まれて初めて子どもたちの前に立つ実習生と教職を本業としている我々の授業は同じはずがない。進度はそれなりに落ちたり、理解が浅くなることもある。それをフォローしていくのが我々の仕事だと思っている。また教育実習の意味というのは、学生だけにあるというものではない。彼らと共に過ごす子どもたちにとっても財産となる。私はそれを良しとしたい。

生活実践領域の話に戻るが
毎週木曜に「みんなの広場」(朝会)がある。これを企画・立案するのは子どもたち。校長をはじめ先生たちが何か伝えたいことがある場合は、事前に子どもたちに予約をしておかなければならない。子どもたちが自分たちの手によって全校集会を作っていくという活動を行っている。
また本校はチャイムがない。時計を見て、行動をしている。

<発育調査とその内容について>
募集児童数は105名。
男女の内訳は、応募者数の多い方を53名、もう一方を52名とする。

応募資格
・平成18年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた児童
・願書提出医事に本校の定める地域に、保護者をともに実際に居住している児童

募集要項配布
10月2日(火)〜10月12日(金)
願書提出
10月17日(水)
発育調査の日程表配布
11月9日(金)
発育調査
11月28日(水)〜11月30日(金)
第一次発表・抽選・合格者決定
12月1日(土)
入学手続説明会
12月3日(月)

願書提出日の午前中はたいへん混雑し、待ち時間が2時間近くなることがある。
午後はたいへんスムーズで、待ち時間も短い状況。
なお、絶対に車では来ないでもらいたい。

<中学進学について>
本校は学芸大学の附属小学校。
附属世田谷中学校へは連絡進学というシステムを設けている。
本校に在学する児童が附属中学への進学を希望する場合は、附属中学校側の調査を経て進学するということになる。
ほとんどの児童が附属中学校へ入学するが、なかには私立や公立の中学校に進学する者もいる。

附属中学校の上には附属高等学校があるが、高校への進学は非常に厳しい。
本校の1クラスが40人いたとして、附属中学へ進学し、なおかつ附属高等学校へ進む者は、各クラス5人程度というのが現実。
エスカレーターの附属学校ではないので、その点は勘違いをしないようにお願いしておきたい。

本校では私立中学進学を希望するなどのお子さんに対しても、受験のための勉強や指導をすることはない。日常の学習で自主的な学習習慣が身に付くような援助が行われている。

<その他>
「青山会」といわれる学校を支えるPTA活動。本校はPTAの存在なくして成り立たない。支えていただいている。土台になっているというのが現状。また「教育後援会」は我々教員が参加しない純粋な保護者の皆さまだけの組織。学校の施設や備品に対して、絶大な支援をしてくださっている。

諸費用については、国の財政が逼迫していて我々のところにしわ寄せが来ているため、普通の公立学校よりもお金かかる。
初年度の1年生でどのくらいの費用がかかるかと言うと、去年の実績で約22万円。

通学区域は、災害時に安全に歩いて帰れる距離を設定している。
必ず確認をしていただきたい。

親の転勤で転出する場合、3年間以内であれば籍はキープ。
ただし、入学後6カ月以上在籍していること(4月に入学して10月までは本校の児童として学校生活を送っていること)が条件となる。

【所感】
世田谷の閑静な住宅街にあり、都内ではかなり自然に恵まれた環境にあると感じた。校内でザリガニが採れたり、おたまじゃくしを観察できることは、都会に暮らす子どもたちにとって身近に自然と触れ合える貴重な体験。会場に入るまでの時間がちょうど中休みの時間と重なり、校庭で元気に走り回る子どもたちの姿を見ることができた。ずいぶん若い先生が多いと感じたが、教育実習生だったようだ。約1時間の説明会は、学校の特色から生活の様子、出願に向けての注意事項まで要点がまとめられ、テンポよく進行。自ら学ぶ意欲を育てること、子どもが生活を作りあげていく過程を重視するといった教育は、先生方の熱意とともに忍耐も必要であることだろう。それを日々実践することで、輝く目を持つ子どもたちが育っているのだろうと感じた。(編集員I)


お茶の水女子大学附属小学校
説明会(第1日目・1回目)
2012年9月29日(土)9:30〜10:30(9:00開場)

お茶の水女子大学講堂にて開催。
受験対象児童の生まれ月別に、1日3回に分けて開催(1回目:A:平成18年4月〜7月生まれ、2回目:B:平成18年8月〜11月生まれ、3回目:C:平成18年12月〜平成19年3月生まれ)。
同じ内容の第2日目説明会は、10月13日(土)に行われる予定。
事前予約不要。

会場は2階席までほぼ満席。
女性の服装は黒、紺系が主流。ワンピース・スーツ派と、そこまでかっちりしていない人が6:4ぐらいの割合。男性はスーツまたはカジュアルスタイル。

【配布物】
平成25年度入学児童募集要項、教育講演会のご案内
そのほか、学校案内100円、教育研究に関する出版誌「児童教育」を販売。

【説明会の内容】
■佐々木校長先生より挨拶

本校は明治11年開校の歴史と伝統のある小学校。創立134年の長きにわたり、児童一人ひとりの個性を尊重し、人間性豊かな子どもの育成をめざして絶えず確かな教育を実践。同時に常に新しい教育内容の方法を探究し、その実践に取り組んでいる。

お茶の水附属学校園(幼稚園・小学校・中学校・高等学校)には、「教育の柱」と「研究の柱」がある。
教育の柱は、「自主的にものごとに取り組み、自分の考えを持ち、他者との協力関係をきずくことのできる幼児・児童・生徒の育成」。
研究の柱は、「乳幼児期から青年期までの教育を人間発達の視点からとらえてカリキュラム開発を行い、各校園の連携のもとに実践・研究をすすめ、その教育効果を評価すること」。
これらの考えをもとに、新しい研究的な教育実践に柔軟に対応する姿勢を有する児童を受け入れる。

本校は、小学校教育の理論および実際に関する実践的教育を行うことが使命。
日々実践研究を積み重ね、毎年2月に「教育実際指導研究会」を開き、全国の先生方に公開。そのため、カリキュラムは公立学校等と異なる点があることをご承知おきいただきたい。

本校の教育には保護者の皆さまの全面的な理解と協力が必要とされている。
今年4月の平成24年度入学者から学級定員を35人としており、平成25年度も同様。
また、平成26年度の入学検定から、日程や内容を一部変更する予定。

保護者の皆さまには、本校の使命や性格を十分に理解いただき、特色のプラスマイナスを考慮された上で出願いただけるよう、お願いしたい。

 

■本校の特色・子どもの学校生活の様子
<学校のねらい>

これからの社会に生きる子どもの育成をめざす。

教育目標は「自主協同」
・自分で考えて、正しく判断し、進んで行動する子
・自然と人間を大切にし、情操豊かな子
・健康で、気力体力が充実し、意志の強い子

<附属学校としての使命>
・大学附属学校園との連携教育
・各種教育課題の研究
・学生の教育実習、インターシップの場

<教育活動の特色>
・研究実験校
「ことば」「からだ」「自然」など本校独自のカリキュラムで学習。
「なかま」や「創造活動」などの総合的な学習の時間には、子どもの主体性・体験を重視した学習活動を行っている。現在は、外国語活動も総合学習のなかで行っている。
・協力学年担任制
一つの学年を複数の教員が協力して指導・運営にあたる。
・帰国児童教育
4年生以上の各学年に定員15名の帰国児童を受け入れ、国際色豊かな教育研究を行っている。

<子どもたちの生活の様子> ビデオ上映
・登校風景、朝あそびの時間
・低学年の学習の様子
からだ全体で学ぶことを重視。
3年生までの教室はオープンスペース。
「なかま」「からだ」の学習の様子。
給食の様子(本校で調理した温かい給食を教室で)。
・中高学年の学習の様子
3年生からは学習分野担任制がはじまる。
自分の考えをはっきりと述べることを大切にしている。
「市民」「アート」「生活文化」「からだ」「創造活動」の学習の様子。
・校外学習
・全体朝会
・全校集会
・新入生を迎える会
・4〜6年林間学校  などの様子を紹介

<1日の生活時程>
8:00〜8:10 登校
8:20〜朝の会 ゆとりある1日の立ち上げ
8:45〜9:25 9:35〜10:15 授業
25分休憩時間
10:40〜11:20 11:20〜12:10 授業
11:30 下校(1年生のはじめ)
13:20〜 14:30 1年生が慣れてきたときの下校時間

<1年生の主な行事>
4月 入学式、新入生を迎える会
5月 運動会
6月 ジャガイモ掘り、教育実習
11月 音楽会、大根掘り
2月 公開研究会
3月 6年生を送る会、卒業式    など
校外学習では現地集合・現地解散が多く、保護者の協力が必要。

<給食>
完全自校方式。
大学とも連携を取り、食育を推進。
アレルギー対応内容については、基本的に除去食。給食での除去が難しい場合は、仮定からの持参となる。

<児童の安全面について>
・校舎内外に、防犯カメラを設置。
・大学正門、南門には守衛配置。小学校の入り口にも重ねて警備。
・保護者には入校証の着用。
・大塚警察署と連携し、教員と児童の不審者対応訓練を実施。
・教員による学校周辺の下校指導、校外委員による登下校時安全パトロール、
 登下校安全・マナー指導。
・避難訓練、引き取り訓練を行っている。
・災害時に備えて全校児童3日分の備蓄食料を準備。
・緊急メールシステムを導入。下校時刻の変更、緊急に引き取りを必要とする場合、
 学校行事や校外学習の実施の有無などを確認する場合、全保護者の携帯電話に
 メールを通知。

<保護者との協力・連携について>
・かがみ会(PTA組織)
講師を招いての講演会、広報誌の発行、安全パトロール、ベルマークの収集などの活動を行っている。6年間のうち1度は役員をしていただいている。
・教育後援会
学校の設備、備品の充実など、学習環境の整備のため財政的に支える組織。(詳しくはリーフレット参照)

<中学への進学状況>
附属中学校へは、入学検定を受けて進学。
進学者は、過去何年かの平均でいくと、男児55%前後、女子90%前後。
その他の児童は、他の国立附属中学、私立中学、都立中学へ進学。

<入学時にかかる諸費用>
教材費、給食費、かがみ会費、標準服、教育後援会費、同窓会費など、総額で45万円ほど。
2年生以上は、毎年20万円程度の費用がかかる。
期限までに諸費用の納入がないと、入学・在学が認められない。

<復学について>
家庭の事情で東京23区内を離れなければならない場合、復学の制度がある。
復学ができるのは1度だけ。
1年生の1学期間および6年生の1年間は在籍義務がある。したがって高学年に復学期間が及ぶ場合は、5年生の3学期中に必ず復学しなければならない。
復学までの期間は、最長2年間としている。

 

■入学検定の概要
<応募資格>

1)平成18年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた者
2)保護者と同居している者
3)東京23区内に居住する者
(2)(3)については、在学資格にもなる。
23区内から離れたり、保護者と同居できなくなった場合は、在学資格を失う。
保護者は、父または母とする。

<募集人員>
男児20名程度、女児20名程度。

<出願・検定についての注意>
自転車、自動車での来校はご遠慮いただいている(公共交通機関を利用)。
出願、検定会場での携帯電話、パソコンなどの電子機器の利用は不可。
出願、検定で指定された時間を過ぎた場合、いかなる場合でも受付はしない。

<出願について>
出願日は、平成24年11月29日(木)
お茶の水女子大学講堂。
男児はA・B・C(生まれ月別)とも午前9時〜12時、女児はA・B・Cとも午後1時〜4時。
出願は、児童1名につき1通。2通以上提出した場合は失格。

<検定について>
第一次検定は公開抽選。
お茶の水女子大学講堂にて。
男児は平成24年12月11日(火)午前9時開始。
女児は同日の午後1時開始。
合格者は指示があるまで会場内で待機すること(第二次検定のための手続きをする)。
第二次検定のための手続き開始時に保護者が不在の場合は失格となる(代理は不可)。
手続きには「第一次検定受験票」が必要。筆記用具、朱肉を用意。
会場への入場は、保護者1名のみ。乳幼児や児童の同伴は不可。

第二次検定は、男女別に心身の発達について、現行の幼稚園・保育園等の指導内容の範囲で簡単な検定を行う。
男児:平成24年12月12日(水)午前9時から
女児:平成24年12月13日(木)午前9時から
お茶の水女子大学附属小学校にて。
受付:午前8時〜8時40分
当日は必ず保護者が付き添うこと(ただし1名のみ)。
終了時刻は12時ころを予定。

第二次検定の結果発表は、平成24年12月14日(金)
午前10時〜10時30分
附属小学校正面玄関にて。
合格者は第三次検定の受付を行うこと。

第三次検定は抽選を行う。
受付時間は、午前10時〜10時40分
開始時刻は、午前10時45分
附属小学校にて。

<感染症への対応>
インフルエンザなどの感染症に感染またはその疑いがある場合、第二次検定の受検はご遠慮いただくよう、お願いする。

 

■質疑応答
Q.入学志願書のフリガナ欄に名前が長くて入りきらない場合は?
A.はみ出して書いていただいて構わない。
Q.入学時に必要な諸費用について、説明いただいた以外にもかかるのか?
A.入学時にかかる費用は、概ねお伝えしている額。ただし教育講演会で任意の寄付をしていただく場合もある。
Q.学校の建物の耐震への対策は?
A.きちんと調査をしてまったく問題がないという回答をいただいている。
Q.在学生に対して教育研究のフィードバックはあるのか?
A.教育に関してたくさんの研究を行っているが、当然フィードバックがある。
 保護者の方にもお伝えしている。
Q.男児と女児の双子でも、出願時はそれぞれの時間に来なければならないのか?
A.出願に関しては、男女それぞれ決められた時間でお願いしている。
Q.保護者の役員はどのぐらいの負担になるのか?
A.6年間のうち1年間は役員をお願いしている。PTAの役員、学年の役員、教育講演会の役員などあり、役員によって忙しい係、それほどでもない係がある。保護者に負担をかけすぎることのないように仕事量の軽減をはかっているところではあるが、役員を引き受けていただくとはりきって活動していただいているという現状もある。
Q.ランドセルについては指定があるのか?
A.PTAがあっせんしている特注のカバンがある。
Q.311時の実際の引き取りはどのように行ったのか?
A.1年生は下校した後、2年生は1/3が下校した後で、3年生以上の児童は学校にいた。地震が発生してすぐに緊急メールを配信し、引き取りに来ていただいた。下校途中の児童については家庭と連絡を取りながら、教員が学校へ連れ戻したケースもあった。
Q.第一次検定の抽選で乳幼児がいる場合、講堂内に連れてきても構わないか?
A.抽選には立ち会う必要がない。抽選発表の時間に来校していただければよいかと思う。
Q.保護者というのは、同居している親族も認められるのか?
A.説明のとおり、保護者は父または母であるとするので、ご理解いただきたい。

なお、今回、および他回での質疑応答はHPで後日公開する。

 

■副校長先生より
本校は常に新しい研究、新しいことに挑戦していこうという学校。
学習においても今までのような教科ではなく、「からだ」「ことば」など聞きなれないカリキュラムが出てきたと思うが、中学・高校という上のほうから小学校の教科が降りてくるわけではないという考えに基づいたもの。子どもたちは下のほうから成長していくものであるため、下からカリキュラムを作っていこうとしている。
しかし、本校の使命と性格にはマイナス面もある。
学級定員としている35人も、まだまだ多い人数。
登下校中のリスクもある。
また地域の友人と一緒に遊ぶ機会も少なくなってしまうことになる。
費用においても標準服、給食費の自己負担分なども高めである。
さまざまな面で保護者のご協力も必要となっている。
このようなマイナス面も総合的に判断したうえで、出願を考えていただきたい。

【所感】
男女各20名程度という募集人員に対して、講堂が満席になるほどの参加者があった。この回のほかに5回の開催を残している。狭き門であることを改めて感じさせられた。ちなみに昨年の入学検定では、男児948名、女児1610名の応募があり、第一次検定で男女各50名を当選とし、第二次検定で男児42名、女児39名が合格、最終抽選となる第三次検定で男児22名、女児19名を入学候補者とした(募集要項より)。説明会では、小学校教育の理論及び実際に関する実践的研究を行う学校として、他の公立学校、私立学校と異なる点をカリキュラム編成の話を中心に強調。ユニークな教育を行っている点が果たしてわが子の性格に合っているのかを十分に検討する必要があるだろう。(編集員I)

 

関東学院六浦小学校
学校説明会 2012年9月17(月)10:00〜

配布物 :願書・学校案内,募集要項
3階のチャペルにて。約60名参加。夫婦、親子での参加が多数。紺のワンピースやスーツ、子どももきちんとした服装。

■教職員紹介と本日の予定について
教務主任 長谷川先生10:00〜10:05

長谷川先生より、本日の予定と教職員の紹介。
その後、チャペル後方にて託児があるのでお子さんを預けるようにアナウンスあり。
保育は教職員。

■校長挨拶 
森島牧人校長10:05〜10:25

【自己紹介】
現在関東学院は7つの学校を持っている。
そのすべての学院長も務めている。
【学校の沿革】
1984年、牧師を養成する山手バプテスト神学校として始まる。
その築地にて一般教育普及のため東京学院、
その後横浜の地にて男子向けのミッションスクール「関東学院」として設立され
現在に至る。
日本では約100校あるプロテスタント校のうち、5番目に大きい学校。
【学校の教育について】
■心の教育

教育は「力」であるといわれる。
しかし本校の教育は自分だけたくましく生きられれば良い、というのではなく、多くの人々と共に喜びと豊かさを分かち合うことを大切にしている。
そんな「喜びを持って生きる力」を与えたい。
■聖書の中の2つの言葉
・デュナミス(ダイナマイトの語源)

川をせき止め膨大な水を貯める力=潜在能力。
この、貯める力と使う力の教育をしたい。
デュナミスは「量」が大切。学校教育に置き換えると「知識」
どれだけ有益な知識を蓄えられるか。そして「わかった」とは「分けられる」力。
きちんと整理されていつでも使えるように「区別する力」。
きちんと「区別」して蓄えられた知識は頭の中に蓄えられる。
・エネルゲイア(エネルギー)
具体的な働きとしての力。
蓄えられた力をエネルギーに変える時、大切なのは「方向性」。
蓄えた知識をどういう方向性に向けて働かせるのか、どう使えば自分も周りの人も喜んで使えるのか。
量ではなく「正しい方向性」で自分の力を使えるかどうかが大切。

力の使い方を間違えた時は「知識」ではなく「知恵」が足りない。
「知識」の正しい働きは「知恵」から来る。
「知恵」をつかさどっているのは「こころ」。
自分の持つ能力をどのように用いたら幸せになるのか
「考え」「行う」のは「こころ」。
本校が「こころの教育」にこだわるゆえんがここにある。

嵐の後、根が張っていない植物はなぎ倒されている。
根は普段見えないので気付かない。人間も同じ。何かあったとしても一人ひとりが繋がっている時、それは生きる力になる。
豊かな心を持ち、知的にも体力的にも優れた子どもを育てたい。

■英語教育「オリビア&オリバー」について
関東学院大学名誉教授  御園 和夫 先生10:25〜
【本校の英語教育】

昔は英語の関東、と言われた。その復活を目指し5,6年前から取り組みがなされてきた。その一環として、関東学院英語コミュニケーションコンテストがある。
これはいわゆるスピーチコンテストではなく、いかに英語で伝えられるか、という観点。幼稚園から実施。
本校では英語教育のなかでもコミュニケーション力の向上に力を入れている。
週2回の英語の授業の他に、放課後に希望者に行われる英語コミュニケーションの授業、「オリビア&オリバー」がある。
ネイティブと資格のある日本人教師が教えている。
【なせ英語コミュニケーションなのか】
子どもたちが大人になる2030年ごろには英米圏よりもノンネイティブが英語を話す人口が圧倒的に増える。その頃にはもはや英語は世界の言語として英米圏を離れ共通言語として独り歩きする事が予想される。
現に韓国では大学入試に英語のスピーキングが導入されている。
日本でも、高校生のサンプル調査と称し4コマ漫画のストーリーを話させる等の試みがなされている。この事は将来的に日本の大学入試にもスピーキングが導入されることを予想させる。このことから、「伝わる、通じる英語」が大切であると考える。本校ではコミュニケーション主体の英語教育を通して実力を付け、「英語の関東」を復活させるべく取り組みを行っている。

■教育についての概要
鵜崎教頭先生10:40〜

【沿革】 
1884年アメリカバプテスト教会の宣教師が開校。もうすぐ創立130年。
【授業】
・クラス名 聖書に出てくる人物名。卒業までそのクラス名のまま過ごす。
・授業時間数 一年生から5時間、その他の学年も多め。
・英語  週2時間、ネイティブ、専科の教員、英語コミュニケーションコンテスト
・理数系 強化のため、週6時間
・総合の時間 短期集中、学校行事との連携
【進学状況】
学校案内の中の資料を参照
8割が推薦で附属中学へ。
【補習】
学習会として学習不足の生徒へは補習を行い学力の保証をしている
【オリーブ7】
教師たちが教育内容をことばに落とし込んだ。
「喜びを分かち合う教育」
【各教科・行事の取り組み】
・国語:文集、新聞作り(コンテストで最優秀賞連続受賞)
・算数:理解を深めるため、「ジャマイカ」等の教具を使用、算数・数学思考力検定
・総合:「のりづくり」「冬の遠足」
・児童会活動:立会演説会等による選出、組織は国政、国会を模した「児童議会」、
省庁を模した「児童委員会」などがある
・自然学校:寝食を共にして「喜びをわかちあう」
・縦割り教育:新入生歓迎遠足、運動会
・音楽:トランペット鼓笛、合唱団
・運動:人工芝のグランド、サッカークラブは神奈川県で優勝

■校内見学11:10〜
参加者をABCD4班に分け、教員が説明しながら見学。
・学校は現在延長保育を17時まで実施。これを将来的に18時に伸ばすかもしれない。
・ICタグによる登下校通知
等の説明あり。
■大学棟フォーサイト10階休憩、入試相談
校内見学後、大学棟フォーサイト10階へグループごとに順次移動。
休憩。お茶と、子どもにはお菓子のもてなし。
全員が揃ったあと、制服、スクールグッズ、マナランチ(注文制の弁当)の簡単な説明。
学校長、教員による入試相談を希望する者は予約し、そのまま順番を待つ。
ここで解散となる。

<所感>
まず、校舎に入ると説明会会場であるチャペルまで、一組に一人先生が付いて案内され、その丁寧さにまず驚いた。
3回目と言う事もあってか説明会はアットホームな雰囲気の中で行われた。
子どもを連れた家族が多い中説明会開始前に「託児」の案内があり、教員が保育を担当してくれたのにはさらに驚いた。
志望者にとっては先生と実際に触れあえる又とないチャンスとなる。
学校長のお話は教会の牧師の様にたとえ話がわかりやすく、この学校の目指している姿が理解できた。
また、英語教育についての説明は近未来の英語について新しい視点を与えられ、この学校の英語教育の先進性に納得した。
教頭先生の具体的なお話からは教員がそれぞれに「喜びを分かち合う」事を常に念頭に置いて授業を組み立てているのだろうと想像できた。
校内の見学、そして大学敷地内へ移動しての説明は小学校だけでなく、歴史と伝統のある大きな学校を印象付けられた。
フォーサイト10階からの眺めは格別で八景島シーパラダイスや野島などが一望でき、圧巻だった。
とにかく、最初から最後まで参加者に対して丁寧に接して頂けて温かく、信頼のおける学校だと感じた。
説明会だけではこの学校の良さはすべてわからないと感じた。
学校案内には「オープンスクール・毎日開催」と書いてある。実際に足を運び、学校長、そして先生方にお話を伺い見学することで、更にこの学校の魅力を発見できると感じた。

暁星小学校
学校説明会 2012年 9月15(土)10:00〜

配布物 :願書・学校案内(1,000円)、入試要項、中学校・高等学校案内
願書は1部1,000円で販売。書き損じ用は500円で販売されていた。
その他聖歌隊のCD等も販売されていた。
講堂の1階席(1000名程)は満席。2階の席にも多数の参加者がいた様子。

■沿革と母体「マリア会」について 
山崎まさとし神父様(スクールチャプレン) 10:00〜10:29
スクールチャプレン・・・カトリックのミッションスクールで宗教的儀式を行ったり教えや聖書について勉強会を行う等の活動をしている。
【校章の由来】
小学校の校章は、上についている星は、暁の星を表し、マリア様を象徴している。月桂樹で祝福。マリア様を称賛する校章。
悪の誘惑に負けないで、一人ひとりが光輝く星のようになってほしい、という願いが込められている。
【マリア会、学校の沿革】
マリア会はフランス革命の混乱により学校が閉鎖され教育がままならない状況から、再び教育を行うために設立され、日本へは1888年に宣教師5名が派遣さ れた。呼びかけに応じて集まった少人数の子どもたちに教育を施す。1980年から暁星小学校としてスタート。
初代校長のヘンリック神父様は52年間フランスへ帰ることなく日本で活動し、亡くなるまで暁星とマリア会本部において教育活動に従事した。
【卒業生山本しんじろう氏】
第5期生。5人の宣教師たちが避暑地としていた片瀬江の島で育つ。
5人と接するうち、暁星の教育を受ける事となる。その後海軍入隊、外交官、皇室との交流もあった。
この様に卒業生は各界で活躍している。
一人ひとりが大切な命を頂いており、一人だけでは幸せにはたどり着けない。
平和と愛をつくること、一人ひとりの能力を発揮できるような教育を目指している。

