神聖な雰囲気が漂うオラトリウム(礼拝堂)で説明会が行われました。校長先生のご挨拶の中に、『ゾウの時間ネズミの時間』という本の内容を引用されたお話がありました。「子どもはよく怪我をします。それは子どもの視野が大人とは違っている事に所以します。小学校6年間の成長は著しく、学校が果たす役割は非常に大きい。大人の視野で児童を見るのではなく、児童と同じ目線に立ち、一緒に歩んで行く教育を行っております」とお話がありました。
生徒数が100名超と少人数でアットホームな雰囲気が特徴。学年に関わらず、姉妹の様に仲の良い『ゆりっ子』の動画を見せてもらいました。授業では、まず『個』でしっかり取り組み、自分の『学び(インプット)』を友達に伝えて、『対話(アウトプット)』し、次は一緒に『共同的な学び』へと繋げることをより一層重視しているとの説明がありました。
体験活動も大切にしており、その一貫として『ゆりっ子米プロジェクト』があるそうです。学校の一部に田んぼを作り、田植え、稲刈り、足踏み脱穀、調理を、児童が全て一から携わるそうです。手足で、土や泥の中を触り、踏む感覚を養い、上手くいくこと、失敗することを学びながら、人として大切な心を育んでいるそうです。
加えて、英語教育にも特徴があり、低学年から週3回、年間115時間と、英語の時間が多く設けられています。低学年では発音・発話を中心に、高学年では4技能に合わせて自己表現や英語のスキルアップを目指します。その他、学習発表会、多読、英語暗唱大会(レシテーション)など多彩な学習プログラムが準備されており、特に英検対策講座(5級〜2級)では、個々のレベルに合わせた受験対策が人気となっているようです。
放課後学童保育(ナザレトクラブ)の紹介もありました。両親の就労に関係なく、19時まで保育可能で、学校内で『習い事』のプログラム(英語教室、プログラミング、ストリートダンスなど)が行われるなど、内容が非常に充実しております。帰りはスクールバスを利用でき、送迎する手間なく安心安全に通える点が、保護者にとっては至れり尽くせりで、登録者は年々増加しているそうです。
受験スケジュールは、9/7(土):A日程、11/9(土):B日程、2/1(土):C日程となっています。百合学院小学校公式Instagramでも、日々の児童の様子を随時アップしております。また、随時入学のご案内は受付しているようなので、お電話の上、ぜひ一度学校に足を運んでみて下さい!
(編集部 A.M)