中学受験にも対応している教育の特色について、総務(広報)部長・細川雅史先生にお話を聞きました。
■ 淑徳小学校が考える「中学受験」
「本校は、私立中学校が入学に求める学力を身につけられるようにカリキュラムを作っています。ですから、子どもたちは中学受験対策を特別なことと考えるのではなく、学習活動の中で当たり前のこととして取り組んでいます。日頃の学習で学びを深めていくと、自然に中学受験に必要な力がついていくのです。本校では大乗仏教精神にもとづき、『感謝する心』『慈しみの心』『創造する心』を育んでいきます。『3つの心の育成』と『中学受験』の両輪が、人格形成へとつながっていくのです。自分の夢を実現させることは、簡単ではありません。困難や壁を乗り越えるために日々真剣に取り組んで、最後まであきらめずに努力を積み重ねることで自信を深め、大きく成長することを期待しています」(細川先生)
■ 中学受験に挑戦する児童の割合
ほぼ100%
※系列中学校に進学を希望する場合は、12月に内部選考試験が実施される。淑徳与野中学校の試験は、一般入試と同日。
併願も可能で、合格の権利を持ったまま他校を受験できる。
※系列中学校に進学を希望する場合は、12月に内部選考試験が実施される。淑徳与野中学校の試験は、一般入試と同日。
併願も可能で、合格の権利を持ったまま他校を受験できる。
■ 中学受験へのバックアップ
□独自カリキュラム
低学年から独自のカリキュラムに沿って毎日の授業が進められ、6年生の1学期には小学校の学習範囲のほぼ全てを終了。6年生の2学期以降は、復習、過去問演習、苦手分野の克服などに取り組む。
□オリジナル教材
国語は3年生から独自の言語テキストを使用し、4年生から読み取り専用の読解問題集に取り組む。算数は、1年生から学年に応じたオリジナル問題集を使用。理科・社会では、同校教員が自作した教材なども使用する。すべてのオリジナル教材に、中学受験で求められているレベルの問題が盛り込まれている。
低学年から独自のカリキュラムに沿って毎日の授業が進められ、6年生の1学期には小学校の学習範囲のほぼ全てを終了。6年生の2学期以降は、復習、過去問演習、苦手分野の克服などに取り組む。
□オリジナル教材
国語は3年生から独自の言語テキストを使用し、4年生から読み取り専用の読解問題集に取り組む。算数は、1年生から学年に応じたオリジナル問題集を使用。理科・社会では、同校教員が自作した教材なども使用する。すべてのオリジナル教材に、中学受験で求められているレベルの問題が盛り込まれている。
国算オリジナルテキスト
□習熟度別クラス
5年生の算数(2段階,のち4段階)、6年生の算数(5段階)と国語の読解(4段階)の授業は、習熟度別のクラス編成。
□夏期補習授業(国語・算数)
夏休み初日から7月末まで、6年生の希望者を対象に夏期補習授業を実施。毎日テーマを決めて実施するので、スケジュールに合わせて1科目だけでも、受講したいテーマの日だけでも受講が可能。
□校内実力テスト
6年生(4教科)は1学期に2回、2学期に2回実施し、進学指導の資料としても活用。蓄積された卒業生のデータをもとに、難易度表を独自に作成している。他学年は中間・期末テストを実施。1・2年生は単元別、3年生以上は学期に学んだ内容をテストする。
□ICTの活用
個別最適化されたプラットフォーム「まなびポケット」を全学年で使用。隙間時間には「スマイルネクスト」や「学研ニューコース」の問題演習で、苦手分野の克服や理解の確認を行う。理科では星座早見盤アプリ、英語では「英検ネットドリル」なども活用。
□同校の教員による補習授業(5~6年生の希望者)
通常の授業とは別のカリキュラムで、放課後に習熟度別(通常の授業と同じクラス分け)の補習授業(算数・国語)を実施。5年生は算数が週1回、6年生は算数が週1回、国語が週1回(週2回実施しているのでどちらか選択)。
□確認ミニテスト(6年生)
計算2題、漢字6題を毎朝15分間で実施。間違えたら合格するまで、その場でやり直すことを繰り返して力を定着させる。
□個人面談
全学年、年2回実施。6年生は希望があればさらに2回進路相談をプラス。進路に関する悩みなどを一緒に考え、家庭に寄り添ったサポートを行っている。
□面接練習(希望者)
同校の教員による面接の練習を実施。
□説明会
系列中学校の保護者向け説明会のほか、進学者の多い中学校が在校生向けに説明会を開催。
5年生の算数(2段階,のち4段階)、6年生の算数(5段階)と国語の読解(4段階)の授業は、習熟度別のクラス編成。
