城南学園小学校
未来で花を咲かせるために必要な資質(種)をたくさん手に入れることができる城南小の教育
大阪市南エリアの伝統校である城南学園小学校では、建学の精神である「自主自律」「清和気品」のもと、知・徳・体の調和がとれた人間教育を継続されてきました。新しい時代をのびのびと生きるたくましい子ども像を「実践力がある魅力ある子」と掲げ、先生方が一丸となって学校の活性化に励まれています。城南小で実績を重ねてきた魅力あるカリキュラムを「思考力」「人間力」「挑戦力」の3つのキーワードでわかりやすく再編。これからの時代に求められる力が自然に身に付く城南小のカリキュラムについて、河岡秀典教頭先生にお話を伺いました。
城南学園小学校教頭 河岡秀典先生のお話
• 小学校は未来に花を咲かせるために種を蒔く期間
• 実践力を身につけるさまざまなカリキュラム
• 世界に羽ばたく子を育てる英語学習
• 夢に向かってサポートする進路指導とキャリア教育
• 放課後のアフタースクールや課外活動が充実
• まとめ
城南学園小学校教頭 河岡秀典先生のお話
• 小学校は未来に花を咲かせるために種を蒔く期間
• 実践力を身につけるさまざまなカリキュラム
• 世界に羽ばたく子を育てる英語学習
• 夢に向かってサポートする進路指導とキャリア教育
• 放課後のアフタースクールや課外活動が充実
• まとめ
城南学園小学校 教頭 河岡秀典先生のお話
小学校は未来に花を咲かせるために種を蒔く期間
小学校時代は人間としての基礎基本を作る大切な時期です。児童一人ひとりの「こころ・からだ・学び」を大切にする教育を長年積み重ねてきた城南小の教育プログラムには、成長につながるたくさんの“種”があると河岡先生は話されます。城南小で育まれる子ども像を「実践力のある魅力ある子」と掲げ、“種”を自ら成長させられる児童をイメージしています。
「実践力のある魅力ある子」とは、例えば自ら進んで笑顔で挨拶ができる、友達が困っていたら自ら進んで助けられる、人が嫌がるようなことでも進んでできるような児童です。「自ら進んで」と重ねられるように、積極性がキーワード。城南小のカリキュラムには、自ら気づいて行動できる積極性を育む仕掛けがたくさんあり、小さな成功体験を重ねるなかで実践力が育まれると考えています。
また実践力を育むためには「思考力・人間力・挑戦力」の3つの要素が必要です。これら3つの力をバランスよく伸ばしていけるカリキュラムが6年間を通して展開されています。
「実践力を身につけた子どもは、自ら未来へと進んでいくことができます。心身ともに成長をとげる小学校の6年間は、種を蒔く時期。城南小でさまざまな学びや経験を種として、将来、自分らしい花に咲かせてほしいです」とお話されました。
「実践力のある魅力ある子」とは、例えば自ら進んで笑顔で挨拶ができる、友達が困っていたら自ら進んで助けられる、人が嫌がるようなことでも進んでできるような児童です。「自ら進んで」と重ねられるように、積極性がキーワード。城南小のカリキュラムには、自ら気づいて行動できる積極性を育む仕掛けがたくさんあり、小さな成功体験を重ねるなかで実践力が育まれると考えています。
また実践力を育むためには「思考力・人間力・挑戦力」の3つの要素が必要です。これら3つの力をバランスよく伸ばしていけるカリキュラムが6年間を通して展開されています。
「実践力を身につけた子どもは、自ら未来へと進んでいくことができます。心身ともに成長をとげる小学校の6年間は、種を蒔く時期。城南小でさまざまな学びや経験を種として、将来、自分らしい花に咲かせてほしいです」とお話されました。
実践力を身につけるさまざまなカリキュラム
城南小では1年生からiPadを活用した学習を展開しています。ICT教育が当たり前の姿になっている中、昨年度は5年生が総合的な学習の時間で興味深い活動を行い、大きな話題となりました。
注目されたのは、5年生が1~5年生向けに制作した学習アプリ教材です。アプリ制作に使用したのは感覚的にプログラミングを学べるアプリ「スプリンギン」です。数人ずつのチームに分かれ、国語、算数、社会、理科、生活の5種類が制作されました。子どもたちは試行錯誤しながら、お互いにアドバイスしながら、楽しんで開発を継続し、大人も顔負けのアイデア豊かな楽しい学習アプリが完成しました。課題がひとつクリアできれば問題のレベルがアップする、わからないところがあれば解説をつける、キャラクターを作ってヒントを出すなど、どの教材も創意工夫にあふれており、先生方も驚いたそうです。制作の過程では、児童同士で意見を出し合う交換会を行って積極的にブラッシュアップし、実際に完成した学習アプリを下級生の前で堂々とプレゼンテーションまで行いました。
この学習アプリ開発の取り組みはメディアに取材されたり、アプリを開発した企業で実践例として取り上げられたりと、思考力や挑戦力を高める新しい学びのスタイルとして注目されました。
注目されたのは、5年生が1~5年生向けに制作した学習アプリ教材です。アプリ制作に使用したのは感覚的にプログラミングを学べるアプリ「スプリンギン」です。数人ずつのチームに分かれ、国語、算数、社会、理科、生活の5種類が制作されました。子どもたちは試行錯誤しながら、お互いにアドバイスしながら、楽しんで開発を継続し、大人も顔負けのアイデア豊かな楽しい学習アプリが完成しました。課題がひとつクリアできれば問題のレベルがアップする、わからないところがあれば解説をつける、キャラクターを作ってヒントを出すなど、どの教材も創意工夫にあふれており、先生方も驚いたそうです。制作の過程では、児童同士で意見を出し合う交換会を行って積極的にブラッシュアップし、実際に完成した学習アプリを下級生の前で堂々とプレゼンテーションまで行いました。
