阪急今津線「小林」駅から徒歩約7分にある小林聖心女子学院小学校の説明会に参加しました。駅から学校まで続く「みこころ坂」は、木漏れ日が降り注ぎ、春の新緑を感じながら歩きとても心地よかったです。
学校に着くと、案内役の児童がホールまで誘導してくれました。みなさん所作がとても美しい!説明会では、校長先生のお話の中に、変化し続ける予測不能の世の中、AIの台頭する時代だからこそ、人間とは何なのか?人間であることの意味がわからず子育てはできないとおっしゃっていました。どんな時代にも古くならない確固とした人間観を持って、21世紀を拓く女性を育てるべく進化し続ける学校でありたいとおっしゃっていました。
とても興味深い内容だったのが、卒業生(大学生)と先生との対談で、ジェンダーギャップについて触れられていました。男女共学ではなく、女子校で学ぶことは、女性としての特性を最大限に引き出し、生かす教育ができ、女性の持っている力を発揮しやすくなるのだそうです。日常生活で知らず知らずのうちに、男性の仕事、女性の仕事と勝手に分けてしまっているが、女子校であれば全てを女子が担うため、『女の子だから』といった固定観念がなくなり、力仕事・リーダーシップなども、自分のやりたいことを自然とできるメリットがあるといったお話をされていました。とても大学生とは思えないぐらい、芯がしっかりした受け答えをされており、参加者は食い入る様に話に聞き入っていました。学校の魅力がとてもよく伝わる内容でした。
授業体験もあり、英語の授業を見学しました。児童同士が英語で会話されるシーンも見られ、日頃から生きた英語を自然と使っているのを感じました。
学校近くにはマイヤークラブ(放課後児童クラブ)があります。自然環境豊かな教育施設「ロザリオヒル」の中で宿題をしたり遊んだりして放課後の時間を過ごしています。
今後も説明会が開催される予定となっています。ぜひ一度、学校の雰囲気や、先生や在校生のお話を聞くために、小林聖心女学院へ足を運んでみて下さい。
(編集部A・M)