箕面自由学園小学校は、2025年で100周年を迎えます。幼稚園から高等学校まである総合学園で、田中良樹校長先生は小・中・高と校長を兼任されております。次の100年へ向かって学園を一つにする為に、各校園との連携を深めているそうです。幼稚園の子に運動や工作を企画する交流、中学校のイベントに高学年が参加したり、放課後学童保育では、高校生のボランティアを募り、小学生の宿題を見たり、サッカーをして遊んだりして、共に刺激し合いながら、育て合う交流があるそうです。単なる異学年交流だけでなく、総合学園ならではの交流により、こども達がお互い育て合い、良い刺激となっており、着実に学びの土台がしっかり築けているそうです。特にリーダーシップが育まれていると感じますと田中校長先生はおっしゃっていました。
6年生の代表6名が日々の学園生活や勉強について詳しく教えてくれました。算数では、運動場の長さを測ったり、人間が走るとどれぐらいの速さで走る事ができるのか、渦巻線で猫の絵を描いてみたりと、面白そうな授業の話をしてくれました。「『体験と実践』を大切にしており、教科書からの知識だけではなく、体験的な学びから自分から学ぶ力や、失敗を恐れずチャレンジする強さを学ぶ事ができます。」と、三宅教頭先生はおっしゃっていました。
授業見学会では、1年生から6年生までの授業を参観しました。少人数で先生の目が行き届いた環境で授業が行われていました。2年生の英語では習熟度別にクラスが分けられており、アドバンスコースの児童は流暢な英語を話しており先生としっかり会話していました。
3年生の理科の授業では、先生が教壇で行う実験を児童は楽しそうに見ていたのが印象的でした。少人数で、元気よく、感じた事を自由に発表している姿が魅力的に感じました。
先日、フジテレビの「新しいカギ」に校長先生が出演されました。学園の楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
今後も説明会が行われる予定となっています。一度ぜひ箕面自由学園小学校へ足を運んで雰囲気を感じてみて下さい。
(編集部 A.M)