この学習アプリ開発の取り組みはメディアに取材されたり、アプリを開発した企業で実践例として取り上げられたりと、思考力や挑戦力を高める新しい学びのスタイルとして注目されました。
世界に羽ばたく子を育てる英語学習
城南小の英語授業は基本的にオールイングリッシュで、低学年の時から活きた英語を学びます。授業のほかにも毎日20分、楽しみながら英語に触れる時間が設けられています。体験型の学習も重視されており、高学年になると学校を飛び出して、海外の方とのコミュニケーションを通して思考力・人間力・挑戦力を身につけます。長く続けられてきたこの学習では、奈良の東大寺、大阪城、関西国際空港と、海外旅行者が多い場所で実施してきました。英語で海外の方とのコミュニケーションにチャレンジするこの学習は、子どもたちに大好評なのだそうですが、実は先生たちにとっても英語でのコミュニケーションはドキドキの活動なのだとか。先生方が積極的にチャレンジする姿によって、子どもたちも勇気を出せる、そんなほほえましい場面もあるそうです。先生方と子どもたちの距離が近いことも城南小のひとつの特徴と、いつも河岡教頭先生はお話されますが、一緒にチャレンジしてくれる先生の姿に、自然と信頼や一体感が醸成されるのだろうと感じました。
夢に向かってサポートする進路指導とキャリア教育
城南小では自分の夢や将来について考える機会を多く用意し、自ら目標に向かえる力を育んでいます。その一つである「進学ゼミナール」は、有名進学校の先生をお招きして、生きていく上で役に立つことをお話していただきます。中学受験にチャレンジする児童が多いため、子どもたちの受験意識が自然に高まると好評だとか。5~6年生が対象ですが、保護者は学年に関係なく聴講ができるため、毎回、多くの方が参加され、子どもと一緒に進路について学ばれています。
また定期的な実力テストによって、個々の学力を把握し、成績をもとに具体的な進路指導も行われています。1~3年生は年度末に国算2教科、4年生以上は国算社理で、6年生になると年間6回行い、進路指導に活用します。また毎週月曜・水曜の放課後には特別講習を、夏休み・冬休みにも講習を設けてきめ細やかな指導が実施されています。
一方、キャリア教育もさかんです。医師や看護師、弁護士、裁判官、大道芸人、設計士など、さまざまな職業のプロフェッショナルにお話を聞く機会が設けられており、子どもたちは社会の第一線で活躍する方を間近に体感することが可能です。また1年に3回、教員が話をするさまざまなプログラムの中から自分が好きなテーマを選んで話を聞く「お話を聞く会」の実施など、年間20人を目標に、たくさんの方から話を聞き、社会や将来への興味関心を深めています。
また定期的な実力テストによって、個々の学力を把握し、成績をもとに具体的な進路指導も行われています。1~3年生は年度末に国算2教科、4年生以上は国算社理で、6年生になると年間6回行い、進路指導に活用します。また毎週月曜・水曜の放課後には特別講習を、夏休み・冬休みにも講習を設けてきめ細やかな指導が実施されています。
一方、キャリア教育もさかんです。医師や看護師、弁護士、裁判官、大道芸人、設計士など、さまざまな職業のプロフェッショナルにお話を聞く機会が設けられており、子どもたちは社会の第一線で活躍する方を間近に体感することが可能です。また1年に3回、教員が話をするさまざまなプログラムの中から自分が好きなテーマを選んで話を聞く「お話を聞く会」の実施など、年間20人を目標に、たくさんの方から話を聞き、社会や将来への興味関心を深めています。
放課後のアフタースクールや課外活動が充実
放課後にも充実した時間を過ごしてほしいと、平日は18時30分まで児童預かりが実施されています。他学年と交流しながら、安全な環境で安心して学びや遊びのひと時を過ごすことが可能です。学校や習い事の宿題のサポートや、書き方や毛筆、絵画や工作、月に1度実施するネイティブの先生とのお話し会、子ども会議など学校とは異なるプログラムが充実しています。
また課外活動もダンスやサッカー、英語、プログラミングなど、時代のニーズにあったクラブが実施されています。放課後を有効に活用できるため人気で、特に低中学年の利用が多いとのことでした。
また課外活動もダンスやサッカー、英語、プログラミングなど、時代のニーズにあったクラブが実施されています。放課後を有効に活用できるため人気で、特に低中学年の利用が多いとのことでした。
まとめ
伝統校としての城南小は今、若い先生方が中心になって学校を活性化する動きが盛んです。児童が下校した後に会議や研修を行い、先生同士がコミュニケーションしながら新しい意見を出し合い、チャレンジを積極的に行っています。例えば学校を紹介するイベントや説明会でも、以前は校長先生や教頭先生が中心だったところを、若手の先生方も参加し、積極的に現場の様子を発信しているそう。それによって学校のリアリティを伝えられる機会が増え、小学校受験を考える方により詳細な情報を届けることが可能になりました。興味を持たれた方は、お子様と一緒に、現場の先生から直接お話を聞かれることをおすすめします。城南小の実践力のある児童を育む教育に共感されるはずです。