■暁星小学校の教育(VTR) 学校長佐藤正吉先生 10:29〜
【学校教育について】

大切な事2点についてお話したい。

1、防災対策について
3.11の震災経験をもとに、防災対策を実施。
・.児童の安全確保
・.学校が避難場所
・各家庭への連絡(一斉配信、HP使用)
・.校内にいた場合の保護者の引取り
・通学時等校内にいない場合の対策
・三日分の防災用備蓄
・非常食、飲料水などの保管
・寝袋の学校保管

2、「いじめ」について
【指導】
・いじめられた子供の立場に立つ指導をしている。
【取り組み】
・決して許されない、どの学校でも起こりうるという認識。
・いじめの兆候を見逃さない(複数の目)
・日常の指導の中で教員同士が気づいたことを共有
・教師一人が抱え込まない
・学校と家庭の密な連携
【今大切な事】
・子供たちをどのように育てたいか
<想い>
心をはぐくむ教育。鍛えることの大切さ。心も頭も身体も鍛える。
「気は優しくて力持ち」
<行い>
想いは行いとなって現れる。
自分自身をコントロールできる「自立」「自制」
その根底に善悪の判断ができる事。
<振り返り>
メールなどの匿名性の高いものでのいじめが問題になっているが、
自分の行いをしっかり振りかえってほしい。
【暁星小学校でのいじめ】
・いじめられている、いじめがある、と思っている子どもはいる。
本人にとって嫌だな、という事が起こっているのは事実。
→それをどのようにして指導していくのかが大切。

「気にしない子になる」「あの子はなぜそんな事をするのかを考えさせる」
「やめなよ!と言って勇気を持って断る事ができるようになる」事は大切。

子ども同士成長の中でのぶつかり合いなどにおいても厳しい指導をする子が求められている。

【学校生活のスライド&ビデオ】10:43〜
校舎・授業・校外活動などの映像を見ながら佐藤校長先生がコメントを加える。

・朝は7:15開門し、8:00までに登校。
・6年の漢字の授業
・3年の算数の授業
・4年の英語の授業 40人を2クラスに分けて行う
・2年生の宗教
・1年生の体育(時折上半身裸になって行う)
・アリーナ、プレオの紹介
・人工芝、屋上庭園(土が乏しいのが悩み、収穫で楽しむ)
・コンピューター室(ローマ字入力指導、インターネットの情報管理)
・視聴覚室、図書室(14000冊の蔵書)
・聖堂(学年ごとのミサができる)
・音楽室、理科室、図工室、は各2部屋
・図画工作 砂の無い都会の学校なので、先ず自分の手で直接物に触れることを大切にしている。粘土などの感触を手で味わう事から始まる。
・授業参観
・引き取り訓練
・4月イースターデー (聖イグナチオ教会にて)
・クラブ活動
将棋クラブ、ステラ(希望者による4年生からのフランス語)、卓球クラブ、
バスケットボールクラブ、フットサルクラブ、野球クラブ、選抜サッカー部、
・運動会
組体操、棒たおしなど一番盛り上がる
本年も10月13日(土)に実施予定。一般公開あり。詳しくはHPに掲載。
・校内サッカー大会
毎学期終わりに実施。
・セカンドスクール(力を入れている合宿行事)
2年から6年まで那須での夏合宿。
震災があって放射線量が高いという事で、除染作業を行った。
広いグランド、テント、蚕棚での寝袋就寝。
自習時間、トイレ、浴場、教室の清掃もある。
飯盒炊爨の体験もある。
ハイキングでは5年生のメインは茶臼岳登山。
・スキー合宿 丸沼高原へ
・修学旅行 6年生  九州へ。
熊本、特に長崎が中心。キリスト教、平和教育を体験。
・休み時間から授業への様子
休み時間が終わると児童は黙って整然と教室に戻る。

【最後に】 
門を入ると「神を愛し人を愛する」という石碑がある。この教えを守り心と体の調和の取れた、心豊かでたくましい子に育ってほしいと思い実践している。
たくましい子とは心・体・頭においてたくましいということ→「気は優しくて力持ち」。
人と人とのかかわりがますます大切になっている。ひ弱ではなく力持ちといえるたくましさが重要である。
●特色ある教育「セカンドスクール」
那須合宿が象徴的にあらわしている。
都会っ子が大自然の中で遊び、寝食を共にすることで集団の一員としての自覚を身に付け仲間意識や友情、奉仕の心を育む。
学年合宿は年2回(春・秋)学年に応じた日数実施される(2年生は2泊、3年生は3泊、4年生は4泊、5・6年は春4泊 計26泊)。
学年合宿のほかに那須体験合宿、サッカー合宿などがあり、合宿を大切な柱として考えている。合宿を豊富に体験することで将来の固い絆が作られる。
●鍛える
「困難や欠乏に耐え進んで鍛錬の道を選ぶ気力のある少年以外はこの門をくぐってはならない」
学び、生活、心身の基礎基本を学ぶ事が大切。
心と体を鍛え困難を乗り越え苦労して得たものの価値はなにものにも代えがたい。
「生活を鍛える」
礼儀・規律・言葉(コミュニケーションの基礎)
社会のルールをしっかり理解し自分中心ではなく団体活動でのマナーを身につける。
「学びを鍛える」
人として生きていくための基礎基本を身に付けさせることを目標にしている。
「読み・書き・計算・ノートを取る」を大事なこととし専科教育も充実。
また、学習習慣を身に付けさせるとともに、視野を広げるため読書も遂行している。
「心身を鍛える」
心を鍛える毎朝のお祈り、宗教の授業、ミサ等、キリストの心に学び感謝して生きることを学ぶ。
また、サッカーは週1時間を体育の授業以外に設け、年3回の学年サッカー大会を実施し、4年生以上には選抜サッカーチームがある。
聖歌隊も3年生以上の希望者で作られ、ミサなどに欠かせない存在となっている。
そのほかフランス語の特別活動「ステラ」(3年生以上の希望者)など特別活動は心身を鍛えるために大切である。
わが子をどのように育てたいかという願いと張り切っている子供の想いとを重ねて考え、男子校で学び、将来のリーダーとして活躍できる人材を育てるという教育方針を理解してほしい。
■入試について 11:40〜
入試についてのポイントは以下の2点
【児童本人の審査】
・受験生が学校生活の中で充分に過ごしていけるか本人の実力をみる。
したがって紹介状、推薦状は不要。
・1次試験は160名合格。内部進学者を含め約200名が2次試験へ進む。
  2次試験は120名が合格となる。
【保護者の審査】
1、面接試験:「家庭の教育方針」「本校への協力、理解」
・本年は両親と本人の親子面接
2、提出書類の約束事の順守
提出書類の出し方、約束が守られたかも審査の対象
・書類は締め切りを守っているか
・必要事項を間違えず記入しているか、記入漏れ・間違え・印の押し忘れがないか
  よく確認してほしい。
【願書の受け付け方法】
・9月28日差出期限。10月2日配達日指定の郵便で。
・受験票は10月19日発送.
・備考には受験のときの考慮・配慮を記入する。
  例えば
  *兄が在校生 
  *父が卒業生 
  *カトリック信者
  *海外生活が長い(日本語が得意ではない)
  *ケガなどで不自由
  (「ケガをしているので車椅子を使用」や「ケガをしているのできちんと座れない」など
   具体的に記入すること。)
  *遠くに住んでいるが転居予定   など
【その他】
・通学区域は特にない。保護者の判断に任せるが低学年・中学年は70分が限度では
  ないかと考えている。
  何かあったときには迎えに来てもらうこともあり、お弁当もあるので考えてほしい。
・国籍・宗教は問わないがカトリックのため宗教行事への参加は義務。
・面接は両親が原則。どちらかが参加できない場合は備考欄に記入。
急な場合は当日に申し出を。 
親権者以外の面接は不可。(祖父、祖母は不可)
・グループ分けによる月例考慮あり。
・海外転勤の場合、2年以内に戻ることが原則。
  但し、4月の入学以降でないと復学は認められない。
・寄付金は合格者決定後、任意。
【緊急時の対応】
・インフルエンザによる中止・延期等はホームページにて発表。
・インフルエンザにかかっている場合は入校できない。
  直前に治っている場合には治癒証明書を提出すること。
【試験当日】
・当日受付でゼッケンを差し上げるので2次試験のときにも持参すること。
・当日忘れ物をしないように。またいかなる場合でも遅刻は認めない。
  交通機関の遅れの場合は遅延証明書を提出すること。
・車での来校は不可。

以上、個別の質問がある場合前方に待機している教員に直接質問してほしい。

<所感>
古い伝統ある講堂で流されるビデオの中で、聖歌隊のその美しい歌声に心を打たれた。少年特有のボーイソプラノで有名な外国の合唱団のコンサートのようであった。それとは対照的なサッカーの試合や運動会での男の子たちの元気で活発な様子を見た時、その教育のバランスの良さを感じた。
授業風景では「漢字」「算数」共に生徒たちに「考えさせる」教育をしている事が短時間であるにもかかわらず良く伝わった。
また、伝えたい事が沢山あるであろう説明会の中であえて「いじめ」に具体的に言及したことは、その対策が「気は優しくて力持ち」な男子を育てる学校の教育そのものなのかもしれない、と感じた。
ビデオやスライドだけ見ていると、とにかく身体を動かすことが大好きで行事の多い楽しい学校、という印象を受けるが、随所に「賢さ」「けじめ」「信仰」が垣間見られ、バランスのとれた子供へ成長させていける事が期待できると感じた。
本年は面接が「両親面接」から「親子面接」になるとのこと、家庭での親子関係が一層重要な審査ポイントになるのではと予想された。
10月13日(土)に実施予定の運動会は一般公開されるとの事なので、是非足を運び児童の生の姿を見ることをお勧めする。


森村学園初等部 
第2回学校説明会 2012年9月1日(土) 10:00〜11:10

体育館にて開催。
開始前に突然の強い雨に見舞われるが、700名近い参加者で会場はいっぱい。両親での参加者も目立った。開会を待つ間の約40分、ステージ上の大型スクリーンで「森村学園が刻んだ一世紀の歩み」が上映されていた。定刻通りに開会。悪天候の為か、開始後に駆けつけた参加者がいたが、教職員が空席まで案内したり、最後尾に椅子を追加したりして対応していた。

【配布物】
式次第、森村学園初等部学校案内、「よくある質問と答え」集、アンケート用紙、平成24年春の中高等部主要大学入試合格者状況、初等部入学試験要項、森村っ子第91号、学園報102号

【説明会の内容】
■開会の辞 教頭 舘林吉男先生

■「初等部の理念」 校長 小栗透先生

  • 本校は広い森に囲まれた、豊かな自然と共にある学校である。 小学校時代は心も身体も大きく成長し、人としての基礎が作られる時期。感覚の柔軟なこの時期にこそ、教室での学びと共に、豊かな自然の中で、多くの友達と過ごす体験を通して、バランスのとれた、生き生きとした子どもに育ってほしい。
  • 本校の創立者である森村市左衛門は、幕末から大正時代にかけて日本で最初に、民間人による海外貿易を始め、洋食器のノリタケ・TOTO・日本ガイシ・日本特殊陶業等の企業を創設し、産業界で活躍をした。
  • 晩年、「人のため、世の中の役に立つ人を育てたい」と願い、「正直・親切・勤勉」を校訓とし、1910年に東京高輪の私邸に幼稚園と小学校を開港したのが始まり。その後、昭和53年に、横浜市緑区長津田に全学移転した。
  • 初等部6つの教育目標
    「美しいものを愛し、自然を大切にする子に育てよう」
    「善悪のけじめをつけ、進んで善い行いをする子に育てよう」
    「困難を乗り越える強い心に育てよう」
    「基礎学力をしっかりと身につけ、向上心を持つ子に育てよう」
    「友達と仲良くでき、思いやりのある子に育てよう」
    「体を鍛え、自分自身を大切にする子に育てよう」
  • 学力はもちろんのこと、心身ともにバランスのとれた人間の育成を目指している。将来伸びていく事が出来る、底辺の広い、しっかりとした土台ずくりをしていくのが、本校の 大きな柱である。
  • 中高等部へは、学力や学校生活への取り組みに問題がないと判断された生徒は、初等部校長の推薦で進学できる。昨年度は120名中108名が進学した。(外部転出生の殆どは、他校受験)
  • 高等部の大学進学は、国公立をはじめ、早慶上智・MARCH等への進学率が高くなっている。(今春卒業した生徒169名中50名が進学)
  • 子どもにとって学校は安全な場所であるべきと、通学時や災害時の安全対策については万全を期しており、今後も最大限の努力を続けていく。耐震構造等、問題なく、校舎内にいる限り安全は確保されている。放射能に関しても、学園内各所で、週に2〜3回の空気線量を測定しており、安全が確認されている。
  • 給食に関しては週5日の完全給食。メニューの半分は和食としている。
    アレルギーを持つお子さんに対しては、家庭とよく話し合い、対策を検討。
    食育にも力を入れ、苦手なものも少しずつ食べられるように指導している。

■教育活動の特色について 1年生担当 榎本昇先生

本校では「正直」「親切」「勤勉」の校訓に基づき、「しっかり学び、とことん遊ぶ」学校生活を大切にしている。
6年間を3つのステージに分け、低学年は「学習・学校生活の基礎を身につける」時期、中学年は「基礎・基本の定着と自立へのスタートライン」、高学年では「発展的かつより高い学力」を習得し「自ら考え行動できる力」の育成を行っている。

<しっかり学ぶ>
・専科制
英語に加えて音楽、図工、体育は1年生から専科制を採用。さらに中学年からは理科、高学年からは社会、家庭科も専科としている。
教科担任の深い専門性による質の高い授業。一人の児童に複数の教員がそれぞれ違う角度から関われることなどがメリット。
・1クラス2名体制
2012年度より初等部1年生には担任と担任をサポートする教員を配置。すべての授業を2名体制で行っている。
・算数のチームティーチング授業と2分割授業
3年生の算数では全授業で2名の教員が行うチームティーチング授業を実施。4年生からは40名のクラスを2つに分けて分割授業を行い、確かな学力を身につける。
・英語授業
2年生までは週に1時間、3年生以上は週に2時間。5・6年生はクラスを2分割して実施
イギリスの公的な国際文化交流機関である、ブリティッシュ・カウンシルから3名の講師を招き、森村オリジナルのカリキュラムを実践。
・総合学習
34年前から力を入れて実施。2年生までは週5時間、4年生4時間、4年生3時間、5年生以上1時間。これからの社会を生きるために必要な経験と力をつけていけるよう、出来る限り本物に触れさせ、体験学習を重視している。
1例として、榎本先生が6年担任の時にクラスで取り組み、国際コンテストに出品して受賞した「映像作品」の一部上映と、マレーシアの小学生と森村6年生とのスカイプによる衛星同時中継による交流会の取り組みが紹介された。全国でも、最先端の取り組みの一つであると感じた。

<とことん遊ぶ>
本校は周囲を緑に囲まれた、自然豊かな立地にある。
学園内には広大な自然林があり、その中にある3年の森やミニグランドで自由に遊び、自然とふれあいながら成長していくことができる。低学年専用の中庭とアスレチック遊具・3年の中庭と森、4年以上の校庭や、屋上、体育館等、学年に応じて思い切り遊ぶことが出来る。

■DVDによる行事紹介
運動会、音楽会、展覧会、学芸会などの様子を5分の映像にて紹介。
4年以上で行われる5泊6日の林間学校、5年以上で行われる4泊5日のスキー学校などは、大変貴重な体験。卒業まで計24泊の宿泊行事を重ねていく中で、仲間との絆を深め、困難に立ち向かう力や、自らを律する力、他者を思いやる心を身につけていくことが出来る。

■25年度入学試験について 教頭 舘林吉男先生

初等部の定員は男子60名、女子60名の計120名(1クラス40名×3組)。
ただし森村幼稚園より男子23名、女子27名の初等部進学が予想されるため、受験入学枠は男子37名、女子33名の計70名になると思われる(9月末には確定)。
昨年度は、男子131名、女子115名の受験者に対し、合格者は男子59名、女子50名。

願書配布は、9月1日〜9月21日。
願書受付は、9月23日(日)から9月26日(水)までの4日間(出願期間内の消印有効)。
願書にある通学順路所要時間記入欄には、自宅から学校までの実時間を記入のこと。

受験番号は、男子が1番から、女子が500番から発番。
生年月日順となる。

保護者面接は、10月13日(土)、14日(日)、26日(金)。
志望の動機、子育てに対する考え方、子どもに対してどのように向き合っているかなど、日々の想いを自然体でお話いただきたい。所要時間は7〜8分程度。
事前に記入していただく保護者面接資料において、志望の理由欄は、枠内で収まるように記入していただきたいとのこと。また、その他の欄には、学園を知ったきっかけ、子どものことなどを自由に記入してよい。
面接日時は後日郵送にて通知。日程の都合がつかない場合は、10月5日(金)9時よる電話にて受付・対応。

入学考査は10月27日(土)を女子、10月28日(日)を男子の考査日とし、それぞれ受験番号順に2回に分けて実施。
1回目の集合7時45分〜8時15分、試験8時40分〜10時30分
2回目の丹生業10時〜10時30分、試験10時50分〜12時40分
試験内容は、大きく分けて個人活動と集団活動からなる。

A) 個人活動
1. 知能テスト
お話、数量、図形、常識など
2. 個人作業
個人で行う工作活動。指示をしっかり聞き理解して行動に移せるか

B) 個人作業
3. 総合的な活動
グループで協力して行う活動
4. グループ面接
回答は1人ずつ
5. 自由活動
約束を守って自由に遊ぶ

工作の際にハサミを使うことがあるので、左利きのお子さんの場合は、保護者面接時にお知らせいただきたい。

説明会終了後、希望者は初等部施設見学。各所に25名近い教員が立ち、案内と質問等に応じていた。「質問・相談コーナー」も用意され、小栗校長も質問に答えていた。
視聴覚室では、学芸会のDVDが上映され、親子で見ている方も多かった。4階の廊下では「手作り問題集」や「算数計算プリント集」「授業ノート集」などの展示コーナーが用意され、大勢の人が入れ替わり熱心に見入っていた。

【所感】
正門から体育館までの各所、そして受付から館内まで、25名近い職員が各所に立ち、悪天候の中を雨に濡れながら入場する方々を、笑顔で迎えていたのが印象的であった。
雨音が天井から聞こえ、マイクの音がこもりがちで、説明者の声がよく聞き取れないことが多かったのは残念。満席で、後方の席についてしまったため、大型スクリーンのスライドも前列の参加者でよく見ることができなかった。その後の施設見学は、天候も回復し、校舎内をゆったりと見て回ることができた。教室や廊下からは中庭や広い森がよく見え、休み時間や放課後に子供たちが思い切り遊ぶ姿が想像できた。緑に囲まれた環境で「しっかり学びとことん遊ぶ」小学生時代を大切にしている学校であることが実感できた。
(編集員I)


聖心女子学院初等科
第2回学校説明会
2012年9月8日(土) 10:10〜 

ソフィア・バラ・ホールにて開催。
参加者は約700名。夫婦で来校する参加者も3〜4割いたように見受けられた。
服装はワンピース、スーツなど。ラフないでたちの参加者はごく僅か。

【配布物】
聖心女子学院ガイドブック、全私学新聞コピー(中等科・高等科の国際模擬国連大会ベストポジションペーパー賞受賞の記事)、アンケート用紙

【説明会の内容】
■初等科の生活の様子紹介VTR
教員が製作した初等科の生活紹介映像。
入学式、2年生による学校紹介、1年生の算数・国語授業、2年生の英語授業、運動会、みこころのお祝いミサ、4〜6年生の校外学習、5年生理科、ゆりの行列、奉仕活動(もゆる)、クリスマス・ウィッシング、2月の学習発表会、卒業式などの様子を紹介。

■初等科1年生〜6年生の発表
初等科では長い休みの前に各学年で集会を開催し、児童一人ひとりが学習や生活の仕方を振り返り文章に書いたものを発表しているとのこと。
今日は各学年の児童が、7月に行われた学年の集いで発表した文章を披露。
6人の内容は以下の通り。
1年生「あさがおの観察」
2年生「プラクティスのこと」
3年生「ニュース・新聞をみること」
4年生「人のためにつくすこと」
5年生「校外学習」
6年生「努力していること」

■手話クラブの発表
「世界に一つだけの花」を手話で発表。

■校長先生のお話 シスター大山江理子先生
9月3日から学校を再開。
子どもたちは暑さをものともせず、勉強することや友達と遊ぶことを楽しんでいる。
6年生は今週、清里の校外学習があり、昨日帰ってきた。
1年生は来週、5日間の水泳集中学習を行う予定。

本校の校舎は天井が高く、どっしりとした建物。教室は生活しやすい造り。
5・6年生は、機能的な中央校舎で生活している。
この時期、校内には夏休みの作品がたくさん展示している。

学校は子どもたちの集団生活の場。
一人ひとりが異なる個性、性格や能力の異なる存在として集まっている。
創立者である聖マグダレナ・ソフィア・バラは「たったひとりの子どものためにも、聖心女子学園を建てたでしょう」という言葉を残している。
創立者は、子どもは一人ひとりユニークな存在で、神様からそれぞれに与えられているものを、教育を受けることによって伸ばしていくべき存在であると捉えていた。
また、集団のなかでの規律やルールを守る姿勢、周りの人を大切にして共に生きる心、その現われとしての礼儀やマナーを大切にしている。

今年度の学校目標は、共に祈る・共に学ぶ・共に働く。
中・高等科はこれに、自らを律する自立と共生を併せている。
本校では各自が自ら力を伸ばす機会と、お互いに関わり支えあう場の両方を大切にして、学校生活を組み立てている。

2008年の学校創立100周年を機に、今の社会を生きるためのより一層聖心らしい教育をめざし、初等科・中高等科12年間の一貫教育へと歩みを進めた。
12年間を4年ごとの3ステージに区切り、発達段階にふさわしい教育を行う。
この4・4・4制の教育の推進に、教職員一丸となり力を入れて取り組んでいる。

ファーストステージである初等科1年生〜4年生では、1学級32名の少人数編成。
担任教師の目が行き届くなかで、個々の授業に丁寧な指導ができる。
それぞれの児童が安心して発表できる場を作り、基礎基本の定着をはかる。
各学級ではきめ細やかに、学年ではダイナミックに、本校独自の発展的な教材も取り入れて思考力・活用力を伸ばす。
4年生はファーストステージの最上級学年となり、クラブ活動、もゆると呼ぶ校内の役割分担の活動も始まる。
4年生の10歳は、低学年で身につけるスキルの完成の時、子ども期の頂点。学年末は次のステージに上がるための心構えも大切。二十歳の半分の「二分の一成人式」として、10年間の育ちを改まって振り返る機会を設けている。

5年生からはセカンドステージ。
11歳という年齢は身体的・精神的・知的な発達において大きな飛躍の時期。
学習でも単純な作業では物足りなく、大人っぽいやり方や自分なりのやり方が認められるようなものを求めるようになる。
教室は中等科と同じ中央校舎での生活となり、授業時間もこれまでの45分から中高等科と同じ50分となる。
理科室、体育館、家庭科室など中高等科の施設を利用することも多くなっていく。
初等科と中高等科とのスムーズな連結も、セカンドステージの狙いのひとつ。
教科担任制を進め、カリキュラム上で初等科と中高等科の連携を進める。
算数では少人数クラスの授業を行い、中等科数学を念頭においた指導を行う。
理科では中高等科で使用する双眼実態顕微鏡などの機材を使った活動など、初等科と中高等科の教員が協力して指導にあたる。
また5年生では編入転入生の児童を迎え、1学級40名の多様性のあるクラスをめざし、活気ある学習・学校生活を行う。
昨年12月に初めての5年生転入編入試験を実施し、今年度4月に27名の転入児童が入学。
どの児童も聖心での学校生活に生き生きと取り組み、楽しく過ごしている。
これに伴い、中等科入試は来年2月で最後となり、中等科募集は終了。
その後の本校への入学の機会は、初等科1年生と5年生の2回となる。

サードステージは、聖心生としての深まりの時期。
中等科3年生になると思春期も過ぎ、考え方も大人になる。
日本の学校は6・3・3制のため、本校でも入学式や卒業式は通常の学校と同じように行っている。
6・3・3制の学校のあり方も意識させながら、4・4・4制の発達段階に合わせた指導を取り入れ、両方の良さを兼ね備えて持つ学校となっている。
サードステージは個々の学力の発展と深まりとともに、卒業後の生き方や進路に向けて、聖心らしい指導を行う段階。
初等科1年生から学んだ宗教や価値観が、各自の生き方として結晶されていくステージ。
平成25年度高等科入学生から新教育課程での学習が始まる。
高等科ではコース制は取らないが、2年生からの選択科目を充実させることで、理数文系を含めてどのような進路にも対応。
本校は伝統的に英語の指導に力を入れてきた。今も続けて、実践的なコミュニケーション能力をめざして英語力の充実をはかっている。
希望者を対象に、隔年でオーストラリア・ニュージーランドにて行っている海外英語研修でも力をつけている。
聖心女子大学には、大学の求める学力の基準を満たしていれば姉妹校推薦による進学が可能。多くの生徒が聖心での学びを続けることを希望して進路に選んでいる。また、本校で学んだことで視野を広げて医学をめざしたり、法律や経済を通して社会と関わることをめざす生徒もいる。

4・4・4制に取り組む生き生きとした学校において、児童・生徒のチャレンジ精神あふれる生き方を身につけられると考えている。
緑に囲まれた環境のなか、趣のある校舎、充実した各教科の特別教室、図書館、体育館、春から秋にかけて使用できる室内温水プール、講堂など、施設の上でも初中高一貫の学校として充実したものとなっている。
教育に関心の高いご家庭の意欲ある子どもたちが学んでおり、学校としても保護者の皆さまには聖心での教育にいろいろな形で関わっていただくことをお願いしている。
保護者の皆さまにとっても、お子様の成長とともに成熟の道を歩まれる聖心の12年間となることを願っている。

