小学校受験をするなら、大学まで内部進学できる一貫校に通わせたいと思う保護者も多いでしょう。そこで、「お受験じょうほう」編集部が大学への進学に着目し、受験校の比較ポイントを解説します。Vol.2は、「慶應義塾大学編」です。
■幼稚舎と横浜初等部の大きな違い
慶應義塾大学へ内部進学できる道が開けている小学校は、慶應義塾幼稚舎(東京都渋谷区)と慶應義塾横浜初等部(横浜市青葉区)の2校です。しかし、2校には大きな違いがあります。幼稚舎から中学校へ進む際には、慶應義塾普通部(横浜市港北区)・慶應義塾中等部(東京都港区)・慶應義塾湘南藤沢中等部(神奈川県藤沢市)の3校から選択することが可能です。一方、横浜初等部の場合は、湘南藤沢中等部・高等部に進むことになります。横浜初等部に通えるエリアに住んでいても、中・高の6年間を湘南藤沢へ通い続けることができるかが、学校選びの重要なポイントとなるでしょう。