聖徳大学附属小学校
礼を尽くす心、優れた知性、進んで勤労する心、
たくましい体を育てる
聖徳大学附属小学校は、聖徳太子の時代から受け継がれる「和」の精神を重んじ、教育方針として「礼節」「知育」「勤労」を掲げています。その教育実践においては、児童一人ひとりの個性を生かしながら思いやりの心や礼節を養い、学力を伸ばしています。
「礼節」の教育として、1年生から小笠原流礼法の授業を行っており、正式な和室で基本的なマナーや礼儀作法を身につけます。学習環境にも特色があり、普通教室は広々とした空間のオープンスペース方式を採用。のびのびとした環境の中で、確かな学力を養います。たとえば、物事を順序だてて考える力のつく算数を重視し、全学年が算数を週6時間学ぶほか、英語教育や、週4コマの理科（4～6年）、コース別授業（5･6年、国語・算数）も行っています。
体力づくりは、約10,000㎡のグラウンドが支えます。競技用トラックや広々とした芝生、アスレチック設備で思い切り運動したり遊んだりできます。
春
入学式と1年生を迎える集会が終わると、新入生も本格的な勉強が徐々に始まります。床の間や襖を備えた正式な和室の礼法室では、小笠原流の礼法授業を行います。5月の運動会、6月の望月校外学習（全学年）などを通して、学校生活になじんでいきます。
夏
日本の伝統行事や季節の遊びを学校行事に多く取り入れているのも、聖徳大学附属小学校の特色の一つです。こいのぼり集会や七夕まつりなどを通して、先生や友だちとの交流を深めながら日本の文化や風習を学んでいます。また、これらの行事を全学年縦割りで行うことで、お兄さんやお姉さんから受けた思いやりの心が身につき、自分も上級生になったときに、ごく自然な振る舞いとして、下級生の面倒を見ることができます。
秋
秋は体を動かしたり芸術活動を行ったりするのにふさわしい季節。行事も遠足や聖徳祭（舞台発表）が行われます。聖徳祭では各学年が楽器演奏や音楽劇、創作劇など見応えある舞台を披露します。「聖徳の子農園」では、みんなで作物を育て、収穫の喜びを味わいます。一輪車の技を披露する「一輪車大会」もあります。
冬
1月には吹奏楽クラブと合唱団が本格的なステージに立つ「吹奏楽の夕べ」があり、全校児童が鑑賞します。聖徳祭（展示発表）では、各学年の教室を利用し、図工・書写・社会科・家庭科の展示発表もあります。
トピックス
聖徳大学附属小学校の教育の大きな特色の一つが「明和班」活動です。全学年縦割りで班をつくり、年間を通してさまざまな活動を行います。月曜日から土曜日まで全校一緒にいただく「会食」では班ごとにテーブルを囲み、高学年の児童が配膳を行い、下級生の面倒を見ます。校外学習においても、上級生が下級生の世話をします。こうした「明和班」活動を通して、協調性や思いやりの心、勤労の心を養っています。
一年の行事予定
| ４月APR | ●入学式 ●1年生を迎える集会 ●明和班顔合わせ集会 |
|---|---|
| ５月MAY | ●こいのぼり集会 ●運動会 |
| ６月JUN | ●望月校外学習 ●親子会食会 |
| ７月JUL | ●七夕まつり ●プール |
| ８月AUG | ●夏休み |
| ９月SEP | ●勉強合宿 ●昭和班オリエンテーリング大会 |
| １０月OCT | ●親子音楽鑑賞会 ●聖徳祭舞台発表 |
| １１月NOV | ●一輪車大会 ●マラソン ●感謝の集会 |
| １２月DEC | ●行く年を送る集会 |
| １月JAN | ●書き初め展 ●吹奏楽の夕べ |
| ２月FEB | ●豆まき集会 ●聖徳祭展示発表 ●親子一日入学 ●卒業生を送るスポーツ大会 ●卒業生を送る集会 |
| ３月MAR | ●ひなまつり集会 ●引継ぎ集会 ●卒業証書授与式 ●シンガポール修学旅行 |
取材協力
聖徳大学附属小学校
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