在学中に転勤などで転出される方もいる。
帰国された時には、できる限り本校で学んでいただけるよう対応していきたいと考えている。

いよいよ入学試験も近づき、お子様も緊張してくることと思う。
どうか、お子様がのびのびと日頃の力を発揮されるように、ご家庭では気持ちのゆとりを大切にお過ごしいただきたい。
お子様の努力を褒め、力を発揮されるように促してあげていただきたい。
お子様と一緒に楽しい時間を過ごすことも、きっと力を発揮する助けとなると思う。
10月7日(日)には、中高等科が「みこころ祭」を開催するので、親子で参加して学校の雰囲気を確かめていただいきたい。
HP上でも案内しているので参照のこと。

■副校長 広瀬先生のお話
<初等科の教育について>

昨年度から完全実施されている新しい学習指導要領の要旨は次のようなもの。
確かな学力を育成するために基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させる。
思考力・判断力・表現力等の能力を育む。
この双方が重要。
初等科では、以前から国語科だけではなく、各教科で確かな学力を身につけるために、語彙力・論述力・活用力・思考力・学ぶ力の育成を大切にしている。

語彙力をつけるためには、例えば言葉の種類を増やすために辞書・図鑑の活用をしているため、1年生から国語辞典を個人持ちとしている。
具体物や体験を通して言葉のイメージを膨らませる指導も行っている。
同時に、読書を大切にしている。親子読書、図書館利用の充実を図り、いろいろなジャンルの本をたくさん読むことで語彙を増やし、論理力を育てる素地を形成。

論述力向上のためには表現力、作文力、プレゼンテーション能力を総合的に伸ばすために作文指導を大切にし、作文発表会や研究発表会を実施するなど、みんなの前で発表する機会を多く設けている。

思考力をつけるためには、すべての教科で考えさせることを重視するとともに、授業のなかで自ら考えるための教材作りや考える時間の確保を大切にしている。

活用力を身に付けるためには、学習した内容を他教科の学習やより進んだ学習に応用することや、日常生活に活用することを重視。
また、資料を見てまとめたり、自分の考えを書く学習を大切にしている。

学ぶ力を身につけるためには、各教科のなかで自ら課題を決めて調べていくことや、問題が起きた時に解決していくことを重視し、体験的な学習活動を進めている。

<よく質問のある事項について>
募集要項については、初等科HPにも掲載しているので、あわせて参照のこと。

入学願書と受験票に貼付する写真は、デジタルカメラ撮影のものでも可。
同一の写真を貼ること。のりが剥がれることもあるので、写真裏面に必ず志願者氏名を書くこと。
振込依頼書は志願者氏名のみでよい。

面接日は、志願者・保護者とも天候にかかわりなく上履きは不要。
11月1日の試験日は、志願者のみ上履き持参のこと。

入学願書については詳しく拝見させていただく。
記入漏れのないように、正確に記入すること。印の押し忘れもないように。
書き方についてはHPに詳しく載せてあるので参照のこと。
裏にも志願者名を書く欄があるので、忘れないように(保護者氏名を書かないように!)。

通学時間は、原則1時間以内としている。
1年生の足で自宅から学校の門までの所要時間とする。
1時間以上になると、低学年の児童には負担が大きい。
また、災害時にすぐ迎えに来てもらえる時間として、1時間を限度としている。
入学前、入学後に転居予定がある場合は、備考欄に記入。
また、入学前に転居予定の方は、通学経路欄には転居後の経路を記入。

入学後の転勤等については、国内国外問わず一旦退学となる。
復学希望の場合は編入・転入試験となる。
試験は国語・算数および面接とし、合格すれば復学できる。
海外に転出して現地の聖心に入学を希望される場合は、校長の推薦状が可能。

健康診断書について、聴力など何もないときは、異常なしでよい。
受診はかかりつけ医でよい。
外国に在住の場合も現地の医療機関で可。
全体的な診断書であるため、個々の専門機関に行く必要はなし。
診断書の日時は今年の8月1日以降のものとする。

面接について、日時の変更は受け付けていない。
当日は原則両親と一緒だが、不可能な場合は当日申し出ること。

願書に海外居住歴の欄があるが、あくまでも入学後の指導のために参考にするためのもの。
記載があるなし受験に有利不利ということはない。

<学校が求める子ども像について>
・心身ともに健康で子どもらしさのある子ども
・身の回りのことを自分できちんと一人でできる子ども
・人の話をきちんと聞ける子ども
・集中力と根気のある子ども
・友達を大切にする気持ちのある子ども
・わがままを我慢できる子ども

<普段からやっておく大切なこと>
・実際に身体を動かしてのいろいろな体験を積む
・心の安定のために親の愛を実感して心を満たせておくこと
・他人を大切にすること(まず親が実践)
・たくさん褒めてあげること(甘やかすこととは違う)
・規律正しい態度の習得
・挨拶をすること
・間違えた時は素直に謝ることができること

最後に、5年生の編入・転入試験を受験される場合は、国公立の小学校に在籍していることが応募資格となる。
私立小学校に在籍の児童は受験できないことをご理解いただきたい。

説明会終了後、希望者は校内見学。

【所感】
校長先生のお話では、子どもの発達段階を考慮して進めている4・4・4制についてのメリットが詳しく紹介され、各ステージでの取り組みがよく理解できた。お話を聞く一方で、スライドで挿絵的に登場する子どもたちが手がけた絵手紙を懸命に追っている自分がいた。夏休み中に子どもたちが校長先生宛に出したものであるとのことで、色使いやダイナミックな構図が目を楽しませてくれた。発表をしていた子どもたちは、姿勢の良さやはっきりとした口調はもちろんのこと、その表現力の豊かさには脱帽。温かく丁寧な指導によって子どもたちの可能性は無限であることを実感したひと時であった。(編集員I)


青山学院初等部
学校説明会 2012年 9月8日(土)9:30〜12:00

青山学院講堂にて開催。
開始30分前ごろから豪雨になり、講堂入り口では先生方が保護者に傘袋を手渡していた。
参加者は約700名。
事前の案内に「普段着でお越しください」とあったためか、いかにも学校説明会の向けの紺系の服の参加者の中にかなりの数のラフな格好の参加者がいた。
夫婦での参加は半数くらい。特に父親はポロシャツやノーネクタイのシャツ姿が多かった。

■配布物
学校説明会次第・学校説明会資料・初等部校舎案内

■説明会の内容
1. 礼拝(宗教主任 小澤淳一先生)
小澤先生より、礼拝に関しての説明があり讃美歌から礼拝が始まる。
説教は青山学院がスクールモットーとしている「地の塩 世の光」について。
塩は毎日使わない日はなく、他の食材の味を際立たせる。また、腐敗を防ぎ溶けて姿が見えなくなって作用する。そして光は、明るさ・暖かさをもたらし、すべての悪事を明るみにするもの。つまり、自分を目立たせるのではなく、周囲の人や社会を際立たせる存在の人間をめざし、現実を正しく判断する力を養っていく。
聖書の中では「そのようになりなさい」というのではなく「すでになっている」とある。
わたしたち一人一人がこの地上にあってそのような役割をする存在で有る事が求められている。

2. 学校の沿革と初等部教育の特色(初等部長 中村貞雄先生)
<学校の選択について>
大阪市の橋本市長の教育改革は3点あり、その一つの「学校選択」については皆さんとも共通している。
東京にある私立小学校は54校。学校によって教育理念や校風が違うはず。
それらがご家庭とあっているのかどうかを良く見極めてほしい。
くれぐれも、校名、評判に惑わされないようにお願いしたい。
<初等部の沿革>
青山学院は、1874年に米国のメソジスト監督教会の宣教師たちによって始められた3つの学校を源としている。
これらが後に現在の青山の地に移り、青山学院の基を作り、今日に至っている。
1937年に青山学院緑山小学校、1946年に青山学院初等部と改称され、1964年、青山学院創立90周年を機に現在の地へ移る。
2003年から始まった新校舎への新築工事も終了し、2006年からは桜・梅・桃組に杏組も加わり1クラス32人学級が実現。新しい一歩を踏み出している。
<青山学院初等部の教育理念>
キリスト教教育にもとづく建学の精神により、一貫する青山学院教育方針に基づいて、神から与えられた賜物を活かし、感謝の心をもって祈り、神と人に仕える 人間を育てる。そのために初等部では5つのおやくそくを作り、生活のなかで活かせるようにしている。
1.しんせつにします
2.しょうじきにします
3.れいぎただしくします
4.よくかんがえてします
5.じぶんのことはじぶんでします
すべてにおいて、○○しなさいではなく、○○しますと、自ら口にしている言葉。ここに深い考えがあり、初等部教育の原点がある。
<初等部の特色>
全てが特別の物ではない。ごく普通の当たり前の事。
この、「普通である事」を大切にしている。
・基礎基本の学力の保障
・宿泊行事(生きる力の習得)
・宗教教育
<安全・安心の取り組み>
避難訓練・防災訓練の実施。
美味しくて安全な給食。
<本校を選ぶ時に考慮してほしい事3点>
(1)初等部の学校教育は、家庭の協力が大切であり、教育現場を見ていただく機会がとても多い。そのために時間を費やすことができること。
(2)緊急事態や災害時はお迎えが原則。
(3)学校の判断に従えること。
そしてキリスト教信仰に基づき教育しているい事を理解しておいてほしい。

3. 初等部の教育内容(教務主任 小野裕司先生)
<基礎・基本のあり方>
2006年に完成した現校舎は、子どもの発達段階による生活の違いを考慮し、低学年棟と高学年棟に分かれ、2つの校舎を特別教室が結んでいる。
学習面はすべての教科において基礎・基本を大切にしている。
例えば国語であれば詩の暗唱。6年間で100編ほど暗唱していくなかで、声の出し方、歯切れの良い発音、間の取り方を学んでいく。
体育では、水泳を基礎・基本としている。都会の学校で校庭があまり広くないことを逆に活かし、プールを水のある体育館と考え、1年を通して水のなかで運動している。
青山学院では、あくまでも基礎・基本を繰り返し行うことが、これからの学習の土台になると考えている。
そして、活用・判断・発展・思考力については、働くことを学ぶ時間として総合活動と呼ばれる活動をおこなっている。
<「成長の記録」>
通信簿はなく、「成長の記録」を基に成長の評価をしている。今何ができていて、何ができていないか、そのためにはどういうことをやっていくか。教育目標を本人、親、担任の3者が納得して設けている。
<宿泊行事の価値>
特徴的な7つの行事を映像にて紹介
・入学式
・1年生なかよしキャンプ(宿泊)
・ファミリーフェア
・5年生海の生活(長崎県平戸・2km遠泳)
・ページェント(クリスマス礼拝)
・3〜6年生雪の学校
・6年生洋上小学校
宿泊行事は1年生から各学年で実施。
実施する側も送り出す保護者もエネルギーが必要となるが、それだけの価値があると考えている。
大勢の友達とうまくやらねばならないという社会性や、衣食住の管理、親元を離れても自分を見失わない心を自然に身につけてくれる。また思考力の発展にもつながり、学習面においても活用できる。
宿泊行事は6年間で30泊以上になる。
この様に、渋谷の学校の中だけでは学べない、「生活面」「学習面」で宿泊行事は大きな価値を生んでいる。

4.初等部教育を受けて(後援会長 木暮博之)
初等部4年生通うお嬢さんを持つ。 両親ともに出身ではない。
<宿泊行事>
様々な宿泊行事を通じて、学年を超えた交流がありそれがかけがえのない関係になっていく。
また、自分の事を自分でできるような生活力、社会性も育む素晴らしさがある。
<児童の表現力と日記>
日記は365日書く。経験したこと、考えたこと、できごとなどを綴る。それに対し、担任が目を通し、コメントを付ける。保護者もそこにコメントを書くので、まさに成長の記録になる。6年間で50〜100冊にはなり、児童と保護者にとっては一生の宝物になる。
先生、生徒、保護者、この3者が心から結ばれている事を感じる。
また、文章を書く事で表現力が磨かれ、日常会話では出てこないような子どもの考えを知り、おどろく事もある。
<保護者の関わりについて>
学内のことは先生に任せるのではなく、先生と家庭は両輪。保護者は積極的に学校内に入っていく。保護者は届けを出せばいつでも参観でき、面談もできる。ボ ランティアは、すすんで。給食の介助や図書の貸し出し、水泳教室のサポート、草刈(校庭や遊び場の芝が美しい!)など。読み聞かせのボランティアとしては 現在17人が活動している。主体的なボランティア活動をしていることが特徴。
<初等科を受験するために大切な事>
この学校は卒業しても教育の良さを実感する学校。出身でない両親でも、子どもと共に学校に関わっていくことで成長できる。
公開している様々な行事に積極的に参加し、「この教育を子どもにも受けさせたい!」「初等部を愛する気持ち」を強くもって受験に望まれることをお勧めする。

5.入試の概要(教頭 佐々木 淳先生)
募集人員は男女各44名(青山学院幼稚園からの内部進学者は含まず)。
願書受付期間は10月1日(月)から3日(水)(消印有効)。願書は郵送のみ。
受験番号は男女別生年月日順に並べ替えるので、期間内に出せばよい。
入学試験は11月1日(木)から7日(水)のうち2日間登校。
テスト日が分かるのは10月23日(火)入試日程説明会時。
どのような理由があってもテスト日の変更は行わない。
試験内容は適性検査A(1時間の個別テスト)、適性検査B(2時間半の集団テスト)。
動きやすい服装で。
集団検査は作品の出来が大切なのではなく、取り組みの姿勢、社会性を重視。
保護者面接は、両親面接が基本。男子4月生まれから順に10月中旬から開始。
女子は10月後半。
原則として指定された面接日にて実施。 万一受けられない日だった場合、応相談。
6.その他
今後の見学できる行事は本年度は無いが、来年度以降受験の方には、
6月のファミリーフェア、7月中旬のオープンスクール等があるので積極的に来てほしい。
初等部運動会は今年度からは安全上の理由で公開はしない。
入試に関しての質問をまとめたものをHP上に掲載する。
このあと、自由に学校見学。

【所感】
説明会受付開始ごろから激しい豪雨に見舞われ、会場に入る保護者はびしょぬれ、と言った感じだった。荘厳なオルガンの奏楽で始まる礼拝から約1時間半の説明会が終わり、校舎見学で外に出た時は先程の雨がうそのように晴れ渡り、保護者ボランティアの方が丹精込めて整備しているご自慢の芝生が光り輝いていた。また、トンボも飛び交って、都会の真ん中の学校を忘れさせてしまうようだった。
校内はガラス張りで広々しているうえ、32人という私学では珍しいクラス編成のため、机を並べた教室は「少人数制」という感じがした。
海外の様な開放感のあるカフェテリア、デザイン性に優れたトイレやウォータークーラー、教室の外は見晴らしの良いウッドデッキなど建物自体、部屋、細部まで、日本の学校では無いように感じた。
説明会では語られなかったが、英語教育にも独自のメソッドで力を入れているようで英語科の先生が英語を学ぶ部屋、というか空間で資料を配っていた。
学院内は大学まであり、会場までの行き帰りには中高生のラグビーやテニスの練習も見る事ができ、構内が一つの国のようだった。
通信簿が無く、毎日の成長の記録で先生と保護者、生徒の連携が密で、多くの個性的な宿泊行事で他学年とも交流するというのは他にあまり類を見ないと思う。
「普通である事を大切にしている」学校なのだそうだが、校舎のつくりとともに独特の教育理念が感じられ、この学校に通う生徒たちは、さぞかし楽しいだろうな、と想像できた。
とにかく、学校に何度も足を運び、まず親が学校を大好きになることから受験が始まるのかもしれない。


星野学園小学校
第5回入試説明会
2012年9月2日(日)10:00〜12:00

星野学園ハーモニーホールにて開催。
収容人数1500名という県内有数の講堂で、ゆったりと聞くことができた。

参加するには、電話またはFAXで事前の申し込みが必要。
当日は、JR・東武川越駅および西武本川越駅よりスクールバスを運行。
駐車場もあり、車での来校も可。
上履き、靴袋、筆記用具持参。

夫婦参加は3〜4割程度。子連れの場合、説明会中の託児受付あり。
参加者の服装は、紺、黒のワンピース、スーツ姿が大半。
開始時間まで、各学年の社会化見学や校外学習、水泳大会、低学年の電車マナー教室、音楽界など、学校行事の模様をスライド上映。

【配布物】
学校案内パンフレット、学校探検マップ、星華祭チラシ、説明会チラシ、小学校新聞、入試説明会式次第、星野学園Q&A(入試説明会資料)、ほしのいろは帳、星野高等学校平成24年度進路状況、説明会出席票(終了後提出)、入試志願書綴り

【説明会の内容】
■学校長挨拶 星野誠先生

星野学園自体は116年の歴史があるが、小学校は6学年が揃ったばかりの新しい学校。
中学校は平成12年に設立。現在大学を卒業して3年目の子たちが、第1期卒業生。

つい先日、ニュージーランドの修学旅行に79名全員が参加。さまざまな収穫を得て、無事に帰ってきた。

本校は小中高とも同じ教育方針。
全人教育を行い、子供の可能性・素晴らしさの発見に努めることが、社会にも貢献できると考えている。
100人いれば100人それぞれの素晴らしさを育て上げたい。
また、小学生では小学生なりの自立を育てることを使命と考えている。

■プレゼンテーション 星野学園・星野学園小学校について

<星野学園について>
1897(明治30)年、前身の星野塾開設。
2000(平成12)年、中高一貫校の星野中学校創立。
2007(平成19)年、創立110周年の総力を結集し、星野学園小学校開校。
教育方針は、人としての全てを教える全人教育。

小学生、中学生、高校生としてあるべき姿、人間としての正しさ、命の尊さ、相手を思いやる優しさといった豊かな人間性を育む。そして自覚を持って自立していく志を育て、21世紀の真のリーダーを育てていく。

最近の進路実績については、国公立大学は一橋大学をはじめ東京工業大学、筑波大学などに、私立大学では慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学などに合格している。

<星野学園小学校について>
●めざす児童生徒像
児童に理解できる具体的な4つの教育目標を掲げ、日々取り組んでいる。
「よく考え、進んで学ぶ子ども」
「明るく健康な子ども」
「広い心を持ち、思いやりのある子ども」
「礼儀正しく、あいさつのしっかりできる子ども」

●教育の3つの柱
「情操教育」
豊かな心と感受性を育てる環境がある。
例えば筝曲。授業を通して礼儀作法を学び、お琴の演奏に取り組んでいる。
1年生を中心に、学校長が指導する道徳の授業。
20分休みや昼休みには、屋外や充実した木製遊具で元気に遊ぶ。
新体育館も完成し、身体作りの体育施設がいちだんと充実。
クラブ活動、行事、授業のなかで、小中高の連携も取り入れている。
「学力養成教育」
本校ではすべての授業を一人の教員で行うのではなく、専科教員を交えた複数の教員できめ細やかな指導を行っている。
毎日の授業を通して児童は確実に学力を伸ばし、自主学習にも意欲的に取り組んでいる。
国語は、基礎力・読解力・想像力を3本の柱にしている。6年生全員が漢字検定5級合格をめざす。
算数は、計算力・思考力・応用力を3本の柱としている。ゆるぎない計算力をつけるために毎時間、計算フルマラソンを実施。6年生全員が数学検定5級合格をめざす。
生活は、体験を重視して学習。今後も社会科と理科につながる体験を実施。
理科は週に1度は2時間続きの授業を行い、時間を十分に使った豊富な実験・観察を行っている。
社会は、資料の使い手をめざす。資料を上手に使った表現や発表の方法を学ぶ。
「英語教育」
コミュニケーション、国際理解、実践力を3つの柱としている。
全学年、週1時間、ネイティブ講師による授業を実施。
3年生からは日本人の英語専科教員の授業も加わり、実践力を身につける。
また3年生からはフォニックスを導入し、自分の力で読む力・書く力を徐々につけていく。
6年生では英検5級にチャレンジ。
異文化体験を積極的に行い、国際理解を深めていく。
5年生で行くニュージーランドへの修学旅行では、それまで学んだことを生かして現地の人と交流し、帰国後の学習意欲を中学からの英語学習につなげていく。

●星野学園小学校1年生の1日より
スクールバスは、川越駅、本川越駅、入間市駅から乗車可能。
登下校時にはICカードを用いて家庭に連絡。
休み時間は広いグランドや基礎体力がつけられる遊技場で思い切り遊ぶ。
月曜から金曜までの給食はランチルームで学年全員揃って。食事の大切さやマナーも学習。アレルギーで食べられない食べ物がある子に対しては、除去食や代替食で対応。

●行事について
事前学習、体験、事後学習を通して、それぞれの行事を確かな経験として身につけていく。
本校では発達段階に応じた宿泊体験の機会を設けている。
1年生は夏の学校お泊り会、2・3年生は河口湖に1泊2日、4年生は秋に京都・奈良へ出かけ、5年生は5泊7日のニュージーランド修学旅行、6年生では2泊する長崎平和学習がある。さらに3学期には全学年で冬の学校に(スキー教室)に出かける。
卒業までにのべ22泊を経験し、集団生活のなかで自立心、協調性、教養、知識を身につけていく。

●小中高一貫教育について
小中高一貫教育により先を見とおす余裕が生まれ、本校ではそのゆとりを豊かな人間性を育む時間としている。
土曜日も平常授業を行っているのは、数多くの行事やクラブ活動を通して行うため。
6年間の総授業数で比べると、公立小学校よりも943時間多い(公立小学校の約1年分に相当)。
星野学園小学校に入学した児童は、星野学園中学校に内部進学することになる。ただし内部進学をするには一定の基準を満たす必要がある。また中学校卒業後は、星野高校共学部に進学する。

●施設について
小学校は2階から4階が児童の教室で、同じフロアで200名が学ぶ。
小学校の校舎は、1号館と新設した2号館からなる。
記念講堂、床上下可動式温水プール、グラウンド、60畳敷き和室は、中学・高校と共用。
ランチルーム、理科室、調理室、メディア室、被服室などは小学校専用の施設。
小学校の図書室は、現在7500以上の本がある。
校舎脇には10種類の遊具がある遊具場がある。
学校外施設では、ビオトープに隣接した天神橋グランドがある。
平成24年3月に、小学校体育館・講堂、新校舎が完成。
本校は、これまでの施設拡充で寄付金は一切いただいていない。

●安全対策について
児童の登校後は門扉を閉め、常時警備員が巡回。校舎内各所に防犯カメラを設置。
児童には、学校指定のGPS機能付の携帯を持たせ、本校で定めたガイドラインに従って使用。
全校児童がICカードを使用し、校舎内のカードリーダーをかざすことにより保護者へ登下校の通知をメールで送信。

●防災設備について
校舎全体が耐震構造。
1階多目的アリーナは緊急時避難場所で、広いスペースが確保されている。
備蓄庫には全児童分の2日間の食料と水、簡易寝袋を保管。さらに新校舎屋上には自家発電機があり、停電時でも電力を確保。
緊急時には各家庭に一斉メールを配信するとともに、HP上で最新ニュースを常時更新。
毎学期、避難訓練を実施。

■昨年度の入試結果と今年度の入試について カワベ教頭先生

<平成24年度入試結果>
応募者総数170名
第1回単願入試:応募者55名、欠席0名、受験者54名、合格者54名、入学者54名
第1回一般入試:応募者71名、欠席0名、受験者71名、合格者63名、入学者5名
第2回一般試験:応募者26名、欠席者1名、受験者25名、合格者21名、入学者3名
第3回一般試験:応募者18名、欠席者2名、受験者16名、合格者15名、入学者2名
合格点は、第1回単願43.5点、第1回一般50.2点、第2回一般56.6点、第3回一般63点

<平成25年度入学試験について>
募集人数:
男女各40名の合計80名(第1学年のみの募集)
第1回単願・第1回一般・第2回一般・第3回一般それぞれ男女20名の募集。

単願入学試験では、本校を第一志願とする受験者を広く募集。
事前に個別相談を行ったうえで、学校の教育方針を真に理解し、本校にふさわしい児童に限らせていただく。

日程:
入学試験に先立ち、面接試験(親子面接)を実施。
第1回入試および第2回入試の面接試験は、9月22日(土)〜26日(水)
第3回入試の面接試験は、10月14日(日)〜16日(火)
いずれも本校が指定した日時で実施。

入学試験の日時は以下の通り。
第1回 9月27日(木)
第2回 9月28日(金)
第3回 10月20日(土)

*面接試験日のスクールバス運行はなし
*入試試験日のスクールバスは、川越駅・本川越駅のみスクールバス運行

試験時間・会場:
集合時間は9時30分。
試験開始時間は9時50分。
会場は星野学園小学校。

入学試験内容:
面接試験は親子面接。
本校の教育方針をどのようにご理解なされているか、また、基本的な事項もお子様、保護者それぞれに質問も実施。
入試試験は、ペーパーテスト、運動テスト、課題製作、行動観察。

合格者の手続き:
第1回、第2回入試の合格発表は9月28日(金)、第3回入試の合格発表は10月20日(土)
入学手続きは第1回単願のみ9月28日(金)、一般入試は11月12日(月)
一般入試の延納手続きはなし。

■補足説明

昨年度から入試の種類を単願と一般の2つに定めて実施。
入学試験日は3回設定してあるのでご確認いただきたい。
単願入試に関しては、本校を第一志望と意思決定した者とさせていただいている。