□夏期補習授業(国語・算数)
夏休み初日から7月末まで、6年生の希望者を対象に夏期補習授業を実施。毎日テーマを決めて実施するので、スケジュールに合わせて1科目だけでも、受講したいテーマの日だけでも受講が可能。
□校内実力テスト
6年生(4教科)は1学期に2回、2学期に2回実施し、進学指導の資料としても活用。蓄積された卒業生のデータをもとに、難易度表を独自に作成している。他学年は中間・期末テストを実施。1・2年生は単元別、3年生以上は学期に学んだ内容をテストする。
□ICTの活用
個別最適化されたプラットフォーム「まなびポケット」を全学年で使用。隙間時間には「スマイルネクスト」や「学研ニューコース」の問題演習で、苦手分野の克服や理解の確認を行う。理科では星座早見盤アプリ、英語では「英検ネットドリル」なども活用。
□同校の教員による補習授業(5~6年生の希望者)
通常の授業とは別のカリキュラムで、放課後に習熟度別(通常の授業と同じクラス分け)の補習授業(算数・国語)を実施。5年生は算数が週1回、6年生は算数が週1回、国語が週1回(週2回実施しているのでどちらか選択)。
□確認ミニテスト(6年生)
計算2題、漢字6題を毎朝15分間で実施。間違えたら合格するまで、その場でやり直すことを繰り返して力を定着させる。
□個人面談
全学年、年2回実施。6年生は希望があればさらに2回進路相談をプラス。進路に関する悩みなどを一緒に考え、家庭に寄り添ったサポートを行っている。
□面接練習(希望者)
同校の教員による面接の練習を実施。
□説明会
系列中学校の保護者向け説明会のほか、進学者の多い中学校が在校生向けに説明会を開催。
理社オリジナル自作プリント
■ お受験じょうほう編集部はココに注目!
●習熟度別クラスで細やかな指導
5年生の算数は、ゴールデンウィーク後に2段階(通常クラス3と学年混合クラス1)、2学期からはより細かく4段階の4クラス編成となります。6年生は5段階に分かれて、1クラスの人数を少なくすることできめ細やかに対応。6年生の国語は、教科書を学習する通常クラスのほかに週2時間、読解の授業があります。4段階のクラス編成で、読解問題に特化した授業です。上位クラスは、難しい長文や記述式問題の解答にも取り組みます。一方、読解が苦手な児童は、短い文章から読み取りのコツを学んでいくことで、受験にも通じる力を養成。習熟度別のクラス分けは、テストごとに再編成します。
●取り組んだプリントの量が自信に
通常の授業に受験対策が組み込まれているので、子どもたちは特別な意識をすることなく、たくさんの演習に取り組みます。学習してきたプリントファイルを受験直前に振り返ると、自分の身長ぐらいまで積み上がるほどの量です。多くの学習を積み重ねてきたことが、子どもたちの自信につながります。
5年生の算数は、ゴールデンウィーク後に2段階(通常クラス3と学年混合クラス1)、2学期からはより細かく4段階の4クラス編成となります。6年生は5段階に分かれて、1クラスの人数を少なくすることできめ細やかに対応。6年生の国語は、教科書を学習する通常クラスのほかに週2時間、読解の授業があります。4段階のクラス編成で、読解問題に特化した授業です。上位クラスは、難しい長文や記述式問題の解答にも取り組みます。一方、読解が苦手な児童は、短い文章から読み取りのコツを学んでいくことで、受験にも通じる力を養成。習熟度別のクラス分けは、テストごとに再編成します。
●取り組んだプリントの量が自信に
通常の授業に受験対策が組み込まれているので、子どもたちは特別な意識をすることなく、たくさんの演習に取り組みます。学習してきたプリントファイルを受験直前に振り返ると、自分の身長ぐらいまで積み上がるほどの量です。多くの学習を積み重ねてきたことが、子どもたちの自信につながります。
■ 進学先の一例(令和5年度)
□共学校
お茶の水女子大学附属中学校、渋谷教育学園渋谷中学校、渋谷教育学園幕張中学校、淑徳中学校、淑徳巣鴨中学校など
お茶の水女子大学附属中学校、渋谷教育学園渋谷中学校、渋谷教育学園幕張中学校、淑徳中学校、淑徳巣鴨中学校など
□男子校
麻布中学校、海城中学校、開成中学校、駒場東邦中学校、巣鴨中学校、筑波大学附属駒場中学校、早稲田中学校、早稲田大学高等学院中学部など
□女子校
桜蔭中学校、淑徳与野中学校、女子学院中学校、豊島岡女子学園中学校など
取材協力
淑徳小学校
〒174-8588 東京都板橋区前野町5-3-7 地図
TEL:03-5392-8866
FAX:03-5392-8860