今回は「家庭での教育」をテーマに、理英会の宮内仁志先生にお話を聞きました。
Q.家庭での教育は、どのようなことをすればよいですか?
宮内先生:小学校に入学してからの生活を考えると、聞いたことを自分の中で消化して、行動に移せることが、全ての場面で求められます。学校側は、勉強だけでなく、友達とうまくやれるかどうかなど、その学校が望むカラーに合っているかを見たいのです。ですから、受験では、生活の中で行っている様々なことを、本番でも同じように出来るかが合格のカギとなります。そのために、家庭でできることはたくさんあります。
1.成長記録のメモを取る
まずは、お子さんのいいところをたくさん見つけましょう。見つけられるほど、子どもを伸ばすことができます。そのためには、「自転車に乗れた」「鉄棒ができた」など、成長を記録したメモを取ることが大切です。成長過程をメモしておくと、面接のときにも役立ちます。メモを振り返るだけでも、話せることがたくさんあるのです。