9月9日(日)小学校体育祭と9月16日(土)・17日(日)星華祭(文化祭)は一般の方も見学可能なので、ぜひ足をお運びいただきたい。
詳しくはホームページを参照のこと。

万が一、震災が起きた場合も万全の対策を整えている。
親御さんが学校に来られるまで、私たち教員が責任を持ってお預かりする。

■質疑応答
説明会終了後、希望者のみグループごとに校内施設見学。

【所感】
新校舎、講堂としても使用することができる体育館が完成し、ますます施設面も充実。小中高一貫の先を見通せる余裕と週6日制の授業数を生かして、体験学習や宿泊行事をはじめとしたさまざまな行事にもじっくりと取り組んでいる。ひとつひとつの経験がかけがいのない宝物になっていくのだろうと、羨ましい思いがした。配布物にあった「ほしのいろは帳」は学校の様子をイラストや写真で綴った、遊び心たっぷりのミニ冊子。子どもにも分かりやすい内容になっている。(編集員I)

東京女学館小学校
2012年9月2日(日) 10:00〜11:10 (9:30開場) 於:講堂
■参加者数:約1000人  
女性6:男性4くらい、夫婦での参加が目立つ。一割程度、子連れ。
服装はほとんど紺や黒でカジュアルな服装の保護者はあまりいない。
■入り口にてシール状になった学校名と通し番号の印刷された来校者証を受け取り、
胸に貼って入校する。

■配布および販売物
学校案内PHOTOBOOK(行事の写真集)、Q&A冊子、学校案内(500円)、一般入試願書(500円)、AO型入試願書(500円)、一般授業公開のお知らせ、
★入口から講堂までに至る順路の途中で食堂に入る。
そこで、一旦流れが止められ、誘導により順次5か所程のテーブルに分かれて
・学校案内・2種の願書の購入を済ませる。
その時に9月13日実施の「一般授業公開 授業一覧表」の紙が渡される。
(購入しなければ断ってそのまま進んでも良いが、列を抜けるひとはほぼ皆無。)
食堂内の別エリアで10月30日に開催される白菊会バザーの入場券、学校案内DVD等も販売。
★学校案内PHOTOBOOK、Q&A冊子は講堂入り口前で一家族に一組づつ配布される。

■説明会の内容
校長 三原徹先生 10:05〜
【本校が目指す教育】

本校は創立124年を迎えた。
「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を教育目標に掲げた女子教育のトップリーダーである。
本校が目指す教育として以下の3点が挙げられる。

1、 「主体性を持った女性リーダーとして国際的に活躍でき、
   人と社会に貢献する女性の 育成」

「共生」の視点が必要であり、共生型のリーダーシップの育成、人と協力して解決する力の育成をする。一部のエリートがリーダーシップをとるのではなく、共生型のリーダーシップを目指す。
2、「高い品性が備わった女性の育成」
品性とは、時と場所を踏まえた優雅な振る舞い、確固たる価値観、適度な自制心、他の人を思いやる優しい心をさす。本校独自の教育、「すずかけ」を通じ実践している。
3、「心身の健康」
心身の健全な活動のため、心身の健康は欠かせない。体育教育の充実を進めている。
9月13日の一般公開日にはその教育の醍醐味を見てほしい。帰る際に入校整理券を持ち帰ってほしい。授業公開に参加できない方には、書籍や学校紹介のDVDを販売している。

本校の児童の気持ちの良い挨拶、楽しいと感じる毎日の勉強を支えているのは
情熱的な教育。教職員はひた向きであり、「教育は人なり」と考えている。
6年間の教育が資質を育み、人生の出発点となる。

教務部長 色摩先生 10:15〜 
【東京女学館小学校の教育について】

確かな学力とはテストで高い点を取るだけでなく、生きる力を身に付けることである。
(1)基礎基本の学力定着
全教職員が一丸となって、勉強が分かる楽しさを教えている。繰り返し学習することが大切である。
学校は間違える所であり、間違いや失敗を許容する所である。
学びを心から楽しめる学校作りを目指している。
(2)質の高い内容を楽しく学ぶ
質の高い内容ほど楽しく学び、深く考える。高度な内容ほど達成感を得られる。
ノート作りが豊かな語彙形成に役立っている。
本校の児童は驚くほど語彙が豊富で文章を良く書く。
自分の言葉で表現するという努力や行動が知性となり、教養として気品に繋がっていく。
(3)女性リーダー育成の教育〜すずかけ・つばさ・国際理解〜
すずかけ
日本の文化伝統を楽しく学ぶ。礼儀作法、心得、道徳心を養う。茶道、お琴、日本舞踊等を行っている。
つばさ
体験学習や情報教育を通して、自ら考え、自ら学ぶ力を育てる。豊かな体験と確かな学びは人格形成に欠かせない。
国際理解
週2時間の英語の授業で、豊かな国際性とコミュニケーション力を身につける。
(4)子ども間の摩擦解決
・学校は楽しいと心から思えるように、いじめに対しては、早期発見・即時解決。
・「いじめ対策マニュアル」を作成している。
・スクールカウンセラーと連携し、児童理解を深めている。
(5)学校と家庭の連携強化
・教育は、家庭で芽が出て、学校で花が咲き、社会で実る。
「教育は人なり」との考えから、学校教育の向上は教師の向上である。
高村先生 10:32〜 
【国際理解教育について】

・国際社会で活躍できる女性の育成を目指している。
 将来、日本でもグローバル化が進み、国内にいても英語が必要となってくる。
 そのため、将来の職業選択にも役立つと考えている。
・英語の授業は、1年生は週1時間、2年生からは週2時間行う。
・40人のクラスを2つに分けて授業を行う。
・スパイラル方式で着実に力をつけていく。
・ブリティッシュスクールとの交流、タスマニアへの海外研修、
 国内イングリッシュキャンプへの参加等がある。
・独自のテストで能力を測定する。
・児童英検、英検3・4・5級を実施している。すでに1級取得者もいる。
・国際理解のための3つのキーワード
「楽しい Fun」「異文化 Culture」「コミュニケーション Comunication」でリーダーシップを育成している。

下村先生 10:40〜
【AO型入試について】

・AO入試とは
入試では過剰な受験競争が小学校にまで及び、入学後に伸び悩む子どもが見られた。
そこで、子どもの負担を軽減するために取り入れた。
受験競争に子どもを巻き込まずに、子どもの将来の可能性を評価したい。
・AO型入試のポイント
本校への理解、入学への熱意、子どもの意欲が何よりも重視される。
万が一、入学を辞退しても他の人が入学できるわけではないので、
第1志望の人以外は受験をしないで欲しい。
・推薦書について
本校の建学の精神を読んでいただき、その子に合っていると思った方ならどなたに書いていただいてもよい。ただし、一人の紹介者が推薦できるのは2名までである。
・保護者面接について
10月中に行い、日程は後日郵送する。
・受験生の面接について
11/1に行い、開始時刻は10月末に郵送する。
・合格発表について
11/1の夕方、日赤側正門にて行う。
【多い質問】
Q:一般入試と併願は可能か。
A:可能。一方の結果が他方に影響することはない。
Q:併願しないと不利か。
A:関係ない。
Q:推薦書の紹介者はどのような方が良いか。また、どのような内容にするべきか。
A:正解はないので、全てご家庭の判断に任せる。
  そこから入試が始まっていると考えてもらってよい。
Q:どうして推薦者は親族以外なのか。
A:客観的な立場で、社会的に責任のとれる方が望ましいと考えるため。
  ただし、社会的に責任のあるというのは、肩書きや地位ではない。
加藤先生 10:50〜
【一般入試について 】

試験は様々な角度から見せていただく。また、子どもがリラックスできる環境を作っている。
一般入試の封筒の中身の確認、募集要項に沿って以下の話が進む。
p1.
・出願は速達の簡易書留、10/1〜10/3の間に本校へ届くようにすること。
 郵送のみで受け付ける。
p2.
・保護者面接は10月中に行い、日程は郵送で知らせる。
 都合が悪い場合はどちらか一人でもよいので、学校の指定日に来てほしい。
・考査日は11/2、3のいずれか一日で、受付番号順に行う。
 合格発表は11/4の午前9時〜9時30分に小学校低学年の昇降口で行う。
p4.
・消せるボールペンは使用しないこと。
・写真は願書、考査票の2か所に貼る。
p5.
・健康診断書は小児科で全て診てもらうのではなく、各科が揃っている国公立、
 大学病院、総合病院等で診てもらうこと。
 また、AO型、一般入試を併願する場 合は、AO型願書に原本を添付し、
 一般入試の願書にはコピーを添付すればよい。
・受験票には志願者氏名のみ記入。後は学校側で記入する。
・検定料は3万円の郵便為替を作成する。
・返送用封筒の「様」は書き直さずにそのまま送ること。
 また、受験票が小さいので入れ忘れないようにしてほしい。

その他
受験票が小さく入れ忘れ多い。他の資料は封筒内に入れない。

副校長 高柳先生 10:58〜
【セキュリティーについて】

◆児童の安全確保と安全管理について
・通学に関する安全施策として、通学路別下校訓練を5月、10月、1月に行っている。
 また、保護者児童引き取り訓練を9月に行う。
・家庭からの申請により、携帯電話の所持を許可している。
 ただし、本校指定の機種のみである。
・全校児童に防犯ブザーを携帯させている。
・交通安全指導として、毎学期に1度不審者への対応を学んでいる。
・学校からの緊急連絡として、Eメール連絡網と保護者だけが見ることができるHPがある。
・警備員が常駐し、定期的に校内を巡視している。
・防犯カメラで24時間、不審者侵入を監視している。
・教職員は校内連絡用携帯を常時持つようにしている。
・独自の危機管理マニュアルを作成している。
・教職員は救命講習を受けている。
・AED設置。
・警察直通電話。
・子ども自身が平常心で過ごす習慣を育むようにしている。
◆3月11日の取り組みについて
・帰宅中の生徒には緊急時に連絡の取れる携帯で状況を聞き、それぞれ対応した。
 学校に戻る方が安全の場合は、戻るよう指示した。
・この日は、炊き出しをおこなう。その模様は朝日新聞にも掲載された。

【一般授業公開について】
・9/13(木)の午前中を前半と後半に分けて行う。
 説明会後に整理券を配布するので、一家庭1枚受け取ってほしい。
・当日の受付は日赤側で、整理券がないと入館できない。
 出口は小学校正門で、時間内であれば自由に退室できる。
・後半の方が早く来た場合は、講堂で待機してもらう。
・校内は禁煙で、撮影も禁止である。
 子どもを一番に考え、出来るだけストレスの無いようにご協力願いたい。

【校内見学について】
・質問は図書室で受け付ける。
・校舎見学は前方のブロックより案内する。
・講堂を出た所で授業公開の整理券を配布する。

11:10〜 校舎見学

補足事項:
入り口での入校証を頂くところから、各所にネームプレートを下げオレンジ色の腕章をした
在校生の保護者が活躍していた。対応は上品で親切だった。
先生方とは服装が違って、紺のスーツのいで立ちなのでそうとわかる。
入学後の保護者の雰囲気もここで感じられるので、是非注意して見ておきたい。
・夫婦での参加されているご家庭が非常に多かった。
 子どもずれの参加もあったが、講堂に入らず外のモニターでの観覧をした親子もいた。
 講堂内からは時折、外からの子供の泣き声が聞こえた。
・席は先生方に誘導されて前から順番につめて座っていく。
 この日は一階席のみの使用だった模様。
・スリッパは必要ないが、校舎見学時に細いハイヒールを履いて学いた場合、
 校側が用意したスリッパに履き替えるよう指示されていたので、気をつけたい。
・説明会の最中も、AO,一般共に手元に願書がある事を想定して話が進む。
 願書は講堂までの道順で購入できるので、ここで買っておくことをお勧めする。
・無料配布の学校案内PHOTOBOOKと有料の学校案内との違いは細かい情報量の
 違い。受験を考えている方は購入をお勧めする。
・説明会に早く来た人から前方に座り、その順で校舎見学を行う。
 列を作って順番に見学するため、最後の方が校舎見学するまでにはかなりの時間が
 かかる。
・説明会終了後に、講堂外のロビーにて9/13の公開授業整理券を受け取る。
 前半と後半に分かれており、1家庭につき1枚希望の時間帯を選ぶ事ができる。

所感:
説明会では学校が誇る女性教育の独自性、英語教育の先進性を中心に、本学校で学んだ児童、生徒が海外に出て安心して活躍できるための様々な取り組みを紹介していた。
話を伺った後に校内見学をすると、各所にその証拠ともいうべき様々な学習報告などが展示してあり納得できた。
情報の部屋ではパワーポイントやワード、エクセルの使い方のプリントが置いてあったり、実際に作成した資料に驚いた。
また、行事での体験学習におもきも置いているとの事、自然、文化など座学では学び得ない幼少期の体験が期待できる。
校内のビオトープではブドウが実り、バッタの広場があったりで小さいながらも自然が堪能できる。
屋内プールもスポーツ施設のように綺麗な設備だった。
各教室にはプロジェクターがあり、映像の学習もふんだんに出来ると感じた。
都会の中にあり、充実した施設で日本文化を語れる気品あふれる国際人になるための
教育を受けられる。そんな学校の目標がハード、ソフト面で現れていた。
また、説明会に相当な人数の在校生児童の保護者が手伝いをしているのをみて、学校と保護者の距離も近いことが良くわかった。
特に学校への熱烈な愛情を持つことが入学への第一歩と感じた。
当日参加できなかった人にはDVDや本が販売されているので、受験を考えている方はそちらでも学校を良く知ることをお勧めする。


慶應義塾横浜初等部
2012年8月25日(土)10:00〜11:00(9:30開場)

慶応義塾大学三田キャンパス 西校舎ホールおよび519番。
参加のためには、事前申込み(HPより申し込み、メールをプリントアウトの上持参)が必要。
8月25日、9月1日の二日間実施。各日3回開催。

上記時間帯は参加者約700名。女性6割、男性4割程度。
夫婦での参加の他、男性一人での参加も多数。
紺色のワンピースのほかにも男女とも比較的ラフな格好の参加者も目立った。
HP上の事前の案内には参加者多数の場合、映像配信の会場になるとの記載もあったが、映像配信の準備がされていた519番教室は使用しなかった模様。

■配布物 
「慶応義塾横浜初等部の教育、入学試験について」のA4判全5ページの小冊子
(文章のみ、モノクロ)
■説明会の内容
冒頭、副開設準備室長 近藤先生より、HPでの説明会申し込みの不便についてお詫びの言葉あり。
1.横浜初等部開設準備室長(校長)  山内慶太先生より
・2008年から開設準備室長として開設に関わる。
・2013年からは横浜初等部の校長に就任予定。
・すでに学校パンフレットや募集要項はHP上に公開している。
本日配布した資料の1ページ目はそれらをまとめたもの、2,3ページ目は
入学試験に向けて心にとどめて頂きたい事、保護者に期待する事が書いてあるので
本日お話しする事と重複するが目を通して頂きたい。

【横浜初等部の目指すもの】
■大切にしたい資質

生徒たちが社会に出ていく21世紀半ばの世の中を常に意識し、念頭においてきた。
普遍的な資質(学力、思いやりの心など)に加え、分析力、粘り強さなども求められる。
そんな求められる資質が多くなる一方で、子どもたちを取り巻く環境は限界を呈してきている。
それらを見据えたうえで、横浜初等部が新たな教育を創り出していくように準備してきた。
一方で6歳〜12歳という時期に身に付けなければならない基本的で普遍的な資質を育む事も大切にしたい。そのような学校である。
■「律義親切正直」
入学間もない頃には健康な身体と共に、福澤先生が大切にした「律義親切正直」な性質を養う事に力を注ぐ。
この様な習性を育む事は人の信頼を得るともにその人自身が一番気持ちの良い生き方ができるということにもなる。
まずは身近に、そして学年が進むにつれ公にその力が発揮されるようになってほしいと願う。
■卒業する時に身に付けていて欲しい資質
1、身体健康精神活発
2、敢為活発堅忍不屈の精神
この2つに集約される。
「出来難きことを好んでこれを勤る」そういう習性を身に付けてほしい。
■日々の教育について
次の3つの柱を大切にする。
1、「体験教育」 2、「自己挑戦教育」 3、「言葉の力の教育」
・体験教育
生活や遊びの体験の少ない昨今の子どもたち。
日常の生活、遊びの中で創造的な体験の機会の減少。
→宿泊行事、学校内での非日常の体験以外にも、普段の授業や休み時間に
実際に手を動かして試行錯誤することを大切にしたい。
子どもたちの能動的な姿勢、創造性を育む。
具体的な観察を繰り返すことにより、抽象的な概念を実感を持って体験することに繋がる。
・自己挑戦教育
困難とも向き合える子どもになるため、生徒一人ひとりが得意分野、不得意分野において
より高い目標を立てそれに向かって挑戦できるようにしたい。その機会をつくる。
困難を努力により克服し、それによって得た自信は気力、粘り強さを生む。
その力をどんどんと別の分野へも広げていってほしい。
・言葉の力の教育
近年、分厚い本をじっくりと読むことができない、文章を書く力が弱い、ネットの情報に頼りすぎる、といった言葉の力が弱まっている傾向を学生たちに感じる。
あらゆる科目にわたっての基礎、論理的思考力の基礎として言葉の力というものが
ますます大切になってくる。
まずは幼少期に良書をたくさん読むという事が、
物語りの構造を理解したり、内容をしっかり読み取る力を育てることになる。
その後に胡散臭い情報、不確かな情報を見極める力にも
繋がってくる。
そのような、文章の内容を読み取れる力を付ける教育をしていきたい。
また、自分の考えをきちんと書く、人の話をしっかりと聞き取って
内容をメモやノートにまとめられる力など、
「書く力」「話す力」「聴く力」を言葉の力として大切にしていきたい。

これら3つの柱を大切に授業を構成していく。
(細かい時間数などはHP掲載のパンフレットを参照してほしい。)

●授業時間、内容
横浜初等部は授業の時間数が長め。その理由として以下の3点がある。
1、週6日制で全体としては充分な時間をとって高い基礎学力を身につける。
  毎日の時間数も多め、一年生も5時間授業。
  →前倒し、詰め込みの意味での時間数確保ではない。
  生徒の本当の力を育むためには教室の授業だけでは不十分。
  校外学習などの体験授業も大切にしたい。
  そのような多様な行事に追われることの無いようにする。
  ゆとりのある時間数の中で真のゆとりのある授業を行いたいと考えている。
  6歳〜12歳という年齢は学習習慣を身に付けると同時に、
  抽象的な概念を具体的な体験的に学んでいく時間を多くとる事が大切。
  その為に時間を多く取る、という趣旨である。
2、スポーツ、芸術を通じて豊かな個性を育む
  慶応の厚みのある文化は一貫教育の出身者が多く創り上げている。
  大学院まで続く教育の中で授業についていくだけで精一杯では
  個性を発揮できる「余力」が無くなってしまう。
  きちんと余力をつける意味での時間でもある。
3、自由時間の確保
  授業の後(放課後)の自由時間を多く取る。
  図書館では日本語、英語の読み聞かせもあるし、広い校庭もある。
  その時間を友だちと遊んだり、図書館に行ったりしてのびのびと過ごしてほしい。
  ライフスタイルの変化に伴い両親が共働きの家庭も今後ますます増えていくと思う。
  学童保育の様な仕組みはないが、一年生から放課後の時間を長めにとっていることは
  少しは仕事を持つ保護者の負担を和らげることになるのではと考える。
  また、保護者会なども平日の午前中に行うという事は出来るだけ避けるなど、
  ささやかではあるが配慮はしたいと思っている。

【学校について】
場所:青葉台、田園都市線の江田駅近く。子どもの足で10分足らず、
    閑静な住宅街の中になる。
校庭:4500u
    水田、ビオトープを有する。木々はカブトムシなどが集まりやすい品種を選定。
    芝生の校庭、木々の間を昆虫を追いかける事ができる。
    ひろく、昔の子どもの遊びのように創造性、コミュニケーションが図れる
    自由な場所。
    大人の作ったルール、見張りの中でしかあそんだ経験しか持てない昨今、
    恵まれた大人の目を気にしないでのびのびと遊べる。
    (教師たちはふんわりと子どもたちを見守るにとどまる)
■校舎の工夫
1、部屋の配置
建築は順調。安全性には十分な注意。耐震性、非常時の備蓄など。
体格の違う一年生と六年生がまじりあった時、動線を分断せず、交われる工夫をした。
教員の温かなふんわりとした視点が感じられるような各部屋の配置。
2、図書館
生徒の活動の中核となる場所。約1300u。
本だけではなく、標本などそれに関連付けられた様々なものを展示することにより、
様々な好奇心を刺激、興味を起こさせ、創造性を発揮できる場にしている。
放課後には日本語、英語でのほんの読み聞かせも実施。
図書館の下に講堂を配置。音響が充実しているので、演劇、コンサートも実施予定。
3、各学年、クラスを超えて刺激し合える空間
多目的の部屋、廊下の幅を広げるなど、クラス、学年の垣根を越えた活動もしたい。

生徒に見えない部分での教育の特色
・専科の先生の授業準備のための部屋
 授業の質を高めていけるような、教員が使いこんでいける準備室を備える。
・教員用の資料室の設置
 教員室だけではなく、質の高い授業に向けての教員用の資料を集めた部屋を備える。
・教員同士が情報共有できるオープンな形の作り
 教員同士の交流を図れる場を作る。
・学校アーカイブス
 それぞれの教員が工夫と努力で作り上げた授業の成果を蓄積する。
 これらは学校の財産であり、時代に続く先生たちにも広げていくため。

■教員の体制
・初年度は108人を12人の専任の教員で見ていく。(最終的には36人予定)
・幼稚舎、湘南藤沢中高、それ以外で教えていた教師、クラブの監督、
 その他教育に携わってきた
 経験豊富な教師たち。魅力的でチームワークの良い教師が揃っている。
・健康、安全面では慶応大学病院の小児科医が在校。
 他の慶応系列と同じ「保健管理センター」があり生涯にわたっての健康のための
 プログラムが充実。

■第一期生の魅力
第一期生での入学は、特権。
SFC(湘南藤沢中高)等での経験から、第一期生は魅力的な生徒が実に多いと実感している。
学校が作られていくプロセスに自分も参加しているという意識がそうさせるのではないか?
6年間常に最上級生でいるという事は、責任感、主体性が育つ。
上級学年が居ないという点は、幼稚舎、SFCとの積極的な交流を活用していく。

【一貫教育の中で】
■幼稚舎との違い

ともに
・慶応義塾の理念を大切にしている。
・付属校としての存在ではなく、福澤先生の「子ども時代の教育の大切さ」という考え
 から創設されている。
という理念部分は同一である。
違いとしては、
創立年度、進路(中学、高校)、学費が挙げられる。
・創立年度、クラス体制
 幼稚舎は明治7年創立、6年間同一クラスでの進学、
 初等部は平成24年創立予定で、2年ごとのクラス替え。
 幼稚舎との違いは意識しつつ、慶応義塾の理念を踏まえやるべきことをやっている。
・学費
 学費としては幼稚舎と共に、他の私立よりも高額。初等部は更に高め。
 だが、放課後の時間を学校で過ごすなど学校を中心とした落ち着いた生活を送れる。
 帰宅後に他の教室やスポーツクラブなどに通わせる費用を考えるとトータルでは安い
 のでは?
・進路
 中学からは全員湘南藤沢中、高等部へ進学。
 同校は「異文化交流」「情報教育」を特色としており、
 その他にも日本の古典文化の教育にも力を入れ、バランスのとれた国際人を育成。
 その後は推薦で大学全学部に進学。
 教育内容は連続性があり、SFCとの連携で12年間の一貫教育となる。
 両校の教員が一部で授業を担当する。

【入学試験に向けて心に留めておいてほしい事】
■選考に当たって

・子どもたちの日常のありのままの姿を見て選考したい。
・特別な準備をして来た子どもだけが得をすることのないように可能な限りの配慮をする。
・受験産業の様々な指導や根拠のないうわさによって一層振り回され、
 日常ありのままの姿にこそ見られる筈のその子どもの良さが失われることの無いよう
 に願っている。

■初等部に求められる子どもとは
・第一に心身両面、並びに知的な能力と好奇心において年齢相応の発達がある事。
・第二に幼稚園、保育園や家庭の中で、個人や集団での生活で必要な態度や習慣が
 形成されている事。
・入学試験準備の結果、大人の手によって体裁よくまとまりすぎているのではなく、
 子どもらしい伸びやかさと力強さがあってほしい。

■子どもの様々な性格と個性、行動様式を大切に
人間には様々な性格と個性、それに応じた様々な行動様式があり、子どものそれを大切にしてほしい。
例えば一見、活発で積極的に見えて根気強さに乏しい子、その反対に積極性に欠け反応が遅いように見えて、粘り強さをもつ子どもなど、様々である。
そんな様々な性格、個性、行動様式の生徒が存在してこそ魅力的な学校環境が作られる。
その為には子ども一人ひとりがその性格や個性を大切に育まれそれに基づく行動が良い方向に発揮されることが大切である。
その意味からも、入学試験で望ましいとされる表現型を指導されているうちに、その子らしさを摘み取ってしまわないようにしてほしい。

