小学校受験をするなら、大学まで内部進学できる一貫校に通わせたいと思う保護者も多いでしょう。そこで、「お受験じょうほう」編集部が大学への進学に着目し、受験校の比較ポイントを解説します。Vol.2は、「早稲田大学・立教大学・学習院大学編」です。
■早稲田大学の場合
早稲田大学には、2つの附属校と5つの系属校があります。附属校は大学と経営母体が同一法人であり、卒業生は原則として全員同大学へ進学可能です。しかし、附属校には小学校がありません。系属校の経営母体は大学と別法人で、同大学への推薦枠数は、学校ごとに異なります。系属校のうち、小学校は早稲田実業学校初等部のみです。早稲田実業学校の高等部へ進めば、ほとんどの生徒が早稲田大学に推薦で入学することができます。しかし学部・学科は、高等部での成績などで判断され、人気の学部はボーダーラインが高いです。希望の学部・学科に入るためには、定期テストの結果などが重要となります。