【横浜初等部の保護者に期待すること】
■合格後に望まれる保護者像

・第一に家庭教育への理解
 福澤先生が「一家は習慣の学校なり、父母は習慣の教師なり」と記しているように
 一人ひとりの成長には学校教育と家庭教育が重なり合い、補い合う事が大切。
 保護者には家庭教育への理解を深め、学校教育ですべて事足りるものではない事を
 認識してほしい。
 また、逆に学校が担うべき部分まで家庭で先回りし、学校で得られた筈の経験、
 自力で獲得できた筈の力を失う事の無いようにしてほしい。
・第二に学校を大切にする姿勢
 生徒が良き資質、人格を養うための空気をつくるのは、教職員、生徒、保護者が生み
 出す。
 保護者は学校を大切にし、理念に共感し、何より教師を信頼してほしい。
 その姿勢は自分の子どもだけではなく全生徒の保護者でいる感覚でいてほしい。
 ほしい。夕食の時に友だちの頑張りや親切の話題を愉しく聞く様な家族の団欒を大切
 にして
・第三に贅沢を嫌い、質素を大切にする、抑制のきいた振舞い。
 確かに慶応義塾の一貫校に学ぶ家庭は比較的に経済的に恵まれている事は事実。
 しかし、慶応義塾は福澤先生以来華美や虚飾を嫌ってきた学塾。
 家庭にも学校にもそれぞれの「風」がある。それにあっているかどうか良く考えてほしい。

■保護者が慶応義塾の出身者であるかどうか
出身者であるかどうか、という形式的な事で選考するという事ではない。
出身者はその経験を踏まえて理解があるべきだろうし、今まで接点が無かった方は
述べてきた中の事に素朴に共感できるかどうか、違和感がないかどうか考えてほしい。

【個別の質問について】
本日この回を含め、数回の説明会の内容を同じものにするために、個別の質問はお受けしない。
その代わり、アンケート用紙に書いて頂いた質問を取りまとめ、答えた方が良い場合、後日HPのQ&Aに掲載をする。

所感:
慶應大学の三田キャンパスでの説明会であったので、校内には大学生も見かけられ、その中で如何にも「お受験」といういでたちの保護者が大挙して会場に向かう姿は少し違和感を感じた。が、最終的にここに我が子が通う、という事が実感として感じ取れるという点では良いと感じた。
まだ学校の実態がない時点での説明会であったので、学校生活のスライドやビデオ上映は無く、一時間以上校長先生のお話しが続いた。
校長先生のお話は映像など視覚に訴える資料がない分、とても具体的に身近な例を出しながらどういった教育の中身なのかが想像できた。
その立地や教室などの設備、教師、授業内容、放課後に至るすべてに理想を詰め込んださながら夢の学校。
伝統校の付属校でありながら、その良さを引き継ぎつつ、新しく更に良い部分を加えていくという、新設校ならではの「贅沢な教育」を感じた。その実現にかかる費用を考えても、学費の高さも納得できる。
また、長い放課後の時間や、保護者会の開催日など働く母親への配慮、保育園という言葉も多く出たことに、入学後は仕事を持つ母親にとっても他の学校に比べて安心して我が子を学ばせる事の出来る環境のように感じた。
学校として迎え入れる側としてのお話の最後は受験準備についてで、子どもの性格を押さえつけるような従来の受験産業での入試準備に賛成しない、という姿勢を前面に出していたのが印象深かった。特に表現について、過度の受験準備のためにその子どもらしさを失わないように、と繰り返していた。つまり小手先の準備では通らないという事だろう。そのような事をはっきりと言えるのはさすが最難関校、と感じた。
同時に年齢相応の発達があり、集団生活で生活していける習慣が身についており、
型にはめられず、のびのびとしていて子どもらしく、自分を素直に表現できる。
そんな子どもがよい、というのはペーパーや教室での受験準備ではなく、日々の家庭のあり方、育て方だけがその対策となりうると思った。
校長先生のお話からは淡々とした口調ではあったが、この学校に賭ける意気込み、
熱意が読みとれ、そして子どもに対しての愛情と誠実さが感じられた。
まだ実績は無いが、安心して子どもを託せる学校になると感じた。

雙葉小学校
2012年7月27日(金)9:00〜10:00(8:30開場)
雙葉小学校5階ホールにて。
例年通り参加のためには、事前申込み(往復はがき)が必要。
申込受付締め切り6月28日(木)消印有効。
上記時間帯は参加者約300名。女性(母親)9割、男性(父親)1割程度。
■配布物 学校案内リーフレット
■説明会の内容
1.河野久仁子校長先生より沿革・教育方針について
9:00〜9:15
・沿革
17世紀にニコラ・バレ神父がフランスルーアン近くに学校を創立、「幼きイエス会」修道会を創立。
1872年にフランスより慈善事業の一環として5人のシスターが来日。
日本が開国して最初に来日した修道女は雙葉のシスター方。
1909年初代校長、テレーズが四谷に雙葉高等女学校を設立。
翌年小学校、幼稚園を設立、キリスト教に基づく教育を行う。
テレーズはバレ神父の教えを守り、「地味で上品な日本女性」そして「真の指導者を育てる良き母になる」ための教育に当たる。
現在も「徳においては純真に、義務においては堅実に」という校訓の精神を守っている。
・教育方針
カトリックの人間観、価値観、キリストの生き方を知り、何が一番幸せなのかを子どもの発達段階に応じて目覚めさせる。人のために生きる事が自身の幸せと思えるような子どもに育つよう、祈る心・思いやり・実行力のある子どもを教育目標としている。
学校は競争の場ではない。人間同士の信頼関係、自己表現、その人らしく生きる事ができ、自由に選び、責任が取れる。そしてこれからの世界を支えていくような人になれるように育てていく。
・教育内容
基礎学力を身に付けさせる事を徹底している。集団の中でそれぞれの能力を伸ばし、一人ひとりがコツコツと努力する学習習慣を大切にする。朝夕の祈り、掃除など小さな日常の義務を誠実に果たす、などを通じて精神面、生活面でもバランスをとるようにしている。
・進学、宗教に関して
進学率が高いから小学校から入れば受験指導をしてくれるのではないか、との考えは誤解。特別な進学体制はとっていない。基礎学力の向上に徹した教育を行っている。
一貫教育の中で心の育成をしていく全人格教育である。子どもの心身ともに健やかな成長のために学校とともに手をたづさえて歩むことを望む。
ミサ、祈りに参加することを了承した家庭であること。宗教についてはわからなくても心配は無用。放課後の教えや、希望する保護者にはシスターや神父の教えが受けられる。
・お祈り
祈りは自分、人のために神様に願うこと。学校、教職員が大事にしてきた「親の祈り」(配布のリーフレット内)は親をはじめ、教師、大人すべてに必要なもの。持ちかえって読んでみてほしい。なお、このプリントは入試とは無関係とのこと。
2.ビデオ映像(教員が撮影したものとのこと)
9:15〜9:30
・入学式から始まり、遠足、就業前のお祈り、授業、休み時間、給食、スカイプを使ってのシンガポール姉妹校との交流、音楽・国語・体育協同プログラム、長縄大会、高原教室(スキー)、バレ神父様の日、学園感謝の日(於:聖イグナチオ教会)など学校の行事のハイライト。
3.教育課程とQ&A(モリヤ教頭先生より)
9:30〜9:38
・雙葉小学校は週5日制の学校。(運動会の練習など年間3〜4日間登校日あり)
・各授業の合間の休憩は15分。
教育課程について
・1年生から週1時間の宗教。
・英語は1年生から外国人・日本人の教師がそれぞれ1時間ずつの2時間。
  また、1年、6年はクラスを半分に分けてより細やかに指導。
・情報はPC使用し、全学年で行う。年間10〜20時間。
・国語・算数は担任、理科・社会・音楽・図工・家庭・体育・英語・宗教は教科担任。
 全科目とも基礎・基本を第一とする。
 総合学習では英語・情報のほか1年生から宿泊を伴う日光霧降高原学校での
 総合学習が行われる。
 ただし、昨年、今年は小学生は伊豆での実施となった。
Q&A
(1)姉妹、信者、卒業生の子どもが合格に有利ということはない。
(2)前述の方針を理解し、協力する家庭、年齢相応のしつけ、基本的な生活習慣、
   考える力がついている児童を望む。
(3)共働き、単身赴任でも構わないが、必ず、保護者が児童と1名同居し、
   いかなる理由があっても子どもや学校を最優先することが入学の条件。
(4)海外転勤でも復学は可能。
(5)(4)によって、編入試験は行わず。
(6)入試において生まれ月は考慮しない。
(7)通学時間は、徒歩含めて1時間以内が受験の条件。入学後も同様。
(8)入学後の送迎は安全に登下校できるまでは行う。
   なお昨今の危険な治安を考えるとそれ以降も続けてもよい。
(9)セキュリティは3点、
  1.警備員の常駐 2.校内通報システム 3.家庭への連絡網システムを導入し、
   緊急時にメールや携帯電話へ連絡の対応が可能。
(10)入試当日の服装は、親子とも紺色でなくても構わない。
   その場に応じたものであればよい。
(11)親子面接当日、単身赴任中などの場合は、父のみ、母のみでも受けられる。

お願いとお知らせ
・質疑応答の時間は設けていない。質問に関しては後日学校へ問い合わせて頂くか、
8月18,19日に東京国際フォーラムで行われる私学展にご来場頂きたい。その場では個々の質問に応じる。

4、校内見学
9:40〜10:00
4階から地下1階まで案内に従い見学。全員が同じ通路、順路を通り、一方通行。出口は最後の一年生の教室。ここで履物を履き換え退出。
その際の説明:1〜6年までの教室はすべて同じつくり。夏期休業中の工事中の部分あり。

(所感)
今年の説明会は最後に校内見学があった事が大きな変化。平成21年全面改装後のまだ真新しい校内。階段や廊下はとてもコンパクトで、教室もシンプルで清潔感があった。1年から6年までの各教室は全部同じつくりで、すべての教室内に手洗い、うがいの出来る水道が完備してあり衛生面での細やかな学校の気配りが感じられた。個人情報の保護のためか教室には掲示、展示物もなく、夏休み中で生徒もいなかったので、建物の「校内見学」になった感があったが、それが入学後には生徒を大切に守ろうという学校の姿勢にも繋がるのだろう、と感じた。質問は受け付けない、との説明会の言葉のせいか、見学中は保護者同士でのおしゃべりや先生への語りかけは一切なく、また、一方方向で決められた順路での見学となったのでとても固い雰囲気があったが、先生方が随所に立ち、にこやかに見守ってくださり、色々と準備をして出来る限りの公開をしてくれた学校の配慮が伝わった。
説明会の中で流されたビデオと校内を重ね合わせ、安心して快適に過ごせる子どもたちの姿が想像できた。
校長先生や先生方は物腰も語り口調もとても穏やかでやさしい印象があるが、お話の中からは「教育に対する強い信念」を感じた。それが子どもたちに大きな影響を与え、優しさと強さを兼ね備えた人への成長を促すのではないかと感じた。
配布の「親の祈り」は「親」や「教師」が子どもを育てたり教育する過程で悩むこと、陥りがちな事に対して、気をつけなくてはならない事に「祈り」を通して気付ける内容。先生方がこの祈りを大切にしていると伺い、上からの目線ではなく、人間として誠実に子どもを育てようという心を常に持っていることが理解できた。
個別の質問には国際フォーラムでの私学展でお答え頂けるとの事、先生方と対話して学校の雰囲気を確かめて頂く事をお勧めする。

 

慶應義塾幼稚舎

第2回学校説明会 2012年7月7日(土)14:00〜

幼稚舎の自尊館(講堂)で開催。
参加者は空席をつくらないよう係員に誘導される。開始前に満席となっていた。
座席数が限られているため、幼児同伴は不可。
服装は紺・黒系のスーツ、ワンピース姿が多数、カジュアルな装いの人は少なかった。

【配布物】
幼稚舎教育・入学試験について(8ページ)

【説明会の内容】
■幼稚舎の教育方針について 加藤三明舎長より

<学校選択について>
私立学校にはそれぞれに建学の精神があり、それに則った教育が特色となっている。
慶應義塾は福沢諭吉の思想を教育方針としている。
慶應義塾には3つの中学校があり、どこも福沢精神の体現化を目標としているが、それぞれに異なる校風を持ち、異なる特色がある。
目的は同じでも、それぞれがよしとして考えてきた方法が違うということ。
このように目的が同じでも違いが出るのであるから、目的が異なれば学校のあり方は大きく違ってくる。
私立学校では、全ての人が満足できる学校は存在しないと考えている。
各学校の方針や教育内容をよく調べ、保護者の考えと合致した学校を選んでいくべき。
昨年の幼稚舎の受験倍率は、男子10.3倍、女子16.2倍。人気校だから・慶應大学に行けるからなどという理由ではなく、幼稚舎の教育理念に共感していただいた方に受験を検討していただきたいと思っている。

<幼稚舎の教育理念について>
一言で言うと、人生を楽しむ人、社会を肯定的に見る人になってほしいと願っている。
人生を楽しむというのは、ただその場その場を面白おかしく過ごすという意味ではない。日々辛い努力を重ねることや辛いことに辛抱することも大事。しかし、自分の仕事を楽しむことが必要。
福沢諭吉が記した慶應義塾の目的に「社会の先導者たらんことを欲するものなり」という言葉がある。
私も幼稚舎の卒業生はそれぞれの分野でリーダーになってほしいと思うが、はじめからリーダーになることをめざすのは幼稚舎の教育スタイルではない。
リーダーになることを目標にすると、いつも他人を気にしていなければならなくなり、ある時は他人を引きずり落としたり、汚いことをしがちになる。
そうではなく、仕事に喜びを感じ、自分の好きなことをやっているうちに、いい仕事ができる。その結果としてリーダーになる。楽しいからこそ、他人から見れば辛い努力もそう思わずにできるのではないか。リーダーになるよりは、年老いた時に自分の人生は良かったと思えることを大切にしたい。
福沢諭吉の生き方は「知りたい、見てみたい、やってみたい」を凝縮した人生。
幼稚舎の教育理念は、福沢が自らの人生を振り返った「福翁自伝」を読んでいただければ、すぐに理解いただけると思う。
与えられた課題をただこなしていくだけではなく、自ら問題を探し出し、解決していく能動的な人間。それが人生を楽しめる人。
幼稚舎では、自分から勉強する意欲を育てていきたい。
そのためには、教員がアカデミックな好奇心に溢れ、面白いことを子どもたちに伝えたいという気持ちを持ち続けることが大切。そのなかで子どもたちの何人かが興味を持ち、自発的に学習を始めてくれれば成功。そのため、ペーパーテストに対する学力をつけてほしいと願う親御さんにとって、幼稚舎は満足な学校ではないかもしれない。
また、自発的な子どもを育てたい。何でも良いので、一つ興味があるもの、得意なものを見つけて欲しいと願っている。
幼稚舎では多くの行事を用意しているが、その行事の内容を身につけてほしいとか、全部の行事に関わってほしいというよりは、そのなかで一つでも興味があり、得意なものを見つけ、自分に対して自信を持ち、最終的にはその自信から物事に働きかけていく姿勢を身につけてほしいと考えている。

<幼稚舎の特色>
6ヵ年担任持ち上がり制と教科別専科制。
外部の方はこの制度に批判的な方も多くいらっしゃるが、我々はこの制度を良しとして採用している。
担任は児童一人ひとりをよく理解し、6年間にわたる長い目で発達と成長を見守る。
担任にとっては責任の重い仕事ではあるが、たいへんやりがいのある仕事でもある。
社会人になってから幼稚舎の卒業生同士はこぞって「担任は誰だった」というのが合言葉のように交わされているらしい。
クラスによって学習の進度、扱う教材、学習内容も異なることもある。
また、クラスによって、決められた規則もさまざま(トランプを持ってきてよい・雨の日のみ漫画を持ってきてよい、などなど)。担任と児童が話し合って決めている。
幼稚舎は1学年4クラスであるため、合計で24クラスとなるが、24の学校があると言う人もいる。
6年間クラス替えがないため、日々の共通体験でかけがえのない友情を育むことができ、児童と教師の真の信頼関係を築くことができる。その結果、社会を肯定的に捉えられるようになる一つの要素だと考えている。
ただし、この制度では、接する教員が限定されてしまう。これを補うため取り入れているのが、充実した教科別専科制。
担任が受け持つ授業は、国語・社会・算数・総合・体育の一部・運動時間など。そのほかの科目は、それぞれ専門の教育を受けた専科の教員が指導に当たっている。今年度は23名の選任専科教員、18名の非常勤講師が在籍。
一人の担任が長い目で見ることに重点を置いた担任持ち上がり制、いろいろな角度から複数の目で見ることができることに重点を置いた教科別専科制によって、幼稚舎の教育は成り立っている。

<災害対策>
幼稚舎では3日分の備蓄を用意。ほかにテント、3台の自家発電機、プールの水などを真水にする浄水器などを備えている。浄水器に関しては、先日、教員が使っていないプールの水で試してみたが、お腹を壊すこともなかった。また、今年の夏休みには水道の水圧にある直接配給の工事を行う予定。そのほか今年度中に僅かではあるが、太陽光発電を設置し、停電時でも本館1階の電源は確保できるようにする予定。これまでやるのは子どもを管理しすぎるのではないかと見送っている登下校の保護者への配信については、学校での備蓄がこれだけ整ってきたことも考えたうえで現在検討中。

<受験に対する心構え>
我々は、児童のありのままの姿を見て判断したいと考えている。
単に与えられた課題ができる・できないではなく、人間としてあらゆる面を見ようと思っている。
5歳の子どもには、やがて一人前となるためにどういうことをやってあげたらよいのかを考えてあげるべきだと思う。
自分の持っている価値観をどうやってわが子に伝えていくかが、大切なことになってくるのではないだろうか。
本来は5歳の子どもに強いるのはどうかと思っているようなことを、受験のためにさせるというのはいかがなものかと思う。
受験ということを考えず、世間の風潮に惑わされずに、それぞれのご家庭で5歳の子どもに何をしてあげるべきかを考えていただきたい。
まだまだ人生のほんの始まりの時期。小学校受験を最終目標だと思わないように。
小学校受験でお子様をスポイルしないでほしいというのが、私の願い。

<来年開校する慶応義塾横浜初等部について>
多くの志願者の願いが何とか叶わないかという思いで、40年前から度々小学校を作ってほしいという要望を出していた。
大学では学部も増えて40年前と比べると学生数が2倍になっているのに対し。幼稚舎の人数はほぼ変化がない。大学生のなかにもう少し小学生から慶應で学ぶ者がいてもよいのではないかという理由もあり、来年4月に横浜初等部が開校することになった。
横浜初等部の学校説明会は、8月25日(土)、9月1日(土)に3回ずつ、三田キャンパスにて開催予定。幼稚舎と異なり予約制。ホームページを開設しているので、ご確認いただきたい。

■幼稚舎の施設・学校生活について  オオシバ主事より
スライドを用いながら紹介。

<幼稚舎のたからもの>
入学式・卒業式に壇上の正面にさげる掛け軸
「今日子供たる身の独立自尊法は唯父母の教訓に従いて進退すべきのみ」
講堂に入るロビーに掲げてある
「人間戯来戯去」
ともに福沢諭吉の書いた書。

校舎入口にある、影絵作家藤代清治氏による
「光陰の中の巣立つ仔馬たち」は、幼稚舎の宝。

昭和23年から年に5〜6回発行している文集「仔馬」。最新号は342号。
卒業生である岡本太朗氏の原画を表紙にしたこともある。
同じく昭和23年から学校している週刊幼稚舎新聞。
現在は毎週水曜日、2063号まで発行している。

<歴史>
明治7年 和田塾始まる
明治31年 慶應義塾小学科幼稚舎として再出発(三田)
昭和11年 天現寺に移転

<教育の特色>
・小さいうちは丈夫な体と強い心を作る
・自分の得意なものを発見する(幼稚舎時代のうちに見つけられなくてもよい)
・適度に競争させる
 「先ず獣身を成して後人心を養え」
 学習と体育と情操のバランスのとれた教育をめざしている。
・おぎないあうもの
 6ヵ年担任持ち上がり制+教科別専科制
・幼稚舎の算数
 ゆとり教育で算数の内容が3割減になったことを補うために、
 減らす前の内容で独自のテキストを作成。

<さまざまな活動・体験>
幼稚舎生皆泳(卒業までに全員が1000m泳ぐ)
縄跳び
百人一首大会
春の国際交流
1年生遠足(5月)
4年生館山海浜学校
6年生立科高原学校
春の早慶戦応援
良書展示会(6月)
5・6年生着衣水泳
夏の国際交流
水泳大会(9月中旬)
作品展(9月)
5年生立科高原学校(5年)
運動会(10月)
秋の国際交流
4〜6年生音楽会(12月)
1年生落ち葉炊き(1年・2学期末)
朝の駆け足(3学期)
書初め
新春かるた会
四校ジョイコンサート
学習発表会
修学旅行(3月)
卒業式
音威子府スキー合宿 など

クラブ活動(27部)、児童活動(12)の様子

■説明会終了後、希望者は定められた順路に従って校内見学

【所感】
校舎に沿って中庭を回り講堂へと進む。ちょうど七夕の時期で、生徒さんが書いた短冊が吊るされていた。「あたまがよくなりますように」「おおきくなって、がっこうのせんせいになれますように」など、将来をみすえた願いが込められていることに関心!1年間のさまざまな行事を、多くの画像を用いて紹介。各教科の授業風景などについても紹介され、学校生活の様子をうかがい知ることができた。私立学校がもつ特色は、それぞれが長所でもあり、短所でもある。すべての親御さんを満足させる私立学校というものは存在しない。有名校だから選ぶという方法ではなく、家庭の教育方針と合致した学校を選んでいただきたいという舎長からのメッセージが心に残った。(編集員I)

昭和学院小学校 

第2回学校説明会
2012年7月7日(土) 10:30〜

9:00より受け付け。3階フレンドリーホールにて開催。
当日は9:00〜11:00までオープンスクールも同時開催。時間内は施設や授業を自由に見学できた。また、説明会の間、子どもは預かってもらえるとのこと(5年生が本の読み聞かせをしてくれるらしい)。開始前から預ける参加者のほか、説明会冒頭の学校紹介DVDおよび5年生合唱後にもアナウンスがあり、多くの子どもたちが5年生とともに別室へと移動。

【配布物】
学校案内、本日のご案内、平成25年度児童募集要項、校舎案内、Q&A、アンケート用紙、クリアファイルに入れて配布

【説明会の内容】
司会:教頭 鈴木先生

■学校紹介DVD
1年生・5年生の授業風景、学年別による授業の仕掛け、ネイティブの先生による英語授業、アメリカンサマーキャンプ(6年生)、国語(ことばの教育に注力・読書教育・辞書の活用)、高学年の少人数指導、自然教室(4年生・館山)、安全対策、年間行事など。

■5年生による合唱
「空がこんなに青いとは」を披露

■本校の特色について(校長 山口先生)
今は発信能力が学校の場でも大切と言われている。新しい指導要領になり、日本全国の学校で自分が何を発信したいのかを大事にしている。本校でも、深く学ぶこととともに、受身にしないということを大事にしていきたい。

一生、学ぶ楽しみ、考える楽しみがあるというのはとても素晴らしいことであり、人生の幸せ。彼らがワクワクして学校に通ってくれる仕掛けを、我々は一生懸命に考えている。

小学校低学年は遊びの感覚でいろいろな好奇心を持っていろいろなものに接することが大切。小さいうちは学習意欲を損なわないこと。褒めることによって、子どもはどんどん成長していく。

独学で将来学び続ける子どもを育てていきたい。
これからの時代は社会に出たあとも個性が際立ってくることになると予想される。個性を大切にすることと同時に他の人とコミュニケーションをして力を合わせるということも、学校のなかでやっていきたい。
自分の個性や好きなことを見つける手助けをしていきたい。小学生の時に好きだったことを実際にお仕事にしているケースもあるし、とりあえず一歩進んでいく時のきっかけになればよいと考えている。

先日、お泊り避難訓練を実施した。教室の布団敷きから食事の準備まで、みんなせっせと自ら動いてくれていた。
子どもたちのなかには、言葉だけでは動いていけない子もいる。体験と言葉が一緒になって心の中に入っていくので、多くの体験をさせていきたい。
自然教室、アメリカンキャンプなども体験を通して学ぶことがたくさんある。今後ともさまざまな仕掛けをしていきたいと思っている。

■教育の特色について(1)(教務主任 島田先生)
本校の子どもたちは、卒業すると昭和学院中学、昭和学園秀英中学、そのほか色々な学校を受験して進学する。
お配りしたパンフレットに「高い学力」と記述されている。それを難しい入試問題に対応する学力を勘違いされる人も多いが、決してそういうことではない。
難しい問題を教えていくわけではなく、自分なりの考え方を自分なりに確立していく。他の子の考え方の違いを見極め、真理はなにかにたどり着く、これが高い学力と捉えている。
例えば算数の場合、単に数式を教えるのではなく、問題の意味がどうなのかを試行錯誤しながらいろいろな事象をもとに法則を導いていくというような授業を行っている。
考える力、表現力をつけることに重きをおいている。
習っていない問題に対して「習っていないから解けない」ではなく、習っていないから考える・今まで習ったことをもとに考える。

他の学校に比べると授業数は多め。
1年生も水曜日を除いて5時間ある。
多い分の授業で何をやっているかというと、教科書を使って覚えさせることはしていない。
具体的な例を出すと、カエデの葉を持って上から手を離すとくるくる回って落ちる。これを見て面白いと思った次に、なぜ回るんだろう、なんでこんな形をしているんだろうというように、低学年にはうまく興味・関心を誘導していけたらよいと考えている。高学年になるとさらに探求して、空気の流れができて回転しているということを利用して何かできないか。枝を固定して回せばプロペラになるというようなところまで、子どもたちで考えさせるような楽しい授業をやっていきたい。

楽しい授業と言うのは簡単だが、実はなかなか難しい。私たち教員が楽しんでいないと、子どもは楽しめない。そのために、教科担任制をとっている。
教科担任であれば、教材研究が深くできる。また、子どもたちから思わぬ意見や質問が出た場合でも、教材研究ができていると余裕が持てる。そうなると子どもも楽しく、我々も楽しく授業が進められる。

このように6年間で鍛えられてくれば、特別な受験勉強をしなくても自然と結果は出る。
ただし放課後にもう少し勉強をしたいという子には自由に残ってもらい、我々がついて学習を行っている。

■教育の特色について(2)(国語主任 三浦先生)
本校の国語では、自分の考えをまとめて伝え合う力を育む授業をめざしている。
子どもたちが学びあうためには、言葉のコミュニケーションが不可欠。
しかし、どれだけ伝えようとする気持ちがあっても言語能力が未熟では相手にもうまく伝わらない。すべての教科の礎ということで国語を捉えていくためには、言語のスキルを6年間で身につけさせていくことを大切に考えている。

子どもたちの使っている辞書は箱に入れていない。机の上において授業のなかでちょっと分からないことがあったら、すぐにひく。こちらから調べろと言わなくても、自主的に辞書で調べる習慣が身についている。

図書館も明るく、子どもたちが楽しく使える空間となっている。学校の中心にあり、登校してきて荷物を置いたらすぐに寄れる、身近な施設としている。1年生も4月〜5月だけで796冊の本を借りている。読書好きの子が多い学校。また図書館は、学習情報センターとしての機能も有している。

読むことだけではなく、書くことにも力を入れている。
低学年では自分の身の回りで起きたこと、高学年ではどんどん伝える内容も伝える相手も広がってくる。周りのこと、社会のことに目を向けながら、自分の考えを社会事象とリンクしながらまとめていく学習に入っていく。

古典文学にも取り組んでいる。文法などの難しい学習はしていないが、大切にしているのは古典が持っている独特のリズム。6年生ではさらに一歩進んで漢詩にも取り組んでいる。

■募集要項について(教頭 鈴木先生)
推薦考査、一般考査ともに40名募集
推薦考査は、本校を第一希望と考えている方。推薦状が必要。

<考査日時>
推薦考査 10月20日(土)
一般考査 11月5日(月)
いずれも9:00〜12:00

<願書受付期間>
推薦考査 窓口:10月4日(木)・5日(金)9:00〜16:00、郵送:10月1日(月)〜4日(木)日着
一般考査 窓口:10月23日(火)〜25日(木)9:00〜16:00、郵送:10月11日(木)〜19日(金)必着
手続きに必要なものは募集要項に記載してあるので、よく読んでくるように。
窓口受付の方は、手続き終了後に面接の日時を選択し、決めてもらう。
郵送受付の方は、願書に面接希望日を記入のこと。

<考査内容>
ペーパーテストは、きちんと話を聞くことが大切。
製作は、30〜40分かけて、紙やのり、ハサミなどを使ってものづくりを行う。
運動機能・行動観察は、特別難しい運動はさせない。動きやすい服装で来校のこと。着替えも可。
個別テストは、1対1の面接形式。

推薦考査で残念ながら不合格だった場合は、一般考査の受験可。
その場合は、願書のみの提出。面接・考査料不要。

<その他ご案内>
本校では放課後にアフタースクールを用意。
今年度より週1回、給食を実施。
スクールバスは、本八幡駅から朝1本、帰りは下校時間に合わせて運行。

終了後、個別質問コーナー(〜11:00)

【所感】
オープンスペースをたっぷりとった開放感あふれる校舎。階段には公園の遊具のようなワクワクさせる手すりがつけられていて、遊び心が感じられた。4年生の教室を覗くと、全員の机の上に付箋で膨らんだ辞書を発見。気になることはすぐに調べる学びの習慣は、将来的にも必ず役立つ思いがした。会場では校長先生、教頭先生が終始笑顔を浮かべ、和やかな雰囲気のなかで会が進められた。合唱を披露してくれた5年生の生徒さんたちには、澄んだ歌声はもちろん、礼儀の正しさにも感心してしまった。 (編集員I)

 

川村小学校 第2回学校説明会
2012年6月30日(土) 14:00〜

会場の小講堂は、開始時には9割近く席が埋まっていた。
説明会の時間中、上級生が別室にて保護者と一緒に来たお子さんの相手をしてくれていた。

【配布物】
学校案内、説明会資料、平成25年度募集要項、出願書類、出願用封筒、学園広報誌「黄鶴」、校舎案内図(出口にて回収)、シャープペンシル *資料持ち帰り用手提げに入れて配布

【説明会の内容】
■村田副校長先生より挨拶
今年は、お子様にとって幼稚園・保育園での最後の夏休み。受験を気にすることなく、多くの体験をしていただきたい。
今日は主に1年生の4月からの様子をご紹介することで挨拶に代えさせていただきたい。

平成24年度は4月5日に入学式が行われた。
翌日には始業式、翌週には1年生・2年生の通学班編成が行われ、その翌日には全校通学班下校を実施。さまざまな地域から通学している生徒を40班に分けて編成。
小学校1・2年生は1学期中、毎日この通学班で下校。また、月に1度は全校通学班下校を行っている。下級生のお世話、下級生はお姉さんを慕う気持ちが、心の教育につながる大切な要素だと捉えている。
4月11日から会食開始。本校地下1階にある厨房で産地を明確にした素材を使い、季節感のある温かくて美味しい食事の提供を心がけている。また食事のマナー、箸の使い方など、女子としてのたしなみを身につけてもらいたいと思い、指導している。
健康診断、歯科検診なども4月中に行われた。

5月は連休明けの9〜11日に授業参観期間とし、朝から下校までどの時間帯も自由に見学していただける。1年生の保護者の皆さんは延べ人数とすると各クラスとも100%を簡単に超えていた。
4年生の蓼科学習、6年生の修学旅行、3年生の蓼科学習が行われた。
その間の5月22日には、希望者の保護者も集まり、世紀の天体ショーといわれた金環日食を観察。川村学園の女子大学の先生からは事前の知識や当日の連続観察写真の提供があり、一貫校ならではの連帯感を味わった思いがした。

6月には校外授業で上野動物園へ。この日はお迎えを兼ねて、1年生保護者を対象に、夏休みに行われる蓼科学習の説明会も行われた。7月20日の終業式を迎えるまで、しっかりと学習に取り組み、健康管理に努めていただき、元気に夏の蓼科学習に出かけてもらいたい。

■本校のカリキュラム・安全対策について(教務担当 江尻先生)
<カリキュラムについて>
川村小学校では、創立以来、子どもたちの心・体・頭のバランスよく育てることを教育目標としている。

・生き生きとした「こころ」
感謝の気持ちが基盤。学園全体で月間目標を掲げている。

・健やかな「からだ」
水泳指導(可動式の室内プール)
会食(給食)
校舎内調理室での手作り
献立表を1週間ごとに配布

・自ら学び、自ら考える「あたま」
国語:基礎学力をしっかりつけることを目標としている。丁寧に文章を読み取る力、正しく文字を書き、素直に文章として表現する力、自分の思いを言葉にして伝える力を、1年生から6年生までのカリキュラムでしっかりと身につける。読書単元も設定(1・2年生:民話に親しむ。3年生:詩集を読む。4年生:読書の輪を広げる。5・6年生:長編を読む)。

複合の授業の実施:2時間続きの授業を1クラス半分に分け、算数・英語を少人数で行う。より細やかな対応ができ、生徒もより集中して授業に取り組むメリットがある。

算数:低学年では身近な生活のなかで手にしたり使ったりする物を通して、量的な感覚を知り、数の概念を理解させる。高学年は応用力、思考力を伸ばしていく発展学習に注力。

英語:全学年、週2時間。そのうち1時間はネイティブと日本人講師によるチームティーチング。5年生以上を対象に英検を実施。

<蓼科学習について>
蓼科山荘を拠点に、本校独自のカリキュラムで実施する総合学習。
1・2年生は年に1回2泊3日、3年生以上は年2回3泊4日。
自然に学び、自然とともに生きる力を育むことを目標に掲げ、大自然のなかで豊かな人間性、友情、自然への慈しみを育む。
1年生:女神湖ハイキング
2年生:霧が峰ハイキングコース
3年生:田植え・稲刈り
4年生:御泉水自然園
5年生:農園体験、上流探検
6年生:縄文土器作り、蓼科山登山
4・5年生:スキー教室  など
教師手作りの作業帳を利用して、学習を進めていく。

<安全面の取り組み>
各校舎は十分な耐震性を備えた安心・安全な校舎。
学園内に防災用備蓄倉庫を設置。
月に1回、地震・火災の避難訓練を実施。戸外への避難移動は防災頭巾を着用。
災害時に交通機関がストップした場合は、原則として保護者が迎えにきてもらう。それまでは安全に学園内でお預かりする。
目白警察署を招いての防犯講義、不審者対応訓練なども定期的に実施。
平成21年度より一斉メール配信システム導入。

■入学試験・募集要項について 木村先生
<平成25年度から変更点>

・入学試験日
・入学選考試験からペーパーテストをなくす

<入学試験の方針>
本学の教育方針に賛同し、入学を希望される家庭のお子様の入学を望んでいる。
素直で愛情豊かに育てられたお子様を望んでいる。

<試験内容>
・個別審査
平成25年度よりペーパーテストを廃止。
受験生のお子様と入試担当の教師が1対1で対応することで、お子様の本質と本来の力を把握。
内容:相手の話をしっかり聞く力、話の大筋を理解する力、年齢相応の落ち着いた態度などを見る。
・運動機能
年齢相応に発達している力を見る。日々の幼稚園・保育園で元気に過ごしていれば、特別な練習の必要はなし。
・行動観察
集団の中でお友達と楽しく過ごすことができるかを見る。
・保護者面接
お子様の試験当日に実施。
受験票返送時に同封する面接資料用紙に記入のうえ持参。
午前選考・午後選考は本校より連絡するので確認を。どうしても都合が付かない場合は対応するので要連絡。
保護者面接に関しては、1度受けていれば2回目は免除。

<試験にむけた準備>
幼児期に十分な遊びを経験させること。
幼稚園・保育園で多くの友達と関わりを持ち、遊ぶ経験を多く持つこと。
のびのびと生きた経験をたくさんさせること。
家庭では日常生活の中での学びを大切に。おつかい、掃除、食事の手伝い、本を読む、歌を歌う、ものを作るなど。
月齢差については、保護者面接でしっかりと聞き取るので心配することのないように。

<募集要項>
試験日:第1回11月1日(木)、第2回11月2日(金) 両日出願可
募集人員:第1回60名、第2回30名
受験料:25000円 両日出願の場合も25000円
試験時間:第1回、第2回ともに、午前選考9時集合、午後選考13時集合
合格発表:試験当日18時〜19時 本校第1校舎にて、結果通知書を手渡し

■今後の予定
9月15日(土) 第3回学校説明会(年長対象にオープンスクール同時実施)
10月16日〜20日 何でも相談会(要予約・第3回説明会以降予約受付開始)

■学校紹介ビデオ上映
・学校生活の様子(朝礼、各教科の授業風景、会食、昼休み、清掃、奉仕活動*5年生以上、クラブ活動*4年生以上 など)、セキュリティ、年間行事(校外学習、学園祭、運動会、蓼科学習、ひな祭り、卒業式 など)
・ビデオによる校舎案内

説明会終了後、希望者は校内見学可。
個別相談も実施されていた(予約制)。

【所感】
学校の雰囲気を感じてもらいたいと、子連れの参加を歓迎。説明会の間はゲームや工作をして楽しい時間が過ごせ、折り紙などといったちょっとしたお土産までいただくことができて、子どもたちも大満足。「楽しかったよ」と話しながら帰っていく親子の姿が微笑ましかった。説明会で使われた学校紹介ビデオは終了後に音楽室でも放映し、親子で見てもらえる配慮もあった。各学年に用意された蓼科学習は、都会では味わえない大自然のなかでの貴重な体験が満載。さまざまなことを学び、成長する機会に恵まれていることに羨ましさを感じてしまった。(編集員I)


トキワ松学園小学校 

第2回学校説明会  2012年6月23日(土)11:00〜

1号館3階のホールにて開催。
10時から正面玄関で受付開始。
10時45分から説明会開始時間まで、学校案内DVDを放映。スクリーンの両脇には、冬・夏の制服、生活着が展示されていた。
200脚ほど用意された椅子は、開始時間にはほぼ満席。
子連れの参加者は1〜2割程度。
参加者はスーツ・紺系のワンピースの服装が多かったが、ブラウスにスカートやパンツ姿の人も多少あり。

【配布物】
2013年学校案内パンフレット、本日の時程、児童募集のお知らせ、説明会資料(1年まつ組時間割、24年度2年生必読図書、6年生学級通信より)、トキワ松学園小学校同窓会会報、学校訪問者カード(終了後、回収箱へ投函)

【説明会の内容】
司会:5年生担任若狭直子先生

■飯田靖夫校長先生よりあいさつ
4月に入学した1年生も今では学校や上級生にも慣れてお友達もできて、元気に楽しく学校生活を送っている。
1学期の大きな行事として、1・2年生の遠足、3年生の千葉・富浦での海の教室、4・5年生の富士・西湖での山の教室、6年生の河口湖自然体験教室が、楽しい思い出をたくさん残して終了したところ。

先般行われた第1回説明会では、主にトキワ松の子どもたちの学校での様子を紹介してきた。今日は私から学園の歴史、教育目標などについてお話させていただく。その後教頭より本校の教育の特色と入学考査、子どもたちの学校生活の様子については低学年を2年担任の川澄、高学年を6年担任の百合岡より紹介させていただく。

本日お渡しして学校案内は、園児の皆さんにも分かるように子ども目線で絵本風に製作している。お子さんと一緒にページをめくりながら、本校の様子をご理解いただきたい趣旨で編集。おかげさまで大変親しみやすいパンフレットと好評をいただいているので、ご活用いただきたい。

<トキワ松学園の歴史>
1916(大正5年)に常盤松女学校として三角錫子先生が創立。
1951(昭和26年)、小学校が創立。小学校は昨年11月に創立60周年。中学校は創立95年。
小学校は1クラス40名ほどの小さな学校ではあるが、卒業生は2400名を超え、各方面で活躍。

<小学校の教育目標>
創立以来、三角先生の「鋼鉄(はがね)に一輪のすみれの花をそえて」という言葉が受け継がれている。当時の女学校の生徒に託されたものだが、この言葉には女性であっても心の強さと優しさを持って社会に貢献し活躍してほしいという想いが込められている。
小学生にはこのような教育を行っても難しいため、小学校においては「健康」「感謝」「親切」「努力」という4つの言葉を掲げ、それぞれの学年の生活の場面できめ細かく、やさしく指導している。

<教育目標の実現にむけて>
・教師の資質と指導力
本校の教師はいつも子どもたちの目線でじっくりと向き合い、温かく、熱心に指導。
毎日の生活のなかで、子どもたちと仲良く遊んでくれている。
どの先生も身体を動かすことがたいへん好き。遊びのなかで、子どもと先生とのコミュニケーションや信頼関係が生まれるのではないかと考えている。
皆さまの期待に十分応えてくれる教師ばかりなので、どうぞ安心してお預けいただきたい。

・施設面
本校の校舎・体育館は阪神淡路大震災の教訓を活かし、地震の際は校舎内にいたほうが安全といわれるほどの耐震構造となっている。
東日本大震災においても大きくは揺れたが、何の影響もなかったのでご安心いただきたい。
体育館の地下には25メートル4コースのプールがある。
また、すぐ隣には碑文谷警察署があり、不審者対策はもちろん、震災時の連携協力についても日頃から話し合いをしている。連絡をすれば2〜3分で駆けつけてくれる。
保護者への緊急時の対応マニュアル、子どもたちへの安全指導、学校としての緊急時防災用備蓄用品の準備など、子どもたちの安全確保の対応は万全を期している。

■進学指導・入学考査について 教頭 栗林明弘先生
<本校の特色>
・23人学級

一人ひとりに目が行き届く。
机の配列が3列なので、一番後ろの子でも自分が出しやすく、先生も愛情をたっぷりかけられる。
子どもたち同士が親密になれ、先生と子どもとの距離もたいへん近くなれるという温かい人間関係のなかで、一人ひとりが自分らしさを伸ばせる環境。

・土の校庭
学校では生活着に着替えるため、子どもたちは土の校庭で思い切り遊ぶことができる。
長い休み時間を1日に4回取っている。そのなかで体力、人間関係、興味関心、想像力を養う。机の上以外のたいせつな学習となっている。

・モジュール制
45分を1単位とした画一的な授業ではなく、15分を1単位とした組み合わせで教科に応じて長い授業、短い授業を行っている。なのなかでより高い学習効果や興味関心を高めている。

・体験学習
こちらもまた机の上以外の大事な学習と捉えている。
特に宿泊学習は、自立心や協調性といった将来につながる大切な力を育ててくれるものではないかと考えている。
2年生の学校宿泊から始まり、3年生の海の教室、4・5年生は山の教室、6年生は自然体験教室、冬には3・4・5年生でスキー教室、6年生は修学旅行という多くの体験学習を用意。

<進学指導について>
本校では男女とも同じカリキュラムで5年生から実施。
男子は全員受験、女子の進路については、系列の中学に進学することが多いが、6年間の生活を通して、その子に一番合った進路を選択してあげたいという考え方のもと保護者とじっくり話し合ったうえで決めている。
具体的には5年生から国語・算数の時間を週2時間ほど多くとり、教科書よりも広く深い応用的な受験にも対応できる学習をしている。
5年生2学期から月例テストを授業として実施。そのなかで進学に対応した力作りをめざしている。結果はコンピュータ処理をして、偏差値、全国順位、各教科の弱点や強みも出てくる。テストの前後には類似問題にも取り組み、内容の定着を図っている。

進路選択の指導に関しては、進学指導委員会があり、一人ひとりの学力を把握して指導の対策を考えている。
月例テストでは6年生から志望校の合否判定も出てくるので、テストを返す折に進路の話、希望を聞くことを個別に行っている。
進路選択のための保護者との特別な面談も実施して、一緒に考えていく。
進路指導は学力面だけではなく、普段見ている子どもたちの様子なども総合的に見ながら、保護者と一緒に一人ひとりの将来を考えていく姿勢を取っている。
入試の1週間前は午前授業、午後は家庭でしっかり直前のまとめしてもらっている。その間の授業では特別時間割を組み、教科指導のほか、入試前の心構えや諸注意などを担任た校長が話をする。面接がある場合は、校長が模擬面接を実施。
1月下旬の朝礼のなかで出陣式を開催。全校児童で6年生を応援。

<入学考査について>
考査日程:11月1日(木)・2日(金)
それぞれ午前・午後の部があるので、いずれか1コマを選択
面接:保護者のみ、事前面接
10月20日(土)・27日(土)
いずれかの午前・午後を選択
原則両親での面接だが、仕事などで都合がつかない場合は1人でも可能

<考査内容>
基本的な考え方は、入学考査といえども子どもたちに「できた」「わかった」という満足感・達成感を持たせたい。
できないことができるようになった、わからないことがわかるようになったという思いで試験を終わらせたい。

本校の考査の特色は以下の通り。
このようなことを大事にしている。
・気づいたこと、わかったことを、みんなで出し合う、話あう考査
・1回だけの挑戦ではなく、もう1回挑戦する考査
・友達の話をよく聞き、良いところを取り入れる姿勢を大事にする考査
・あきらめずに最後までがんばる、努力の姿勢を大事にする考査

また、本校の考査は教科的な要素に分かれている。
・体育的要素
ある運動をしてもらうなかで、うまくいかない時にみんなで話し合い、どうしたらうまくできるようになるかを知恵を出し合い練習し、最後にもう1度挑戦する。
・算数的要素
最初にみんなで問題を考え、次にどうすれば問題を早く、間違えずに解くことができるか意見を出し合ってもらう。そのなかから一つの法則を発見させて、その決まりを基に問題を正確に解く。
・国語的要素
まずはお話を味わって深めてから、いくつかの問題を解いていく。
・図工的要素
線の上をなぞったり、折り紙を折ったりなど、日常のなかで手先でやっていること(巧緻性)。
・遊び時間的要素
遊び道具を使って自由に遊ぶ。ただし1人ではなく友達と一緒に遊ぶことを条件とし、協調性や物を大事にするということを見ていく。

入学考査は、複数の教員が複数の目で、いろいろな観点から、丁寧にみていく。また、できなくても一生懸命に取り組む姿勢、先生の話を聞き、活かしていく力があるかなども大事にしていく。
集団性に関しては、自由遊びのなかでいくつかの観点をもって観る。

<今後心がけてほしいこと>
先生や友達の話をしっかり聞く姿勢。さらにそれを受けて自分なりに考え、良いところを活かそうとする姿勢を大事にしてほしい。
あきらめない努力の姿勢。
早くやって雑になるよりも、丁寧に取り組む姿勢。
自分本位ではなく、友達と力を合わせてやろうとする姿勢、また遊びのなかでルールを作ってみんなと楽しめるようにする姿勢。

次回9月の説明会では、入試直前となるので、さらに踏み込んだ内容と直前の留意点などもお話しする予定。また、今回実施していない公開授業もあるので、子どもたちの様子も見ていただきたい。

■児童の学校生活の様子
<低学年  2年生担任:川澄幸宏先生>

日頃子どもたちと接しているなかで感じるのは、子どもたちがみな学校が大好きであること。そして一緒に過ごしている友達が大好き。
例えば国語の授業で新しい漢字を覚えると話すと、教科書のページを開いてと言うだけで、どんな字を覚えるのだろうと、みんな良い顔をする。朝の会のなかで係の子が今日の図工で使う道具を発表するだけで、今日は何をするのか好奇心に満ちた顔に。
子どもたちは毎日の出来事を新鮮に受け止めていると感じている。

トキワ松の特色の一つとして23人学級が挙げられる。
一人ひとりの子どもたちと向き合うためには、ちょうどよい数。
授業では全員が必ず1回は発言できるようにしている。
先生や友達と家族のように関わりながら、毎日の生活を送っている。

一方で音楽、体育、生活などの教科では、2クラス合同で授業を行っている。
人数を多くして仲間との交流を多くしたり、友達同士が感化しあいながらそれぞれの良さを取り入れられるような取り組みをしている。
2クラスの交流は授業以外でも盛ん。休み時間も一緒に遊び、登下校も一緒に過ごしている。我々教員も自分のクラスだけでなく、隣のクラスの子どもも自分の受け持つ児童と同じように接している。

低学年の授業では、基礎学力の定着と体験学習の充実を柱としている。
国語の授業では、入学後、えんぴつの持ち方から指導が始まり、線をなぞる練習をして、ひらがなを1日2文字ずつ覚えるペースで進めている。
算数では、おはじきやブロックを使いながら数の感覚を少しずつ身につける指導をしている。
どの教科も基礎学力がつくように、ゆっくりとしたペースで進められている。
お配りした昨年の1年生の時間割でも分かるように、国語の授業でも15分授業から60分授業まである。15分の短い授業ではひらがなや漢字の学習を集中して行い、60分授業では教科書にあるようなお話を読んで感じたことや考えたことを友達に伝えたり意見を聞いたりして理解を深めている。
トキワ松の子どもは本が大好き。読書以外の授業でも教員が読み聞かせをしたり、教室にも本を置いて、子どもたちが本に親しめるように取り組んでいる。必読図書も早い子では1学期のうちに全て読みきってしまうほど。
体験学習は、生活科のなかで取り組んでいる。
畑を耕すことから始めて、トマトやキュウリを育てている。苗、花、実の観察して収穫し、お弁当の時間にみんなで食べている。現在2年生では、カブトムシも育てている。最初に幼虫を観察する時は、みんな恐々という感じだったが、土を入れたり、糞を捨てたり、毎日水をかけたりと世話をしていくうちに愛着が出てきて、今はサナギから成虫になるのを楽しみにしている。このように机に向かって勉強するだけではなく、実際に身体を動かして体験をすることを大切にしている。

生活面に関しては、とにかく今の2年生をはじめ、子どもたちは遊ぶことが大好き。早い子では朝7時40分ころに登校して外で遊んでいる。
本校では縦のつながりが強く、高学年のお兄さん・お姉さんたちが低学年の子どもたちのことをよく見てくれている。入学したての頃は1年生の教室に6年生がやって来てランドセルの片付けや着替えの手伝い、遊びに連れていってくれたりと、世話をしてくれる。休み時間には学年が入り混じって遊んでいる光景がよく見られる。
低学年の子どもたちは高学年の児童に憧れの気持ちがあり、大きくなったら自分たちも低学年の子どもたちに優しくしてあげる。こうしたつながりがトキワ松の伝統になっている。

学校は小さな社会。いろいろな子どもがいる毎日の生活のなかで、時にはトラブルも起きる。その時も冷静に考えて友達の気持ちを考え、解決しながら成長していっている。
今後、授業公開の機会もあるので、ぜひ低学年の子どもたちの楽しそうな様子をご覧いただきたい。

<高学年  6年生担任:百合岡依子先生>
高学年の生活について。
私の受け持つ6年生は男子22名、女子23名、計45名のクラス。
特徴としては、男女共にとても仲が良く、物事に積極的に取り組む子どもたち。
とにかく遊ぶことが大好きで、休み時間には男子も女子もサッカー、野球、バトミントン、ドッジボールと汗だくになって遊んでいる。週に1回は全員遊びの時間を設けていて、係の子たちが全員で遊べることを考えて実行している。
児童会の会長や学級委員、応援団長を決める時も、たくさんの立候補者が出る。

生活面で指導していることは、挨拶や返事をきちんとする・宿題などの持ち物をしっかり用意する・身の回りの整理整頓をして教室環境を整えること。低学年から身についていることを土台にしながら、高学年でも指導をしている。
また、45名の大所帯のため、時間のけじめをつけて行動する・人の話をきちんと聞く・周りの子どもたちを気遣い、進んで良いことをする・授業前のちょっとした時間は静かに自習をするといった姿勢も大切にしている。

5〜6年生になると下級生のお世話をしたり、リーダーシップを取る機会が与えられてくる。
5年生からは委員会活動が始まり、例えば図書委員会では本の貸し出しや整理、読み聞かせの企画を行ったりしている。放送委員会では朝礼の司会、お昼の放送を企画している。児童会会長などがいる代表委員会では毎月の校内目標の発表、挨拶キャンペーンなどを自分たちで企画して実行している。
4年生からはクラブ活動も始まる。およそ2週に1度、1時間という決して多くはない機会だが、子どもたちはクラブの時間をたいへん楽しみにしている。今年度あるクラブは、サッカー、バレーボール、バスケットボール、卓球、陶芸、ギター、手芸、化学実験など。クラブのなかで学年を超えて仲が良くなり、とても内容の濃い活動となっている。
4・5年生が合同で行う山の教室では、5年生がリーダーになったり、1年生から6年生まで全員で行く全校遠足では、5年生・6年生が班のリーダーとなり、下級生をまとめている。
そのほかにも、さまざまな行事の準備や後片付け、目に見えない場面でも高学年は活躍し、学校全体を支えてくれている。

高学年の学習について。
本校では4年生までは1クラス原則23名で2クラスに分かれているが、5年生からは合同の1クラスとなる。朝の会や代表会、掃除当番、係活動といった活動や、道徳、体育、総合、家庭科などといった大人数になることによってより活動の幅が広がる教科では46人前後の1クラスで行っている。
高学年になると一人ひとりが成長して個性がよりはっきりしてくるなかで、クラスの集団が大きくなることによって、より自主的・自律的な生活を意識するようになる。
一方で国語、算数、理科、社会、音楽、図工、英語の教科では、23人の2グループとなり、分割での授業を行っている。こちらは少人数のため、一人ひとりに目が行き届き、低学年と同様にきめ細やかに対応することができている。一人ひとりが発表する機会、考えたり、じっくり取り組む時間も多く取り入れることができている。
また、高学年では主要教科には教科担任制を取り、専門の担任がじっくりと詳しく指導にあたっている。

6年生の学習は、中学進学を意識した密度の濃いものとなっている。
しかし、それは日頃からの丁寧な学習習慣、人間的成長をめざすという大きな目標のもとで行うもの。受験にだけ焦点をあてるのではなく、学習に向かう基本的な姿勢、物事に興味関心を持ち、深くじっくり考えること、友達の意見に耳を傾けたり本で調べるなどして幅広い視野を身につけることを、日常的な学習のなかで指導している。

低学年同様に、体験学習を重視。
6年生は3泊4日の自然体験教室として、河口湖に行ってきた。豊かな自然にふれ、散策をして俳句を作り、夜には句会を開いた。また3時間以上かかって田んぼ1枚の田植えを体験。終わったあとは泥んこ遊びもしてきた。別の日にはマウンテンバイクに乗ったり、火山洞窟探検など、希望のグループに分かれて体験学習を行った。宿の生活も班長・副班長を中心に自主的・自律的な生活を送ってきたところ。
宿泊行事をただ楽しかっただけで終わらせるのではなく、何を学んだのかを後日話し合った。4日間の生活のなかで自然の豊かさを知り、人間の生活を見つめなおすとともに友達同士の関わりをよりよいものにする、とても良い機会になったということが、発言や作文から感じることができた。

私は日頃から子どもたちに、学校は成長の場であると話している。
何かに向かって努力することも、みんなで協力して何かを成し遂げることも、つまずいたり失敗して悔しい思いをすることも、すべてが成長につながる。
子どもたちにとって一生に1度しかない小学校生活を、すべての子どもたちが生き生きと過ごせるように指導にあたっている。

■教室見学・体育館見学(希望者)
各教室に教員が待機して、質問等に対応。

【所感】
受付では校長先生が立ち、来校する参加者を迎えていた。子どもたち一人ひとりを大切に思い、成長を見守りながらじっくりと丁寧に指導にあたっている様子がとてもよく伝わってくる説明会だった。子どもたちが学校大好きになるために、努力を惜しまない先生方の温かみが感じられた。校長先生のお話どおり、学校案内パンフレットは絵本風に仕上げられていて、子どもたちの興味を引く工夫がいっぱい。親子で楽しく読みながら、学校生活のイメージを膨らますことができる。
(編集員I)

田園調布雙葉小学校

学校説明会 2012年6月30日(土) 10:00〜11:30
記念講堂にて開催。
参加者は約900名。開始時刻には、ほぼ満席の状態。夫婦での参加は4割程度。
父親のみの参加も多く見受けられた。
平成23年度児童募集要項は、1000円で販売
(6月18日〜7月30日、9月3日〜9月28日の期間中販売)。

■本日の流れ(司会の先生より)10:00〜10:05
1、南部校長先生のご挨拶
2、滝口中学高等学校長先生のお話し
3、三浦副校長先生より入試に関するお話し
本日のほかにも9月8日(土)にも説明会実施。
8月18,19日開催私学フェア(於:東京国際フォーラム)にも参加予定。

■南部校長先生のお話 10:05〜10:45

<学園の教育理念について>
・カトリックというキリスト教の理念のもと、1つ1つの個性を大切にする全人間教育。
 現在4名のシスターが教育に携わっている。
 シスターと教員が生み出す雰囲気の中で子どもたちは生活する。
 この雰囲気が生み出す空気が子どもたちの人格を形成する見えないカリキュラムと
 なっている。
・一人ひとりの命の大切さを子どもたちが受け止め、生きる基準を学んでいく。
 「あなたは愛されている存在である」という福音を大切にしている。
 キリスト教の価値観が教育活動の根底にある。

<学園のなりたちについて>
田園調布雙葉学園はカトリック校であり、設立母体はフランス系の幼きイエス会という修道会。
日本には1872年に来日。横浜の山手に女子教育の学校を設立。
静岡、四谷、福岡、田園調布はその5番目に開校した5人姉妹の末っ子。
各学園はそれぞれ違う雰囲気だが、校訓「徳においては純真に 義務においては堅実に」は全ての姉妹校、幼きイエス会の世界中の学校において共通している。
純真とは、英語に直すとシンプルな美しさ。人間の存在そのものであり、その土台となるもの。
飾りのない、素朴な、ありのままの美しさがある。裏表のない、素朴に自分のありのままを出せる、という意味でもある。
義務とは、責任。人としての責任は、互いを生かしあう、命の文化をつくる、命を生かしあうこと。愛するという事をことを大切にする。
また、堅実とは力強いこと。力強くしっかり歩んでゆく姿勢。甘えや逃げの無い態度。人間を育んでいく為にキリスト教の精神が染み込んでいる。
この校訓を心に留め、人格を育てる教育を日々行ない、生きる力を生み出したい。
田園調布雙葉は1941年12月8日開校。まさに太平洋戦争の始まった日。
命がもののように扱われる戦争のさなかに開校した本校は、そこに校風の原点がある。
戦中戦後の時代に、弱い立場である子どもたちの学べる環境を、学校と親が一緒になり守り、育ててきた。
現在も保護者は様々な行事を通じて学校を支えている。
昨今、仕事を持つ保護者も多くなってきているが、共に育くむという姿勢を常に持ち協力してもらっている。

< 一貫教育について>
・幼稚園(2年保育)は、遊びを通して人とのかかわりあいを身につけ、
 人間形成の土台作り。
・小学校は、日常の生活を通して基礎基本の定着。
 人との関わり、祈りの中で与えられ、受け入れることに気づき、
 一人ひとりの良さを認めあう。1学年は3クラス、120名。全員中高に進学する。
・中高では、自己で立ち(自立)、自分を律し(自律)、自発的な進路選択をしていくことを
 願いとしている。決して進学のためにある学校ではなく、他者のために自分を活かし
 働く事ができる事を大切にしている。

近年一貫教育が評価されるようになったが、本学園は当初から独自の一貫教育を行っている。
一貫教育は、発達段階に応じてその時に必要な教育をしっかりとおさえ、長い目で見守ることができる。
同じ者同士の中で”慣れ”などの同質性の弱みがないわけではないが、一貫教育の良さに焦点を当てて、積極的にプラスを生かしたい。
各校との連携も深めている。なめらかな各校への接続を大切にしている。

< 小学校について>
・子ども達の1日は、祈りで始まり、祈りで終わっている。
・祈りの授業は週1時間。5年生から小学校内の聖堂でミサを行う。
・イースターやクリスマスなどの全校ミサでは、ありのままの自分を受け入れられることを
 感じ取り、神のまなざし、空気にふれる。
・図書館の授業を全学年に週1時間設けている。本好きの児童が多い。
 五感すべてで本と出合っている。 豊かな人格形成、思考力のために大切にしている。
  本との出会いは大きな宝と信じている。
・開校以来一年生から英語教育は週2回。6年生は、そのうち1回を少人数指導で行う。
・総合的な学習、ふたばタイムは毎朝20分と週1回の授業。神から与えられた命、
 人間の尊厳、多様性、いろいろな人との関わりなどを身につけることが各行事の
 取り組みの根底にある。
・理、音、体、図、家は専科。
・そのほか独自の時間帯を設定している。
1)ステップアップタイム
 午後の授業開始前の10分間で算数・国語の反復練習など行い、基礎基本の徹底、
 集中力を身につける。自分を乗り越え、向上していくための時間。
2)マーガレット活動(縦割り活動)
 異学年で一緒にお弁当をいただいたり、掃除や遊びを行い、下級生は多くを与えら
 れる実感を、上級生は自分が与える喜びを感じる。
3)委員会活動、クラブ活動
4) 課外活動:聖歌隊
・近年は安全対策に力を尽くす。緊急災害時備蓄品の充実、緊急時配信メール、
 登下校配信メール、警備員配置、近隣の方々やスクールサポーター、警察との連携
 など。他にも週一回スクールカウンセラーとの相談の出来る機会も設けてある。
・学校は週5日制。スクールバスなどはなし。

<平成25年度への取り組みについて>
・新教育課程導入により、昨年、本年度と5つの取り組みをしている。
 1)学校生活にさらなる落ち着きを持たせる取り組み
  教師が児童によりそう時間を増やす。
  祈りの時間、思考を深める時間のためにカリキュラムを変えている。
 2)高学年の内的成長を促す取り組み
  一貫教育の独自性を活かす、中学への滑らかな接続のために。
 3)基礎学力に深くつながる取り組み
 4)本校らしい家庭科教育の実施
  食卓を囲む事、特に食事を大切にしている。
  女性が変わる事は家庭を変える。家庭が変わる事は世界を変える、という
  ニコラ・バレ神父の特別な思いがある。
 5)特色ある教育の独自性のさらなる充実

・本年度の具体的取り組み
 40分授業から45分授業へ、授業開始時間を10分早め、8:25分からとする。
・25年度からの取り組み
 高学年の特性を生かし、5・6年のみ土曜日の午前中も登校となる。

■滝口中学高等学校長先生のお話し 10:45〜11:15
<中学、高等学校について>
本校は中学での募集はしないので、幼稚園からだと14年、小学校からだと12年、同じ環境で過ごす。今回は中学へ進学してからの様子をお話ししていく。
滝口先生ご自身が、小学校からの卒業生。
29年間子育てもしながらの奉職。学校長に就任以来6年目。

教員生活の中で心に残る言葉。「学校では様々な事を教わるが、その後に心に残ったもの、すりこまれたものが有るか無いかで本当の教育かどうかが決まる。」
幼い日に時間をかけてすりこまれたものは女性として現代社会を生きていく中で困難にぶつかった時、意味を見出し、希望を見出す力となる。
その、すりこみは少しづつ、長い時間をかけてすりこまれていく。
それを校訓の精神が後押ししてくれる。生きるための指針になる。
人間として「正しく、良く」生きていく力が生まれる。
それは自立、自律した人間になるためのお手伝いができる。

・校長による全高校3年生への個人面談
高校3年生は12年、あるいは14年間ですりこまれたものについて、学校長と直接面談して話す。時には1時間以上に及ぶ事も。ここで、自分が身につけてきた物を振り返り、力にしていく。

・生徒との関わりの中で印象的な出来事のきっかけとなった2つの詩
「こだまでしょうか」
金子みすずの詩。昨年の震災時にさらに有名に。
祈りの時間の講話の中で紹介。その詩の意味は被災された方々の心の叫びにわたしたちは応えているのかをわたしたちに問うている。その2日後、高3が華やかさを楽しみにしているダンスイベントの衣装は球技会で使用したTシャツで充分、衣装代1500円を寄付してほしい、と申しでてきた。
120名中、40名ほどは12月に推薦入学を決める。その生徒たちは福島との交流という行動を起こした。
高3の行動は全学年に波及。高2の被災地訪問では現地を実際に見てきた子どもたちが、「これはがれき、ではありません。家財です。」
こういった、「響き合う素直さ」は小学校時代のマーガレット活動から脈々と受け継がれている。
「一杯のジュース」
中村叶さんの詩を9月の講話で紹介。
小児麻痺で寝たきりのまま40歳で逝った子どもの遺影と共に飛行機に搭乗。
乗客に飲み物を配られたとき、担当のキャビンアテンダントさんからの言葉、
「お写真の方にもどうぞ」。
その翌年の生徒からの年賀状には「わたしもあのキャビンアテンダントさんのように生きたい」という言葉が多数。
これこそ、校訓の精神そのもの。皆、心の耳で受け止めてくれている。

・御手洗 瑞子さん(元ブータン首相フェロー)が母校について語った言葉も紹介。
「わたしにはどう生きていくかのという折れない方向性、を頂いた。」
一度限りの人生、やわらかい心もった小学生時代、人間としての優しい心を持てるよう育て合いたい。

9月8日の説明会には中高の教員も立っているので質問があれば受け付ける。

■三浦副校長先生より入試について 11:15〜11:25
<説明会の趣旨>
・昨年度はニ回の説明会に於いて・沿革・教育活動・願書などについて同じ内容で実施してきた。
本年は1回目の本日は学園の一貫教育の独自性、発展性についてお話しした。
次回9月8日には本日踏まえて小学校教育の全体についてお話しする。
説明会後には校舎見学もある。
<10月1日の願書作成、提出における留意点>
・願書は4種の提出物がある。正誤、不備の点検確認をお願いしたい。
*近年見られる記入不十分の例
 ・該当誕生月の切り込み忘れ・校章入り封筒への“様”の記入忘れ
 ・各用紙への受験者本人の名前の記入忘れ
 ・本校までの経路に受験者本人の住所の記入忘れ
 ・考査料の納入後は学校提出用のみ同封
  ⇒ネットバンキングでは領収の判が押されないので注意。
その他空欄がないように。次回の説明会では、入学試験に関わる説明も実施。
無責任なあてにならない情報に惑わされることのないように。

■学校生活の様子の映像 11:25〜11:35
6年生がナレーションを担当。
4月の入学式から3月の卒業式までの主な行事、授業の様子、独自の活動などを紹介。

感想
本年度は昨年度とは変わり、2回の説明会の内容がそれぞれ異なるとの事。今回の第1回目は12年間の一貫教育の独自性に焦点を当てた構成になっていた。特に中学高等学校長のお話しが入る事により、小学校の心の教育、育成が12年後どのように子どもたちに影響を与え、成長していくのか具体的な事例を交え知る事ができた。
25年度からは高学年以降の発達の特性に合わせ、土曜日の午前中が登校になるなど、12年の一貫教育ならではのカリキュラムの充実が伺える。マーガレット活動が12年間でもたらす学園の一体感を随所で感じた。
学園は閑静な住宅街の中にあり、説明会のあった記念講堂も立派な造りの建物。 次回(9/8)の説明会では今回を踏まえ具体的な入試に関わるお話しになるとの事。校内見学ができるのも次回に限るので、志望される方は参加されることをお勧めする。

東洋英和女学院小学部  

学校説明会
2012年6月28日(木)

■配布物
説明会次第、学院総合案内、小学部学校案内、
アンケート用紙(帰る際、所定の箱に提出)
説明会の前後に事務室にて募集要項を600円で頒布

■授業公開 13:15〜13:45(受付は13:00まで)
低学年中心に参観。子供同伴不可。
事前予約は必要ないが、以下のものが必要。
・参加票(HPよりダウンロード)
・身分証明
・室内履き
見学後そのまま学校説明会に参加できる。

■学校説明会 14:00〜
事前申し込み不要。
小学部講堂にて。参加者は約700名、そのうち夫婦での参加は3割〜4割程度。
要室内履き、子ども同伴不可。
参加者の服装は、紺系スーツやワンピースが大半。男性はワイシャツ姿の人も見かけられた。

◆説明会内容

1.挨拶(村松時子教頭先生)
2.児童ハンドベル演奏(5.6年生有志 エンジェルリンガーズ)
  2曲演奏

3.わたしたちの学校
5,6年の児童によるスピーチ。
【5年児童「わたしの学校の良いところ」】
先生は優しく、生徒は学年問わず仲が良い。一人ぼっちなんて事が絶対にない。
マグノリアコンサートという子どもオペラの発表会、聖歌隊、ハンドベル、
オルガン科、ピアノ科など音楽に囲まれた学校生活。
特にハンドベルは人気で抽選がある。
これからも神様の愛を感じ、感謝して過ごしたい。
【6年児童「大好きな学校」】
英和生をやさしく見守る校舎、
沢山の遊具のある校庭、この広い校庭で行う運動会。
一年生のお世話をしながら先生も生徒もみんなで頂く給食、
これらすべてが好き。
韓国の梨花女子大附属初等学校(イーファ)との交流を通じて
韓国の文化を学び、同時に日本の文化である日本舞踊を紹介できた。
毎年ある追分の生活では、沢山の楽しい経験ができる。
わたしたちがこうやって学校を大好きでいられるのはいつもどんな時も
先生方が支え、見守って下さっている、そして神様が守って下さるから。
これからも「敬神」「奉仕」を大切にして大好きな学校で過ごしたい。

4.東洋英和女学院及び小学部について(小学部長 山本香織先生より)

【子ども達が大好きな学校】
先程スピーチした生徒以外にも、5,6年生全員に
「学校の好きなところ、自慢したいところ」を作文にしてもらった。
5年は「学校に来ると心が晴れる」などお友達との関わりを、
6年は「下級生のお世話」「メープル(総合の時間)」など教室の楽しさを書いた子供が多かった。

・給食
給食も朝から楽しみにしている子どもが大勢いる。
この給食は学校にとっても自慢のひとつ。
1年生から6年生、先生も全員が日差しの降り注ぐ明るい食堂に集まり、
できたての美味しい給食を頂いている。
経験豊富な学校栄養士のもと、きちんと出汁を取り併設の厨房で手をかけて作っている。
東日本大震災の原発事故以来、食の安全の確保に対する環境が厳しくなっている。
母親の視点を持った栄養士が安全な給食のために尽力している。

学年ごと10名1テーブルで給食を頂く、伝統的スタイル。
一年生のテーブルには6年生が2名、「テーブルホステス」としてお世話につく。
自分たちがしてもらった様に、下級生にしてあげる。

・休み時間
上級生、下級生、先生が交わる場面が沢山ある。
まるで一つの大きな家族のように過ごしている。

・制服
可愛いデザイン、脱ぎ着がし易い校内服、スカーフの手触りが好き、という子どもも多い。
このように子どもたちが学校が大好き!と思えるのは、
「自分が受け入れられている」「わかってくれている」という安心感があるから。
目には見えない「愛」と「信頼」で結ばれている。

【学院標語「敬神奉仕」について】
今から128年前、カナダ・メソジスト教会のマーサ・J・カートメル先生が開国後の日本の女性の地位向上のため創立。
当時は寄宿舎生活であった。
先生と生徒が寝起きを共にする、その支えはキリスト教信仰。
本校の学院標語である「敬神」「奉仕」の精神が根底にある。
「敬神」「奉仕」とは、神様を敬い愛し、人に仕える事の出来る人。
そんな子どもになるように子どもたちを育てる。

【一人ひとりの個性を大切に育てる】
教科教育は子どもたちが生きていく上で大切な力を育てる。
それと共に、自分らしく生きていく力も必要
小学校時代は将来の目に見える成果を求められる時に向かって
活かす事の出来る準備の期間。
子どもたちは高学年の時間を中学受験にかけなくても良いので幸せ。
6年生は様々な行事に全力で取り組める。
この時期しかできない経験、学びができる。
中高部のホームページにもに載っている3月の高校3年生の進路を見ると、自分のやりたい事、なりたい者に対して主張があるのがわかる。
本学院の教師は一人ひとりの個性を大切に見守り、自分らしく生きていく力を身につけていく人間を育てている。

【教科教育について】
一クラス40人で全学年2クラス編成。他校と比べ少人数とは言えないが、
4年生以上は担任が国語と算数を担当。2つのクラスを2人の先生が見ている。
それに加え4年生以上全教科、教科担任制、個別指導の良さを活かしたティームティーチングも導入。基礎学力の充実を図っている。
担任だけでなく副担任もいるので、多くの先生に見てもらうことになる。
全く習ったことのない先生も名前を覚えてくれていて、全教員で全生徒を見ている。

【キリスト教教育についてのご理解とお願い】
本学院は、すべての教育活動の要となっているのが、キリスト教教育。
日曜日には教会出席を奨めているため、土曜日は休校としている。ご家庭の協力をお願いしたい。
強制ではないが、学院は日曜教会の意味を重んじ、とても大切にしている。
入学が決まったら、入学式までに自分の通う教会を決めてもらっている。
11月の入学考査までに教会に通う必要はない。
これまで一切キリスト教に接したことがないこと、ご家庭の宗教が受験の際に不利になることは一切ない。
学校では御言葉に従う、という学校の教育方針をご家庭が理解して下さればよい。

5.保護者から見た東洋英和女学院(保護者)

【小1、中1、高1に娘が在学中の母親】
小学校時代は楽しく勉強しながら根っこをつくる教育が大切と考えている。
国立、私立、公立の説明会に行った中で、休み時間の子どもたちの表情がとても楽しそうだった。その印象は間違っていなかった。3人とも学校が大好き。
現在高1になった長女が、小学部の一年生になってしばらくして「もうママは抱っこしなくてもいいよ、6年生のお姉さんに抱っこしてもらうから」と言った。
心配だった通学も多くの見守りの目があり、安心して通える。
中学受験もないので一度しかない貴重な子ども時代をお友達と思う存分過ごせる。
中学部に上がっても外部から来た友人たちとも更に充実した日々を過ごしている。

【小2に娘が在学中の父親】
入学して初めて親子で教会に通うようになった。洗礼は受けていないが、信じる対象を持つ事の大切さ、目に見えないものを信じる大切さ、神様との信頼関係が優しい心を育むという事を強く感じている。
この学校は保護者が子どもの学校生活を知る機会が多い。
様々な行事を通し、子どもの成長に目を見張ることも多くある。
英和の保護者の活動の一つとして父の会というものがある。
「できるひとが、できることを、できるときに」という方針で、時間と体力に余裕がある時に参加する。具体的な活動としては・安全な登校のための通学路立ち当番
・運動会・スキー教室・親子討論会の進行などがある。
これらに仕事などで培ったスキルを活かすことができる。
子どもの成長と共に希薄になりがちな父親の存在を感じてもらえる。
子どもがどのように過ごし、何をしているかが良くわかる、
開かれた学校生活を送る事ができる。

6.小学部からのお知らせ(村松時子教頭先生)

(1)小学部の安全対策
警備員が常駐。安産対策要綱も完備。
年数回の避難訓練に加え
毎年災害時引き取り訓練を実施している。
昨年の震災時には、この訓練を生かして引き取りを実施。
備蓄食料も活用。
下校困難の子どもたちを夜通し預かるなど、子どもの安全のために教師の行動というマンパワーがあった。

【防災】
・全員分のヘルメット・防災ずきん・年数回の避難訓練・緊急時引き取り訓練
・徒歩帰宅訓練・コース別親子集会・備蓄品完備
 (さらに種類・量ともに更に充実させる予定)
・緊急時メール配信
 震災後の保護者アンケートの要請で、昨年度より
・災害時使用のための携帯電話の所持許可
・ICチップによる登下校時通知メール配信を導入。

【防犯】
・校舎内に緊急通報ボタン設置
・全校生徒への安全指導。
 例えば安全マップ作りなど学年ごとの危機管理教育をしている。
・麻布署との連携、相談・六本木周辺40軒を超える子ども110番
・警備員、教職員による防犯体制

(2)今後の予定について
9月13日(木)13:00〜 入試説明会を実施。
願書の記入方法などについても説明するので、質問がある場合はこの日に。
それ以前の電話などでの問い合わせはご遠慮願いたい。
今後の予定についてはホームページにてお知らせするので、確認をしてほしい。

■学校紹介DVD上映(参加自由) 

●学校紹介DVD上演(17分)
OGである大和田美帆さんがナレーションを担当。
入学式からはじまり、学校生活の様子(算数、音楽、コンピュータ、英語の授業風景・児童と先生全員でいただく給食・終礼・掃除・クラブ活動など)、行事紹介(運動会・修学旅行・学芸会・美術展・クリスマス礼拝など)、卒業式とそのあとに行なわれる感謝のつどいの様子など。

■個別質問コーナー
説明会終了後、地下一階プレイルームに質問コーナーが設置され、個別の質問をする事ができた。

感想
六本木駅から徒歩5分、六本木ヒルズが校庭から一望できる都会の真ん中にありながら、緑が多い土の校庭を持つ学校。
授業公開では子どもたちの楽しそうな姿を多く見る事ができた。子どもたちは元気いっぱいで表情がとても明るいのが印象的だった。
学校説明会では、先生、生徒、保護者、多くの視点からの言葉を聴く事ができた。部長先生、教頭先生のお話しの時間は短く感じ、ハンドベルの美しい演奏、生徒の自分の言葉での素直なスピーチ、保護者の学校に対する思いと、まさに生徒が主役の説明会のようだった。そこからは「学校が大好き!」というメッセージが聞こえてきた。
学校紹介DVDは子どもたちの元気で明るく楽しそうな様子と個性を大切にしている学校の姿勢が伝わった。卒業式と感謝のつどいの様子では、児童や保護者がそれぞれの想いをインタビューされ涙を流しているシーンがあり、先生、生徒、保護者が一体となった温かい雰囲気に、説明会での「学校が大好き!」というメッセージがより納得できた。

早稲田実業学校初等部 

第1回説明会
2012年6月3日(土)10:00〜11:30(予定)

早稲田大学 大隈講堂にて開催。
2階席まで開放し、全員着座。
定員を超えたため、入りきれなかった参加者は小講堂に案内され、映像による参加という対応を取っていた。
同日13:00からは、第2回の説明会が同様の内容で行われる。

夫婦での参加が6割程度。
子ども連れは全体の2割程度と、他の説明会と比較すると多い印象。
男性はスーツ、女性は黒・紺系のワンピースやスーツ姿が多くみられた。カジュアルな格好の参加者は全体の1割程度。

【配布資料】
2013年度説明会資料(モノクロ4P)、学校案内(カラー20P)

【説明会の内容】

■早稲田実業学校校長 渡邉重範先生の挨拶

早稲田実業学校が創立されたのは1901(明治34)年。初等部は2002(平成14)年に開校し、第1期生は現在高等部2年生となった。早実初等部のスピリットの第一は、目の前のことにしっかりと向き合って、磨きあげること。

昨年の東日本大震災では当日約300人の生徒を一晩学校でお預かりし、翌日に全員無事に帰宅させることができた。本校では、小中高の生徒および教員あわせて3000人が3日間籠城することができる備蓄をし、災害時に備えている。安全が確保されるまで学校でお預かりするので、ご安心いただきたい。

早実の校長となり13年目。初等部から上は大学院生まで指導しているなかで、間違いなく言えることは、初等部でしっかりと基礎力を養うことが大切。
勉強というものは、ある段階から突然できるようになるものではない。初等部でやるべきことは初等部でやらなくてはいけない。一貫校に入ったから安心ではいけない。

一番難しい時期というのが中等部。お父さん、お母さんでも、どうにもならない。それを乗り越えて15の春がある。15の春とは危機的な時代の象徴であるとともに、それを乗り越えた時の言葉でもある。

人生の節所は目に見えないが、今、自分が苦しんでいることに真正面から向き合える力をつける。自分がもっとも苦しんでいることが、自分にとって一番価値があること。そういった節所を乗り越えられる人間に育ってもらいたいと願っている。

教師の要件として次のように言っている。
・教師は自分のすべてを生徒や学生の前でさらけ出すことができなければならない。
・ユーモアを解するセンスを持たなければならない。
・生徒や学生の意義申し立てをしっかりと受け止めるセンシティビティを持たなければならない。
・じっと待つ心を持つ。

■初等部校長 多宇邦雄先生のお話

昨日は5・6年生が神宮球場の早慶戦に参加。早実の卒業生がレギュラーで5人も出ており、一生懸命応援をしてきた。また、来週からは教育学部初等教育科の学生による教育実習が始まる。自分たちの何年か先の姿が目の前にあるということが、ある意味で早実の教育にとって大きい。

早実は早稲田大学の系列校である。大学にあるいろいろな系列校のなかで、初等部があるのは早実のみ。
初等部は、入学式を本日お越しいただいている大隈講堂で行い、卒業式は国分寺の学び舎から巣立っていく。

早実の中等部、高等部は、初等部と同じ国立のキャンパスにある。
駅からの通学路が同じなので、初等部高学年にもなると中等部のお兄さん・お姉さんとともにクラブ活動や勉強の話をしながら通学する微笑ましい姿を見ることができる。
学校行事においても、運動会は中・高等部のグランドを使用。先だっての金環日食も中・高等部のグランドから観察をした。いろいろな場で、中高連携を図っている。

早実初等部・中高等部・早稲田大学、人間は成長していく過程のなかで、その時に適した教育をしっかりと行うことが大切であると、私たち初等部では考えている。
学校選びの際に最も大事なのは、その学校がどういった教育を行っているか。どういう教育内容なのかを十分検討されたほうがよろしいと思う。
早実初等部では、高学年で専科制を敷いている。一般的に小学校は一人の担任がすべての教科を教えることとなっているが、本校初等部では理科、算数、体育、技術、音楽などを高等になればなるほど専科制を取り、より深く教科の内容を理解している。中等部へつなげる一つの方策として実施。
また昨年から国際理解教育として外国語活動を行っている。以前から国際理解教育は行っており、早稲田大学の国際交流センターから留学生を招き、英語圏やアジア圏の歴史や文化を留学生との交流によって学んできた。外国語活動は5・6年生を対象に、ネイティブの先生と担任、英語の講師という3人できめ細やかな活動を実施している。

このように早実初等部ではカリキュラムをしっかりと積み上げ、中等部、高等部、早稲田大学までを見据えながら教育を行っている。そのなかで、もうひとつ見えないカリキュラムがある。それは、先ほどお話した早慶戦をはじめ、早実の硬式野球部の大会、中高の運動会や文化祭で目の前で活躍する先輩の姿…、それらが何よりの教育ではないかと考えている。
また、駒ヶ根の広いグランド、体育館、宿泊施設も初等部で使用しており、自然のなかで活動することにより、精神的にも肉体的にも成長し、世の中で汗のかける人間に育っていけると思っている。

早実に入学試験に合格したい。目標に向かって努力をする、その思いが強ければ強いほど叶うもの。
子どもは将来伸びていく素材。ご家庭のなかでも、日常の小さなこと、皆が当たり前にやることを一生懸命にやることも、とても大切。
創立者の大隈重信はとても規則正しい生活をする人であった。子どもたちにとっても、大切なことだろうと思う。
ご家庭のなかで、自分のことは自分でやる、朝起きたらきちんと挨拶をするなど、小さなことを一つひとつ躾けていただきたい。幼い頃に身につけたことは、生涯自分のものとなるので、ご父兄の皆さまにはお願いしたい。

早実が好きで、早実で学ぶこと、早稲田大学で学ぶことが好きな子どもを、私どもはしっかりと育てていきたいと思っている。

■学校紹介 早実初等部の行事  ウサミ先生より

*学校行事の紹介の前に、制服を紹介。新入生の標準的なサイズと体格の大きな6年生のサイズを比較して提示

初等部の6年間は、制服のサイズに見られるような外面的な成長はもちろん、内面的な成長も著しい。子どもたちと接している者にとっては驚きの連続。

*映像にて、運動会、学習発表会の様子を紹介
運動会は、低学年の徒競走・綱引き、中学年の玉入れ・ダンス、高学年の騎馬戦、リレー、棒倒しなど。
大隈講堂で行われた学習発表会は、学年やクラス毎の劇や合唱など。

そのほか写真にて、入学したての1年生に6年生が行う本の読み聞かせ、6年生が1年生を率いるかたちで行われる校外学習の様子を紹介。上級生は下級生の面倒を見る、下級生は上級生の姿を目標にして捉えることで、互いに関わり合いながら学んでいくことを大切にしている。

*写真にて1年間の行事を紹介
入学式、1年生を迎える会、早慶戦応援、夏休み宿泊体験学習(5年志賀高原・4年駒ヶ根の施設)、運動会、6年生関西宿泊体験学習、学習発表会、卒業式

■学校紹介 早実初等部の1日(学習の様子について)
  カトウ先生より

1年生と6年生の算数のノートを比較して、6年間の成長を紹介。

*VTRにて早実の1日の様子を紹介
1年生の朝の会、2年生自然観察、中休み、3年生美術、4年生体育、給食、昼休み、5年生外国語活動、6年生算数

<朝の時間>
学級指導だけではなく、読書の時間を設けている。朝早くから図書室を開放。クラスにも多くの本を置いている。高学年は算数プリント学習で計算力・思考力を高めている。短い時間でも読解力・基礎力を養う指導を行っている。

<自然発見>
身近な自然を発見し、感じ方や触った感触を学ぶほか、自分が見つけてきたものをクラスの友達に発表する活動を行っている。どんな言い方をすればみんなに分かってもらえるのかを考えて発表するようにさせて、表現力を高める。

<国語>
国語の学習に重点を置くいている。正しい日本語を理解し発表していくことで、学習発表会の成果にもつながっていく。

<国際理解教育>
3年生から実施。早稲田大学国際コミュニティセンター(ICC)からアジアや世界各国の留学生を招き、授業をしてもらう。中学年では留学生の出身国の歴史や文化を紹介してもらったり、ゲームなどを通して世界に目を向けることができるようにする。高学年になると英語活動が始まる。ネイティブの先生たちによる授業のほか、ここでも留学生に参加してもらっている。会話を中心に物怖じせずに外国の人とコミュニケーションが持てる能力をつけることを目標としたカリキュラムを組んでいる。

<専科制>
美術、音楽、体育は1年生から全学年、3年生からは理科と書写が加わる。5年生からは家庭科、算数が加わり、さらに6年生では道徳も専科の授業となる。担任一人の目では見えない子どもたちの良い点、課題点を大勢の先生で見ることにより、一人ひとりによりよい指導ができる。

■入試関係 サイトウ先生より

本校の校訓「三敬主義」
他を敬し、己を敬し、事物を敬す。
この理念を持ち、日々子どもたちと学んでいる。

2013年度の募集人員は、第1学年のみ108名。
試験は1次・2次の2段階で行われる。
1次試験:11月1日(木)〜5日(月)のうちの1日を指定。
       男子から行われる。(本人のみの試験)
2次試験:11月8日(木)〜10日(土)のうちの1日を指定(本人および保護者の面接試験)
願書頒布:9月2日(日)〜9月28日(金)平日8:30〜16:30 初等部事務室にてのみ頒布
願書受付:10月1日(月)・2日(火)必着 郵送受付のみ

学校見学会:9月2日(日)9:00〜12:00(願書頒布もあり)
質問等は、初等部事務室まで電話で直接問合せを。

【所感】
定刻に開始され、終了したのは11時10分。当初1時間30分を予定としていたが、小さな子どもがじっと座って話を聞くには、ちょうどよい長さだったのではないかと思う。授業風景や行事を紹介する場面では映像や写真を織り交ぜられ、日々の生活の様子が伝わってくる構成となっていた。6年間の成長がよく分かり、入学したわが子と重ねて観賞していた保護者も多かったのではないだろうか。自分が苦しいことに真正面から向き合える強い心を育てていきたい。それを説くにあたり、渡邉校長は自らも一番苦しいこと(=禁煙)を昨年2月から実施したとのこと。時折笑いを誘う校長先生の絶妙な挨拶により、終始穏やかな雰囲気で進行した説明会であった。
(編集員I)

目黒星美学園小学校
学校説明会 2012年6月13日(水) 10:00〜

地下2階の体育館にて開催。
受付で来校者カードに記入をして入場。
子連れの参加者が1割程度。入学対象となると思われるお子さんのほか、赤ちゃんを含む妹や弟も一緒に連れてきた家庭もあった。

■配布物
学校案内パンフレット、学校説明会のご案内

【説明会の内容】
■学校長挨拶 シスター滝口ひとみ

ノーマ コーレット マレット作の詞、「最後だとわかっていたら」の一部紹介。
その日その日を丁寧に生きる、その人の存在を愛しむ事が大切。

キリスト教的な人間観、世界観により、子どもたちは皆、神様から望まれて生まれてきた、かけがえのない存在として神の愛に基づいた教育をしている。
子どもたちを神様の望む姿に成長させてお返しする、それが私たちの使命。

創立者ドン・ボスコが創り上げた「予防教育法」とは、 豊かな品性を兼ね備えた明るく誠実な児童を育てるために、宗教・理性・慈愛に基づいた全人間教育。
この実践として、良い物、美しい物、本物の魅力を体感させる教育を行っている。

また、信頼関係を大切にした教育方法でもあり「アシステンツァ」の精神を根底にしている。
アシステンツァとは「いつも子どもと共に」という考えを大切にしている。親しい交わりの中で相互信頼を育み、その中で子どもたちを内部からも成長させていけるようにする。

心の育成と学力、その両方を伸ばしていきたい。

■副教頭 田中先生のお話
<教育内容について>

アシンテンツァの精神を基に、先生が子ども一人ひとりを理解する。
「明るく、誠実な児童を育てる」という目標のもと、
・感謝の気持ちを様々な形で表現する
・自分の役割を理解し、責任を果たす
・人に愛された時の喜び、できる、わかる喜び、自分の喜びからみんなの喜びへ
という事を大切にしている。

<学年・クラスについて>
学年担任制のシステムをとっている。担任のほかに専科の先生を2名おき、できるだけ多くどもの大人の目で子どもを見られるようにしている。
おとなとの距離が近いので、変化にきめ細やかに対応。
1〜4年生までは男女共学。
5年生からは男女別クラス。
各教科のカリキュラムは共通だが男女の特性を考慮した指導を行う。

<校外学習>
2年生から行っている。
神様が創られた自然のなかで、他者とのつながりを考える。

<安全面について>
学校内に三日分の食料を備蓄。
子どもたちにはピンチクリアキット(防災セット)を持たせている。
緊急時メール配信システムを導入。
そのほか安全管理についてはホームページに掲載。

<入学時の低学年の生活>
ゴールデンウィーク明けまでは保護者の送り迎え。
それ以降は水曜日のみ3年生中心の縦割り下校。

本年度より、一年生限定で学童保育を試験的に実施。
ただし、5時30分までに児童引き取り可能者のみ。

<進学について>
女子については、多くの児童が推薦入学制度を利用して小中高一貫教育を受けている。
男子は他校受験。補習などで力をつける。
5年生では受験を意識した男性教諭だけの引率による5泊6日のサマースクールを実施。
ただし、サマースクールでは知識を詰めこむような事ではなく、受験に打ち勝つ強い心を育てることを目的としている。
男子クラスは他校受験を良い将来へのスタートのためのチャレンジと位置付け指導。

■教頭 石川先生のお話

<入試について>
以下の3点から判定している。
1. 集団生活における適合性
 ⇒みんなと一緒に行動できるか
2. 年齢に相応した発達
 ⇒自分の事が自分でできるか、話が聴けるか、指示に従えるか、伝えられるか
3. 学校と家庭の教育方針が一致しているか
 ⇒ ここを重視。面接を大切にしている

■学校生活の様子(DVD放映)
学園のあゆみ、授業風景、年間行事、課外活動、校外学習の様子などを紹介。
説明会終了後、10:50から始まっている3校時目を各自自由参観。

【所感】
一人ひとりの子どもとの触れあいを大切にしている姿勢が印象的。各授業に工夫があり、多くの角度からの質問は生徒の考える力を育てると感じた。
先生と生徒がお互いの間に愛情が生まれて信頼しあっていることで、子どもたちが安心してその能力を発揮できる環境であることが理解できた。自転車での来校者も多く見られ、近隣のご家庭からも注目度が高いことがうかがえた。

次回9月7日(金)は願書頒布を含む説明会。また、10月6日(土)に行われる運動会の見学も可能。未就学児むけの種目もあり、との事。

立教小学校

学校説明会(授業参観あり) 2012年6月7日(木) 

参加者は約1000名ほど。ご夫婦での参加者は3割程度。
参加者の服装は紺系スーツやワンピース。

■配布資料
学校参観プログラム、立教学院 総合案内、立教小学校 学校案内、立教学院NEWS、
立教SCHOOLS FORUM 案内

■当日の予定(プログラムより)
8:00〜 受付開始
8:20〜 児童朝礼
8:50〜9:30 1校時授業参観 各教室にて
9:40〜10:20 2校時授業参観 各教室にて
10:30〜11:20 説明会 講堂
11:30〜12:30 個別質問 3年、4年の各教室および中央外階段前にて
           学校DVD上映 講堂にて

■説明会内容
司会進行 オシダ事務長

●西村校長先生のお話
この時期の男の子は、夢中になって何かをするエネルギーを持っている。
体を動かしてしっかり遊べる子を育てたい。
中高に上がった時に頭でっかちな子にならないよう、友としっかり遊べる環境、学ぶことにわくわくできる環境を整えたい。
自ら行動し自分の言葉で表現できる子に育つようにと考え、自ら学ぼうとする環境を学校全体で作っている。
・毎日の日記(6年間)
・英語教育は1年生から→聞いて、言葉で表現できるように。
・舞台で劇やスピーチなど→できるだけ自分の考えで行動する力を身につけてほしい。
・キャンプ(軽井沢)
  縦割り班での活動→仲間として縦のつながりをもち、子ども同士でで学びあって
 ほしい。
・田植え・稲刈り→できるだけ本物を見せる。
・課外授業(スナッグゴルフ、フラッグ・フットボール)
  立教大の監督や大学生が指導してくれる。
  課外活動のスタッフは立教小のOBも多く、立教で小・中・高・大を過ごし、
 また小学校に戻ってきてくれる。
  その先輩達に子どもたちが憧れ、自身もまた卒業後に戻ってきてくれる
  また、教育学部の学生が指導に来てくれる等小中高大で協力し合っている。

学ぶことの楽しさを身につけてほしい。
勉強はつらいものではなく1年1年の積み重ね。
社会に出て大切な事は人と人とのコミュニケーションであり、
そのためには基礎の積み重ねが大切。
小中高大での積み重ねが根底となる。

立教大学に希望の学部がなく、ほかの大学へ進学する生徒もいるが、
自分の子供は6年間立教小学校で育てたいと立教に戻ってきてくれる。
とてもありがたいことで、それが立教の積み重ねた教育だと思う。

今は子どもにとってとても大切な時期。家庭が一番大切なので、ゆったり育ててほしい。
この一年元、元気よく楽しく育て、元気よく受験して頂きたい。

●小林チャプレンのお話 

立教小学校は日本聖公会属し、キリスト教に基づいた教育を行っている。
(聖公会は英国国教会から生まれた教派)

「どういう人に育てたいのか?」を「神様によろこばれる子ども」と位置付けている。
神様によろこばれる子どもとはキリストの愛を実践する人。
愛とは聖書では神様からの愛である。
神様を大切にする。人を大切にする。神様の存在を信じている。
なかなか難しいが、それに取り組んでいるのがこの学校である。

学校には色々な人がいて、自分とは違う見方の人もいるが、
それらを排除するのではなく、色々な意見を聞き、神の指し示す方向を考える。

小さな声の人の声を敏感に感じ取る。
声にならない声に目を向ける。
心の目を開くことによって、本当に困っている人に目を向ける。
目に見えないところの大切さを知る事。

「道を伝えて己を伝えず」
神様がよしとする道は伝えるが、自分のことは伝えなくてよい。

神に喜ばれる子をつくることに全力をつくす。
神が示す道へと導かれることを願っている。

 

●田代教頭先生のお話

*入試について
・受験番号は4月2日生まれから1番として4月1日生まれが最後の番号となる
・入学試験日:11月1日(木)と2日(金)の2日間
昨年度同様、第1日目が集団で絵本の読み聞かせ後、テスターから個別質問。
第2日目は知恵を見る作業考査や集団ゲームなどからみる、数量的能力、思考力、作業力。走ることを中心とした運動能力テスト。
今年度も概ねこの方針に従って実施する予定(1日目・2日目が前後することはあるかもしれない)。
訓練(受験対策)によって鍛えられた子ではなく、読み聞かせや自然の中での遊びの体験、お手伝いなどを介して行なわれる豊かな会話といったような日常生活を大切にしているご家庭のお子様、人の話をよく聞き、感性豊かに反応できて限度を知っているお子様を求めている。

*防災対策について
震災対応については震度7までに耐えられる。
現在、マイナス5度まで耐えられる寝袋を作成中。作成には立教の卒業生が関わってくれている。
備蓄倉庫があり、発電機も備えている。
放射能については、月に1回同じ人が同じ場所で図っており、異常な数値が出た際は大学からアドバイスを受けることができる。
震災の時、大学は帰宅難民を受け入れており、ここにいる限りは安全だと思う。

男の子の学校なので、トラブルや小競り合いはある。トラブルに上手に対応しながら社会性を身に付けていってほしい。
学校は心地よいサービスを与える場ではなく、社会性のトレーニングの場である。
協力して教育し、ともに信頼できるパートナーとしてやっていきたい。
担任を信頼し、ドンと構えることが出来る保護者の方が男子校には向いているのではないか。

【所感】
西村校長先生、田代教頭先生のお話から、元気でのびのびとした学校の雰囲気が伝わってきた。男子校ならではの雰囲気なのかもしれない。
課外活動においての大学との連携等、一貫校のメリットを学校生活の中で十分に活かし、また、それが学院全体にとって良い方向に作用しているようです。
防災対策については田代教頭先生が時間を取ってお話しされ、安心して子どもを通わせることが出来るよう、寝袋や備蓄品などしっかりとした安全対策を行っているようでした。
10月6日(土)に開催される運動会にはぜひご参加くださいとのこと。(※人工芝なのでハイヒールでの参加は不可)
説明会の最初と最後にチャプレンのお祈りがあり、立教小学校らしさを感じられる説明会でした。
(編集員S)

横浜雙葉小学校 

学校見学会 2012年5月15日(火)
学校内をグループごとに見学。1グループは25〜30名程度。
見学前、教室で校長先生からのお話あり。

■荒川健校長先生のお話
大正3年(1914年)に開校し、来年100年目を迎える。
創立以来、カトリック校として小学校6年生までの基礎・土台の教育を担当。
大切にしていることは特別なことではなく、基礎・基本を6年間でしっかり身につけること。
学習習慣をしっかり自分のものにすること。
与えられた課題に誠実に取り組む心を育てる。
授業は1コマ45分。1年生には少し厳しいかもしれないが、集中して聴く力を育てたい。
聴く力を育てることが、相手の考えを読み取る力、自分の考えを発言できる力につながる。
学習は予習より復習を大切に。学んだことを振り返り、余裕ができたら自主的な勉強へ。
全校で、運動会・学芸会・展覧会に力を入れている。
一人一人にそれぞれ得意な分野がある。与えられた恵みは何か。
また、劇をつくる、演奏する、競技で戦う等を通じて友と苦労を共にしたり、友達の良さを知る機会になると考えている。

■授業・施設見学
案内役の先生はグループに1人。
見学した授業
*生活科・国語・体育・図工 
施設
*教室・図工室・体育館・図書館・お御堂 など

■展示物見学・VTRでの学校紹介
フリータイム。自由にゆっくり見学できる。
先生が何人かいらっしゃって、個別に質問をされる保護者の方も。

 ◆展示内容
 *防災安全対策について
  セキュリティー対策など学校で実施している対策について。
  防災については、耐震工事は完了しており、東日本大震災の際も
 壊れた箇所はなかったとのこと。
 *制服
 *英語教育について
  3〜6年生まで週1回。
 主に音声学習を中心にネイティブスピーカーの教師と日本人の助手が指導。
 *吹奏楽団について
  5・6年生、70名による編成で学校行事や私立小学校音楽会などで演奏
 *自然を大切に
  1・2年の教室の横に約50mの人工の川が流れている。
  学級園・畑では花や野菜が育てられ、クラスやクラブで活用されている。
  瀬上自然の森公園に水田を借り、生活科で田植えから稲刈りまでを体験。

 ◆VTRでの学校紹介
 *学校の設立について
  390年前、ニコラ・バレ神父はすべての子どもが平等に学習できるよう、
  子どもの幸せを願い学校を設立する。
  その後、バレ神父様が設立した「幼きイエス会」のシスター方は世界中に広がり、
  日本にもシスターが派遣された。
  その中の一人、マザー・マチルドが横浜雙葉小学校の前身である横浜紅蘭女学校を
  創立。
  「徳においては純真に 義務においては堅実に」を校訓としている。

 *学校生活について
  朝のお祈りから始まる。
  朝だけでなく学校生活の様々な場面でお祈りは行われている。
  授業はTT制を積極的に取り入れている。教科の多くは専科制。
  図工・音楽の授業は、感性豊かな子どもを育てるために工夫されている。
  3年生からは総合学習の時間があり、自然・生命・世界など学年毎のテーマで
  学習している。
  5・6年生は週2回のクラブ活動。
  行事は、6月の運動会、11月の学芸会、
  12月のクリスマス会・お餅つき(お米を作るところからはじめている)、
  3月の卒業式など

 *校長先生のご挨拶
  「徳においては純真に 義務においては堅実に」の校訓のもと、
  子どもたちの成長を見守り、固有の恵みを輝かせることができるよう誠実に取り組み
  たいと思っている。
  各家庭でも、ありのままを受け入れ、子どもと語り合い、心を通わせ、自分らしくのび
  やかに生きていけるよう育てて頂ければ。いつも子どもの明るい笑顔がある家庭を。

【感想】
普段の学校生活を見ることができる良い機会でした。
授業で「はい!はい!」と手を挙げる活発な生徒さんの様子を見ることができました。
施設の中でも特に印象に残ったのは図書室で、入口の壁には一面かわいらしいイラストが描かれています。有志の保護者の方々で描いたイラストとのことでした。
図書室の中も、小さいお家のようなものがあったり、子どもたちが楽しめる工夫が満載でした。
校舎は新しくはないですが、きれいで清潔感があり、歴史と伝統を感じました。
編集員S

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